インフレ知らず悲観的…物価2%、ゆとり世代が壁
消費より貯蓄優先

2016/10/31 4:20 (2016/10/31 3:30更新)
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日本経済新聞 電子版
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 1990年代後半以降のデフレ下で育ってきた若者の消費がさえない。収入があっても貯蓄にお金を回しがちで、中高年が夢中になった自動車やステレオなど見向きもしない。日銀の物価2%目標のメドがいっこうに立たないのは、そんな「ゆとり世代」の冷めた物価観や消費行動が一因かもしれない。

 記者は1993年生まれの23歳。バブル経済もインフレも経験したことがない。物心ついたころには街中に100円ショップが立ち並び…

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