【特別企画】先進機能満載のオールインワンモデル
ハイレゾ、CD、レコードもこれ1台で! パイオニア「NC-50」であらゆる音源を味わい尽くす
土方久明
2016年10月31日
パイオニアのオールインワン型ネットワークCDレシーバー「NC-50」を土方久明氏がレビュー。ハイレゾからワイヤレスオーディオ、アナログレコードまで幅広い音楽ソースに対応した本機の実力を分析していく。
■多彩な音楽ソースがある現代だからこそ、オーディオ選びは難しい
テレビ放送は、アナログ放送からハイビジョンのデジタル放送へ、そして4Kへと進化してきた。同じように音楽のリスニングスタイルも時代とともに進化し、さらには多様化も進んでいる。
ハイレゾ音源をはじめとするデジタルファイルの再生は、今やオーディオのメインストリームである。SpotifyやApple Musicといった定額制の音楽ストリーミングも着実にここ日本でも浸透しつつある。ポータブルオーディオの流行はご存じの通りで、スマートフォンも今や立派な再生機器である。
その一方で、CDやラジオなど従来の音楽ソースにも根強い人気がある。アナログレコードは、むしろ今見直されて再び人気を博している。
このように音楽の楽しみ方が非常に多様化した今、限られた予算で様々な音楽ソースを楽しむためのオーディオ製品を買うとしたら、何を選べば良いのか? そんな問いに答える強力なモデルがパイオニアから登場した。ネットワークCDレシーバー「NC-50」である。
NC-50のリリースを知ったとき、その対応ソースの広さと優れた機能性に感心した。現時点で想定できる音楽ソースを幅広くカバーしつつ、オールインワン・モデルとして使いやすさを考慮した様々な機能が盛り込まれていたからだ。その優れたポイントを、まず最初に挙げておきたい。
・幅広いソースが再生でき、ハイスペックな最新フォーマットにも対応
・アンプ内蔵のオールインワン・モデルで、スピーカーを繋ぐだけで音がでる
・豊富な入力インターフェース。ワイヤレス再生も充実
・しっかりとした音質対策が採られている
・操作アプリ「Pioneer Remote App」が使いやすい
・ハイレゾ直接ダウンロード機能など音楽再生を手軽に楽しめる様々な機能
本記事では、NC-50でハイレゾからレコードまで再生するとどのようなサウンドが楽しめるのかをレポートしたいのだが、まずは上記のポイントについて、項目ごとに長所である理由を紹介したい。
・幅広いソースが再生でき、ハイスペックな最新フォーマットにも対応
NC-50の大きな魅力としてまず挙げられるのが、対応する音楽ソースの多さだ。PCMハイレゾ、DSDを含むデジタルファイルは、有線ネットワーク再生とUSBメモリー/ハードディスク(HDD)からの再生に対応する。本体にはCDドライブを内蔵しており、CDも再生できる。MMフォノ入力を備えており、レコードプレーヤーと組み合わせればレコード再生も楽しめ、FM/AMラジオのチューナーも搭載する。
スマートフォンやタブレットをBluetooth接続して、本機からワイヤレス再生することも可能だ。iOSデバイスからのAirPlay再生にも対応。加えて、Radiko.jpをはじめとするインターネットラジオの聴取も行える。
税抜10万円という価格を実現しながら、ファイル再生はハイスペックな最新フォーマットをカバーしており、PCMは192kHz/24bit、DSDは11.2MHzのネイティブ再生が行える。ファイル形式も定番のWAV/FLACに加えて、AppleロスレスやAIFFにも対応している。
手持ちのCDを楽しみつつ、同時に高品位なハイレゾ再生環境を構築できる。人気が再燃しているレコード再生にもチャレンジできる。日々、ファイル再生とアナログ再生の両方を楽しんでいる筆者としては、この価格帯でこれらを手軽に楽しめる製品が登場したことを嬉しく思う。ふだん使いに欠かせないワイヤレス再生をカバーしていることも見逃せない。
■多彩な音楽ソースがある現代だからこそ、オーディオ選びは難しい
テレビ放送は、アナログ放送からハイビジョンのデジタル放送へ、そして4Kへと進化してきた。同じように音楽のリスニングスタイルも時代とともに進化し、さらには多様化も進んでいる。
ハイレゾ音源をはじめとするデジタルファイルの再生は、今やオーディオのメインストリームである。SpotifyやApple Musicといった定額制の音楽ストリーミングも着実にここ日本でも浸透しつつある。ポータブルオーディオの流行はご存じの通りで、スマートフォンも今や立派な再生機器である。
その一方で、CDやラジオなど従来の音楽ソースにも根強い人気がある。アナログレコードは、むしろ今見直されて再び人気を博している。
このように音楽の楽しみ方が非常に多様化した今、限られた予算で様々な音楽ソースを楽しむためのオーディオ製品を買うとしたら、何を選べば良いのか? そんな問いに答える強力なモデルがパイオニアから登場した。ネットワークCDレシーバー「NC-50」である。
NC-50のリリースを知ったとき、その対応ソースの広さと優れた機能性に感心した。現時点で想定できる音楽ソースを幅広くカバーしつつ、オールインワン・モデルとして使いやすさを考慮した様々な機能が盛り込まれていたからだ。その優れたポイントを、まず最初に挙げておきたい。
・幅広いソースが再生でき、ハイスペックな最新フォーマットにも対応
・アンプ内蔵のオールインワン・モデルで、スピーカーを繋ぐだけで音がでる
・豊富な入力インターフェース。ワイヤレス再生も充実
・しっかりとした音質対策が採られている
・操作アプリ「Pioneer Remote App」が使いやすい
・ハイレゾ直接ダウンロード機能など音楽再生を手軽に楽しめる様々な機能
本記事では、NC-50でハイレゾからレコードまで再生するとどのようなサウンドが楽しめるのかをレポートしたいのだが、まずは上記のポイントについて、項目ごとに長所である理由を紹介したい。
・幅広いソースが再生でき、ハイスペックな最新フォーマットにも対応
NC-50の大きな魅力としてまず挙げられるのが、対応する音楽ソースの多さだ。PCMハイレゾ、DSDを含むデジタルファイルは、有線ネットワーク再生とUSBメモリー/ハードディスク(HDD)からの再生に対応する。本体にはCDドライブを内蔵しており、CDも再生できる。MMフォノ入力を備えており、レコードプレーヤーと組み合わせればレコード再生も楽しめ、FM/AMラジオのチューナーも搭載する。
スマートフォンやタブレットをBluetooth接続して、本機からワイヤレス再生することも可能だ。iOSデバイスからのAirPlay再生にも対応。加えて、Radiko.jpをはじめとするインターネットラジオの聴取も行える。
税抜10万円という価格を実現しながら、ファイル再生はハイスペックな最新フォーマットをカバーしており、PCMは192kHz/24bit、DSDは11.2MHzのネイティブ再生が行える。ファイル形式も定番のWAV/FLACに加えて、AppleロスレスやAIFFにも対応している。
手持ちのCDを楽しみつつ、同時に高品位なハイレゾ再生環境を構築できる。人気が再燃しているレコード再生にもチャレンジできる。日々、ファイル再生とアナログ再生の両方を楽しんでいる筆者としては、この価格帯でこれらを手軽に楽しめる製品が登場したことを嬉しく思う。ふだん使いに欠かせないワイヤレス再生をカバーしていることも見逃せない。
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