プロジェクタイルの作成
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プロジェクタイルを作った。
長さは2cmと決めたのだったが、先端が尖っているので先端も含めて2cmとすると少し物足りない気がする。そこで上の写真のように太さが大体半分になる位置までを2cmとした。結果、全長は2.5cmとなっている。
材料は普通の丸釘。直径は5.2mm。
ホームセンターで手に入る釘は角先或いは鋭角先のものしかないので先端を加工して砲弾型にする。旋盤を持っている人はそれでやれば良いが、私は持っていないので次の方法で加工した。
まず先端をヤスリで削りまくって砲弾型に近づける。どんな方法でも良いが、私は万力で釘を固定するのはやめた。どうしても鸚鵡の嘴のようになってしまうのだ。釘は手で持ち、先端に向かってブラッシングするようにヤスリで強くこすり続けることでなんとか砲弾型に持ち込めた。頻繁に形を確かめながら削る位置を変えてゆくのはかなり骨の折れる作業だった。旋盤が欲しい...。
どうにかこうにか砲弾型に荒削りしたところで、先端部分をボルトカッターで切断してボール盤のチャックにセットして回しながらヤスリを押し当てる。
これで随分滑らかになった。
次に防錆のために表面を酸化処理する。(防錆はやった方がいい。鉄釘の錆やすさはハンパない。ノーメイクで放置すると半年もすればガリガリに錆びる。)ガスコンロの炎に突っ込んで瑠璃色になるまで加熱して水に漬けて急冷する。割り箸に半円形のくぼみを掘って釘を掴むと良いだろう。割り箸は燃えないように濡らしておく。
そして先端をプロジェクタイルの長さ+1mm程に切断する。ボルトカッターの切断面は形状が汚いのでヤスリで削って平坦にするために1mmの余裕を持って切り取るのだ。プロジェクタイルを万力で固定(※万力の口にはゴムシートを貼っておいた方がいい)して目標の長さになるまで切断面を削りまくる。これは意外と楽な作業で、プロジェクタイルが面白いほどちびていく。

ヤスリがけした面も先程と同様に防錆処理しておくのを忘れないように。
次回は初段のコイルを作ろう。
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プロジェクタイルを作った。
長さは2cmと決めたのだったが、先端が尖っているので先端も含めて2cmとすると少し物足りない気がする。そこで上の写真のように太さが大体半分になる位置までを2cmとした。結果、全長は2.5cmとなっている。
材料は普通の丸釘。直径は5.2mm。
ホームセンターで手に入る釘は角先或いは鋭角先のものしかないので先端を加工して砲弾型にする。旋盤を持っている人はそれでやれば良いが、私は持っていないので次の方法で加工した。
まず先端をヤスリで削りまくって砲弾型に近づける。どんな方法でも良いが、私は万力で釘を固定するのはやめた。どうしても鸚鵡の嘴のようになってしまうのだ。釘は手で持ち、先端に向かってブラッシングするようにヤスリで強くこすり続けることでなんとか砲弾型に持ち込めた。頻繁に形を確かめながら削る位置を変えてゆくのはかなり骨の折れる作業だった。旋盤が欲しい...。
どうにかこうにか砲弾型に荒削りしたところで、先端部分をボルトカッターで切断してボール盤のチャックにセットして回しながらヤスリを押し当てる。
これで随分滑らかになった。
次に防錆のために表面を酸化処理する。(防錆はやった方がいい。鉄釘の錆やすさはハンパない。ノーメイクで放置すると半年もすればガリガリに錆びる。)ガスコンロの炎に突っ込んで瑠璃色になるまで加熱して水に漬けて急冷する。割り箸に半円形のくぼみを掘って釘を掴むと良いだろう。割り箸は燃えないように濡らしておく。
そして先端をプロジェクタイルの長さ+1mm程に切断する。ボルトカッターの切断面は形状が汚いのでヤスリで削って平坦にするために1mmの余裕を持って切り取るのだ。プロジェクタイルを万力で固定(※万力の口にはゴムシートを貼っておいた方がいい)して目標の長さになるまで切断面を削りまくる。これは意外と楽な作業で、プロジェクタイルが面白いほどちびていく。
ヤスリがけした面も先程と同様に防錆処理しておくのを忘れないように。
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