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中国にも軍事情報協定提案か 韓国
聯合ニュースは28日、韓国政府が日本と安全保障分野の機密情報共有を可能にする軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結交渉を再開させる方針を固めた一方で、中国にも同協定の締結を呼び掛けていたと、韓国政府消息筋の話として伝えた。中国側は反応を示していないという。
中国は米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に反発しており、聯合ニュースは「中国側は難色を示すと見られる」と伝えた。
消息筋は28日、同ニュースに、韓国政府が中国政府に最近、2012年以来2回目の提案をしたと明らかにした。別の消息筋は「(締結済みの)ロシアに加え、日中とも締結すれば、北朝鮮情報の正確を期す上で有用だ」と語った。(共同)