こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。
ハロウィンといえばアレですよね。非日常体験の宝庫。派手な仮装やどんちゃん騒ぎの連続。
そんな中、あえて地味な仮装でハロウィンを楽しむ人達を皆さんはご存知でしょうか?
それが、「地味な仮装限定ハロウィン」です。
ピンとこない!という人のために、過去の様子を。
左から、藤子F不二雄、市役所職員、青果店、ヤンキー、の仮装です。
これは第一回のときの様子なのですが、こういう地味な仮装限定のイベントが、なぜかここ3年の恒例行事となっているのです。
僕は、去年このイベントについての情報を見かけた時、
と思ったのですが、前日飲みすぎて寝過ごしてしまいました。
その悲しみを克服するべく、今年は万全のコンディションで挑みました。
そして、めちゃくちゃ面白かったので、レポートにします。
目次
僕自身の格好
ちなみに、僕自身は「トイレのスリッパを履いたまま帰ってきちゃった奴」にしました。
バストアップを見てもなんのこっちゃ分かりませんが、
実はスリッパを履いています。
足元を見ないと何のことやら分からないという圧倒的な地味さで、地味界を席巻してやろうと企んでいました。
直前まで「駆け出しのジャグラー」とどっちにしようか悩んでいたのですが、より地味なスリッパの方にしました。
一緒に行った人
ちなみに、一緒に行ったのはブロガーののみさん(@thisisnomi3 )。
ちなみにその問題の服を撮影されている様子がこちらです。
かなり分かりにくいですが、たしかに脇汗のようなワッペンがついています。
いきなりすごい人がいる
僕たちは開場の16時に合わせて行ったのですが、入るや否や衝撃の光景が飛び込んできます。
「五時八教図」の仮装です。
五時八教図の人も脇に興味津津。
次に目に入ってきたのはこちら。
PARM
PARMです。
2ショットも撮りました。
入らせてもらったりもしました。
このPARMの人、最初からめちゃくちゃ目立っていたのですが、圧巻なのはステージ上。
ステージの上で一人ずつ何の仮装かを話していくコーナーがあったのですが、
「これは何の仮装ですか?」と聞かれて「パルムです!!!」と答えていました。会場爆笑でした。
「何の仮装ですか?」
「パルムです!」#地味ハロウィン pic.twitter.com/8Js2Tntc7F— 堀元 見@非日常クリエイター (@kenhori2) October 30, 2016
ありのままを答えただけなのに、こんなにウケるってすごいです。
元気よく「パルムです!」こんなもん笑うわ。
年配女性
個人的に好きだった仮装はこちら。
「年配女性」です。地味な仮装限定ハロウィンの良さってこういうことだと思う。
話しかけたら、飴をくれました。
こういう細かい仕掛けもあるの面白い。満点。
VRの人
こちらは、VRを楽しむ人の仮装。(実際には何も見えていない)
ちなみに僕も、何をやろうか悩んでいる段階で、同じことをやろうとしていました。
ティッシュボックスに紐を通して目に装着して、「PlayStation VRを楽しむ人」と言い張ろうとしていたのですが、やらなくてよかった。彼の方が圧倒的に高クオリティでした。
堀元が感動した発想
僕が感動したのが、こちらです。
これ、何かわかりますか?
一瞬考えてからスクロールして下さい。(堀元のポーズがヒントです)
正解は、リュークのリンゴです。
身体全部を捨てるという狂気の発想。これには勝てません。感動した!
ZOZOTOWNの読み込み中の人
最初、てっきり「コナンの犯人役」だと思って
と思ったのですが、ポイントはギターです。ZOZOTOWNの奴です。
踊る動きまで完全再現していました。
「世界に一つだけの花」のCDをめっちゃ買ってSMAPの解散を止めようとする人
こちらのお姉さんは、世界に一つだけの花のCDを一つだけ買って、いっぱい持ってるように見せかけるためにジャケットをコピーしてCDケースを量産したそうです。
謎の準備作業をいとわない人が多くて、大変おもしろい。
軽音サークルの新歓(ビラ配り)
いる。
何なら俺、大学一年の時にこの人にビラ配られた気がする。
手荷物検査の人
「金属探知機、1500円で買えるんですよ」という情報を教えてくれた。たぶん僕の人生で一生使うことのない情報だ。
新妻
爆笑した。言われてみれば新妻感がすごい。
「独身です」とのことでした。
発育の良い女子小学生
もう皆面白すぎるでしょう。反則だよこんなの。
実際には20歳とのことです。
レースのカーテンを引きちぎり、身にまとって歌いたくなった人
「ジュディ・オング」かと思ったら、「レースのカーテンを引きちぎり、身にまとって歌いたくなった人」でした。実際家のカーテンを持ってきたからコストゼロとのこと。
ちなみにタイトルはうろ覚えです。確か「レースのカーテンを引きちぎり、身にまとって歌いたくなった人」みたいな感じだったと思う。
国会図書館でコピーしてくれる人
国会図書館にホントにいる人らしいです。
国会図書館行ったこと無いけど、たぶんいるんだろうなという感じがするのが不思議でした。
調理実習の小学生
小学生二人目。いる!調理実習ではりきる女子小学生だ!
進学校の生物の先生
手に、生物の資料集とキムワイプを持っています。
「キムワイプ、一枚あげますよ」と言われ、なぜか一枚もらいました。
要らねえ…
友達の友達
分かる。友達の友達にこういう顔した人いる。
明日、友達に紹介されても何ら不自然ではない。
あだち充
サインまで練習してきたという、あだち充先生。
僕もサインしてもらいました。上手。
熱いんだか寒いんだか分からない人
いますね。こういう人。
まとめ
非常に面白かったです。
自分には無い発想を聞くのも、「それの仮装しちゃうか…」という仮装を見るのも、何もかも面白い。
地味な仮装の人たちが織りなす、謎の交流も面白い。
来年も行きたい!と、心から思いました。地味ハロウィン最高!
アナザーストーリー
ちなみに、僕は「居酒屋のトイレのスリッパで家まで帰っちゃった奴」という設定なので、リアリティを追求するために、実際にスリッパで街を歩きました。
渋谷のオフィスからお台場まで、ひたすらスリッパで移動しました。
(セルフタイマーで自撮り)
誰にも見えてないところで謎の努力をする、この精神こそが仮装だと思ったからです。
スリッパで外を歩くと、「あれ?俺やっちゃってるな?」感が強いです。
この感覚は何なんでしょうか。ノーパンで外に出てるときみたいな、そこはかとない不安が僕を支配していました。
スリッパで、大地の変化を感じる
スリッパで外を歩くと、大地の変化に敏感になります。
とか、
とか、普段分からない些細な変化に気づきます。
あと、点字ブロックが痛い!!!
点字ブロックは、スリッパで外を歩く人に優しくないです。
「目が見えない人も安心して歩けるように」というバリアフリーの精神は、スリッパを履いている者にとっては、バリアフリーではないのです。
立場が変われば正義も変わる、ということを、今日の移動で気付かされました。
ちなみに、階段の尖ったところを踏むと非常に痛いです。外の階段ってこんなに鋭利なんだな。
以上、地味な仮装限定ハロウィンでした。
楽しい一日だった!
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