どんなボールペンを使ってきた?
皆様はボールペンにどのようなボールペンを使っている/使ってきたでしょうか。
愛用するものは時代によって変化するもの。文具もまた自身の置かれた環境によって使うものを変えていくものです。
かくいう私もいろいろな文具を使ってきました。中でもシャーペンやボールペンはメインで使用する文具となるので、それなりのこだわりを持って選択し使ってきました。
今回は使ってきたボールペンについての綴ってみました。主に使ってきたボールペンの個人的なレビューになりますが、使っていた時代を記載して、そのときにボールペンに対してどんなことを求めていたのかも書いてみました。
※シャーペンについては以前『中学時代に猛威を振るっていたシャーペン5本 』という記事を書いたので、是非御覧ください。
サラサ
中学時代から高校卒業まで使用。
そのときはボールペンよりもシャーペンにこだわっていました。当時はボールペンに対してはこだわりがなく、安くてスラスラ書ければそれでよかったのです。
だから安くてスラスラと書ける水性ボールペンのサラサを使っていました。
ジェットストリーム
大学一年から使用開始。通称『ジェスト』。
ジェストを購入するまで油性ボールペンは「よくかすれる」というイメージを持っていたのですが、ジェストは全く違っていました。とにかくスラスラとインクが出てくるのです。それはもう快適と言っていいほどにスラスラ。
ただ、乾くのが少し遅いかなあと感じました。
ここからいわゆる『なめらかボールペン』 にハマり始めるのでした。
SURARI
大学二年から使用開始。
油性のしっかりした手ごたえと、水性のさらさらした軽さを兼ね備えたエマルジョンインクを搭載したボールペン。ジェストから乗り換えた理由は、個人的にジェストよりも書き心地が滑らかだったから。
スラリの書き心地は素晴らしかったのですが、しかし通常の油性ボールペンやジェストよりも乾きが遅く、それがネックで乗り換えることに。
ビクーニャ
大学二年の夏から使用開始。
正確には私が使っていたのはぺんてるビクーニャではなく、無印良品のなめらかボールペン。当時の無印良品のなめらかボールペンはビクーニャと同じものを使用していたのでビクーニャとします!
書き心地やなめらかさはスラリの方が上でしたが、乾きも早く裏写りもしないのが魅力。当時は手帳にほぼ日手帳を使っていたのですが、ほぼ日手帳でも裏写りせず相性はバツグン!
非常に完成度の高いボールペンです。
アクロボール
大学三年から使用開始。
今まで使ってきたどのボールペンよりも滑らかな書き心地、そしてはっきりとした黒色で文字がくっきり見やすくなるのでビクーニャから乗り換え。なめらかボールペンの中では今でもアクロボールが一番好きです!
かなり濃いのでほぼ日手帳に書き込むと若干裏写りするのですが、圧倒的な書き心地となめらかさ、かすれることもなく、そしてジェストよりも乾くのが早く、とにかく素晴らしいインクなので愛用していました。
社会人2年半目で転職するまで使い続けます。
アーバン
ここで唐突に現れる高級ボールペン。イングランドの文具メーカー"PARKER"の『アーバン』。大学四年制の誕生日に当時の恋人からもらったので使っていました。
書き心地はなめらかボールペンの方がはるかに上を行っているのですが、プラスチッキーなボールペンと比較して圧倒的な高級感。学生という身分では周りに高級ボールペンを使っている人がいなかったので謎の優越感に浸れます…!
しかし普段使いには向かないと感じ、再びアクロボールを使うことに。アーバンは手持ちに「何となくこのボールペンでサインしたい!」というタイミングで使うようになりました。三井住友銀行で銀行口座を作るときにわざわざアーバンを使って用紙を埋めていった記憶があります。
ちなみにその子とは別れたので今はもう使っていません!くぅ!
フリクション
社会人一年目から使用開始。
おなじみ消せるボールペン『フリクション』。買った理由としては、「シャーペンよりもスラリと書ける」「消せる」の二点。正直なところ書き心地は好きではないのですが、シャーペン以上に素早く気軽にかけるので主に仕事のときに使っています。
ジェットストリーム
転職したタイミングでそれまで愛用していたアクロボールを誤って捨ててしまったので、新しいボールペンを買うことに。アクロボールを買うつもりが、よく行くホームセンターにアクロボールが置いてなく、ジェットストリームを購入。ここで「なめらかボールペンのシェアはジェストが一番なのか…」ということを察し、どこでも替芯が買えるジェストを使うように。
ピュアモルト
2016年の8月から使用開始。
プラスチッキーなボールペンの他にも高級感のあるボールペンが欲しくなり購入。PARKERのアーバンのような洗練されたデザインもいいのですが、木の風合い…それもウイスキーの樽を原材を使用しているのが渋くて格好良かったのでピュアモルトを選びました。 ちなみに高級そうなデザインですが、Amazonで購入すると1000円以下で購入できます。
プラスチックやメタルにはなく、木製だからこそ感じられる暖かみ…ピュアモルトにはそれがあるのだ。
なめらかボールペンと比べると書き心地は劣るのですが、 かすれることはないのでそこそこには満足。スタイルフィットシリーズのジェットストリームリフィル(SXR-89-07)を使い改造することで、ジェストの書き心地を実現したピュアモルトになるそうなので試してみようと思ます。
まとめ
ペン選びって楽しいですよね!他の文具も楽しいのですが、特にペンを選ぶときが一番ワクワクします!
私はスラスラ書けるということを重視してボールペンを選んできました。今はピュアモルトのような見た目が格好良いボールペンに落ち着きましたが…。ただ、なめらかボールペンの書き心地はやはり捨て難いので、ピュアモルトを改造してジェットストリームの軸芯を試してみようと思います!
かなり体感的なことも多いのですが、書き心地で最もお気に入りなのがアクロボール。次点でビクーニャです。 アクロボールはとにかくなめらかで字もしっかりくっきり。ビクーニャはなめらか且つ裏写りしにくいのが魅力的。ジェスト以上に書き心地が良いですね!
ちなみに、他にもいろいろ試しています。ここに書いていないものではパワータンクは個性的なボールペンでなかなか良かったのですが、メインで使うことが無かったため省略しました。寒いところでも、濡れた紙に対しても、パワータンクなら難なく書けちゃうんですよ。すごいボールペンです!
今後の予想は、おそらくプラスチッキーなボールペンではなく高級感のあるものを選んで使っていくかと。輸入ボールペンももっと試してみたいですね!いずれはボールペンではなく万年筆も…!?カクノを試したことがあるのですが、書き心地がいいんですよね、万年筆!
もちろん、 新しいなめらかボールペンが発売されたら飛びついてみますよ!