2016年10月31日11時32分
7月の参院選で、応援演説の見返りとして現金計10万円を受け取ったとして公職選挙法違反(被買収)の罪に問われたタレントの加藤善照(テレンス・リー)被告(52)に対し、東京地裁は31日、懲役10カ月執行猶予2年、追徴金10万円(求刑懲役10カ月、追徴金10万円)の判決を言い渡した。
中島真一郎裁判官は「不正な利益の授受によって選挙を歪曲(わいきょく)しようとする悪質な犯行だ」と非難した。
判決によると、加藤被告は6月下旬、東京選挙区に幸福実現党公認で立候補して落選したトクマ(本名・椙杜(すぎのもり)徳馬)氏(49)の応援演説を2回行い、陣営関係者から現金を受け取った。
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朝日新聞社会部