それを踏まえて教育部は、12月初めに討論会を開くという。“1919年派”と“1948年派”の論争が続いているなかで、公開的な議論を通じて沈静化をはかる狙いだろう。
ただ、韓国ネット民たちの反応を見ると、事態は簡単に収拾できるとは思えない。
「話にならない。独立運動をした人たちは外国人になるのか? 李承晩の国籍は? 国民の大多数が反対しているだろう」
「憲法の前文にも明記されている臨時政府の正当性を否定している」
「親日派の既得権勢力が最後まであがいているね…」
「1948年に建国としたい人たちは、それ以前は国がなかったから“国を裏切って親日をしていたわけではない”という名分がほしいんだろ」
「政権が変わったらすぐに廃止しろ」
そういった韓国ネット民の意見はあるものの、説得力を持つのはやはり「1948年建国」ではないだろうか。