「地味な仮装限定ハロウィン」に参加した【楽しすぎるハロウィン】

p1000687

こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。

ハロウィンといえばアレですよね。非日常体験の宝庫。派手な仮装やどんちゃん騒ぎの連続。

そんな中、あえて地味な仮装でハロウィンを楽しむ人達を皆さんはご存知でしょうか?

 

それが、「地味な仮装限定ハロウィン」です。

ピンとこない!という人のために、過去の様子を。

 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-30-21-42-19

左から、藤子F不二雄市役所職員青果店ヤンキー、の仮装です。

これは第一回のときの様子なのですが、こういう地味な仮装限定のイベントが、なぜかここ3年の恒例行事となっているのです。

 

僕は、去年このイベントについての情報を見かけた時、

堀元
何これめっちゃ行きたい!!

と思ったのですが、前日飲みすぎて寝過ごしてしまいました。

その悲しみを克服するべく、今年は万全のコンディションで挑みました。

 

そして、めちゃくちゃ面白かったので、レポートにします。

 

僕自身の格好

ちなみに、僕自身は「トイレのスリッパを履いたまま帰ってきちゃった奴」にしました。

p1000677

バストアップを見てもなんのこっちゃ分かりませんが、

 

p1000667

実はスリッパを履いています。

 

足元を見ないと何のことやら分からないという圧倒的な地味さで、地味界を席巻してやろうと企んでいました。

直前まで「駆け出しのジャグラー」とどっちにしようか悩んでいたのですが、より地味なスリッパの方にしました。

 

一緒に行った人

ちなみに、一緒に行ったのはブロガーののみさん(@thisisnomi3 )。

p1000661

 

堀元
ちなみに、のみさんの仮装は何なの?
のみさん
脇にワッペン貼ってある服を着て来たら、友人に「脇汗みたい」と指摘されて以降さりげなく隠してる人
堀元
……えっ!?
のみさん
脇にワッペン貼ってある服を着て来たら、友人に「脇汗みたい」と指摘されて以降さりげなく隠してる人
堀元
(世界観がすごいな…)

 

p1000673

ちなみにその問題の服を撮影されている様子がこちらです。

かなり分かりにくいですが、たしかに脇汗のようなワッペンがついています。

 

堀元
これは、実話ですか?
のみさん
いや、全然実話じゃないけど
堀元
じゃあこの服を持ってただけ?
のみさん
いや、私服にワッペンを縫い付けてきた。今日のために
堀元
脇にワッペン貼ってある服を着て来たら、友人に「脇汗みたい」と指摘されて以降さりげなく隠してる人をやるために?
のみさん
脇にワッペン貼ってある服を着て来たら、友人に「脇汗みたい」と指摘されて以降さりげなく隠してる人をやるために。
堀元
(世界観がすごいな…)

 

いきなりすごい人がいる

僕たちは開場の16時に合わせて行ったのですが、入るや否や衝撃の光景が飛び込んできます。

p1000679

五時八教図」の仮装です。

 

堀元
それ何ですか?
参加者
五時八教図の仮装です
堀元
五時八教図とは?
参加者
私僧侶なんですけど、僧侶になるために試験でこういうのが出るんですよ
堀元
対応するものを線で結びなさい、みたいな?
参加者
そうです。これを丸暗記しなきゃいけないんですよ。今回はその仮装をしてみました
堀元
なるほど…!
p1000681

五時八教図の人も脇に興味津津。

 

次に目に入ってきたのはこちら。

 

PARM

p1000684

PARMです。

 

p1000685

2ショットも撮りました。

 

p1000687

入らせてもらったりもしました。

 

このPARMの人、最初からめちゃくちゃ目立っていたのですが、圧巻なのはステージ上。

 

ステージの上で一人ずつ何の仮装かを話していくコーナーがあったのですが、

「これは何の仮装ですか?」と聞かれて「パルムです!!!」と答えていました。会場爆笑でした。

 

ありのままを答えただけなのに、こんなにウケるってすごいです。

元気よく「パルムです!」こんなもん笑うわ。

 

年配女性

p1000691

個人的に好きだった仮装はこちら。

年配女性」です。地味な仮装限定ハロウィンの良さってこういうことだと思う。

 

p1000696

話しかけたら、飴をくれました

こういう細かい仕掛けもあるの面白い。満点。

 

VRの人

p1000709

こちらは、VRを楽しむ人の仮装。(実際には何も見えていない

ちなみに僕も、何をやろうか悩んでいる段階で、同じことをやろうとしていました。

ティッシュボックスに紐を通して目に装着して、「PlayStation VRを楽しむ人」と言い張ろうとしていたのですが、やらなくてよかった。彼の方が圧倒的に高クオリティでした。

 

手に持ってるのがWiiリモコンなの、後からじわじわくる

 

堀元が感動した発想

僕が感動したのが、こちらです。

p1000710

これ、何かわかりますか?

一瞬考えてからスクロールして下さい。(堀元のポーズがヒントです)

 

 

 

 

 

正解は、リュークのリンゴです。

身体全部を捨てるという狂気の発想。これには勝てません。感動した!

 

 

ZOZOTOWNの読み込み中の人

p1000718

最初、てっきり「コナンの犯人役」だと思って

堀元
なんでえ!普通のハロウィンでもよく見かける奴じゃねえか!

と思ったのですが、ポイントはギターです。ZOZOTOWNの奴です。

踊る動きまで完全再現していました。

 

「世界に一つだけの花」のCDをめっちゃ買ってSMAPの解散を止めようとする人

p1000727

こちらのお姉さんは、世界に一つだけの花のCDを一つだけ買って、いっぱい持ってるように見せかけるためにジャケットをコピーしてCDケースを量産したそうです。

謎の準備作業をいとわない人が多くて、大変おもしろい。

たぶん、SMAPファンは「一本満足バー」は持ってないと思う

 

軽音サークルの新歓(ビラ配り)

p1000735

 

いる

何なら俺、大学一年の時にこの人にビラ配られた気がする。

 

手荷物検査の人

p1000739

「金属探知機、1500円で買えるんですよ」という情報を教えてくれた。たぶん僕の人生で一生使うことのない情報だ。

 

 

新妻

p1000742

爆笑した。言われてみれば新妻感がすごい

「独身です」とのことでした。

 

発育の良い女子小学生

p1000743

もう皆面白すぎるでしょう。反則だよこんなの。

実際には20歳とのことです。

 

レースのカーテンを引きちぎり、身にまとって歌いたくなった人

dsc_3193

「ジュディ・オング」かと思ったら、「レースのカーテンを引きちぎり、身にまとって歌いたくなった人」でした。実際家のカーテンを持ってきたからコストゼロとのこと。

ちなみにタイトルはうろ覚えです。確か「レースのカーテンを引きちぎり、身にまとって歌いたくなった人」みたいな感じだったと思う。

 

国会図書館でコピーしてくれる人

dsc_3190

国会図書館にホントにいる人らしいです。

国会図書館行ったこと無いけど、たぶんいるんだろうなという感じがするのが不思議でした。

 

調理実習の小学生

p1000793

小学生二人目。いる!調理実習ではりきる女子小学生だ!

 

進学校の生物の先生

p1000789

手に、生物の資料集とキムワイプを持っています。

p1000790

「キムワイプ、一枚あげますよ」と言われ、なぜか一枚もらいました。

 

p1000792

要らねえ…

 

 

友達の友達

p1000782

分かる。友達の友達にこういう顔した人いる。

明日、友達に紹介されても何ら不自然ではない。

 

あだち充

p1000799

サインまで練習してきたという、あだち充先生。

僕もサインしてもらいました。上手。

 

熱いんだか寒いんだか分からない人

p1000758

いますね。こういう人。

 

 

 

まとめ

非常に面白かったです。

自分には無い発想を聞くのも、「それの仮装しちゃうか…」という仮装を見るのも、何もかも面白い。

地味な仮装の人たちが織りなす、謎の交流も面白い。

来年も行きたい!と、心から思いました。地味ハロウィン最高!

 

 

アナザーストーリー

ちなみに、僕は「居酒屋のトイレのスリッパで家まで帰っちゃった奴」という設定なので、リアリティを追求するために、実際にスリッパで街を歩きました。

渋谷のオフィスからお台場まで、ひたすらスリッパで移動しました。

p1000627

(セルフタイマーで自撮り)

誰にも見えてないところで謎の努力をする、この精神こそが仮装だと思ったからです。

 

p1000629

スリッパで外を歩くと、「あれ?俺やっちゃってるな?」感が強いです。

この感覚は何なんでしょうか。ノーパンで外に出てるときみたいな、そこはかとない不安が僕を支配していました。

 

スリッパで、大地の変化を感じる

スリッパで外を歩くと、大地の変化に敏感になります。

堀元
お、ここアスファルトがボコボコしてるんだな

とか、

堀元
ここ微妙に坂になってるな

とか、普段分からない些細な変化に気づきます。

 

p1000633

あと、点字ブロックが痛い!!!

点字ブロックは、スリッパで外を歩く人に優しくないです。

「目が見えない人も安心して歩けるように」というバリアフリーの精神は、スリッパを履いている者にとっては、バリアフリーではないのです。

立場が変われば正義も変わる、ということを、今日の移動で気付かされました。

 

 

p1000647

ちなみに、階段の尖ったところを踏むと非常に痛いです。外の階段ってこんなに鋭利なんだな。

 

 

以上、地味な仮装限定ハロウィンでした。

楽しい一日だった!

 

 

世界を面白くしよう!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で堀元見@非日常クリエイターをフォローしよう!

広告