必ず勃起するための正しいバイアグラの使い方。バイアグラの正しい使い方は、基本的にはセックスの1時間前の空腹時に飲むこととされていますが、デートをしていてセックスをする1時間前に空腹ではない方が多いかもしれません。バイアグラの効果は、正しい使い方をすると4時間から6時間程度持続するので、吸収する時間を考えて、食事をする30分から1時間前にバイアグラを服用して、効果が発揮されてから食事をすることもできます。
バイアグラは、状況に応じてフルパフォーマンスを発揮する使い方をすることが大切なので、セックスの1時間前にこだわらずに、空腹時に飲むということだけを考えて服用することも大切です。どうしても難しい場合には、バイアグラよりも持続時間の長いED治療薬を服用することもできます。
心筋梗塞や脳梗塞などを経験した人の正しい飲み方について
心筋梗塞や脳梗塞などの病気を経験すると、セックスに不安を感じる人が多くなって、EDになる割合が多くなる傾向にあります。
セックスをするときの心肺機能への負荷は、2階分の階段を早足で登る程度とされているので、階段を登ってもどうきや息切れがしなければ全力でセックスができます。
これらの人の正しいバイアグラの使い方は、健康な人と同じなのですが、病気の治療を終えてから半年以上経過しないとバイアグラを使うことができません。
バイアグラは正しい使い方をすれば確実に勃起ができる画期的な薬ですが、心臓や脳の血管に関連する病気をしたら、半年間は様子を見て、それからバイアグラを飲むのが正しい使い方です。また不安な気持ちが強い場合は、抗不安薬を併用することもできます。
狭心症で薬を服用している人の正しい使い方
心筋梗塞などは完治して半年経過すれば問題なくバイアグラを使えますが、狭心症でニトログリセリンなどの一酸化窒素供与剤を服用している場合も、使い方に気をつけなければ命にかかわります。
ニトログリセリンは、血圧を下げる作用があるので、バイアグラと同時に服用すると急激に血圧低下を起こして意識不明になるリスクが非常に高くなります。
狭心症の人のバイアグラの正しい使い方としては、ニトログリセリンを日常的に服用していることをパートナーに知らせておくということで、パートナーがバイアグラとニトログリセリンの薬名を医師に伝えれば、間違った使い方による意識障害だとすぐにわかるので、迅速な治療ができて、命の危険を回避することができます。
バイアグラを女性に飲ませるための正しい使い方
アメリカでは女性用のバイアグラが発売されていますが、ホルモンバランスを急激に変化させるので、激しい頭痛やめまい、吐き気の症状が出てしまう女性が多いとされています。
男性が飲んでいるバイアグラも正しい使い方をすれば、女性が飲んでも安全な薬なので、医師によっては女性のバイアグラ使用を認めています。女性の場合も使い方は男性と同じですが、勃起しないので、効き目はわかりません。
しかし空腹時に服用して、血中濃度が十分高まると、女性器に血液が流れ込むので、血管が拡張されることで神経が過敏になり、感度が良くなる可能性もあります。
使い方は簡単なのでぜひおすすめしたのですが、理論的に多くの医師が認めていても、エビデンス(証拠)がそろっていないので、通常は女性に飲ませることは認められていません。
バイアグラの効果を発揮するための正しい使い方のまとめ
バイアグラの正しい使い方は、セックスの30分から1時間前の空腹時に服用することですが、お腹の中に食事で食べた脂肪分が残っていると、腸内からの吸収ができないので、中途半端な効果しか発揮できません。
バイアグラは保険適用がないので、全額自己負担の高価な薬です。正しい使い方をして、効果を100%発揮しないと高いお金を払って勃起もできないというどうしようもない状況になります。
バイアグラの使い方は基本さえ守ればあとは難しいことはありませんが、他の薬との飲み合わせが悪いと、血圧が急降下してセックス中に意識を失う可能性もあります。またバイアグラを飲んで勃起できるからといって、体力的に無理なセックスをすると心臓に大きな負担になるので、年相応のセックスを心がける必要があります。