こちらの2記事、意識の高いコメントが集まっているけど、本当にそうなのかな。
僕は違うと思う。
おそらく、仕事を効率化して残業をなくしたいなんて、日本は思っていない。
ほとんどの会社では、みんな、残業をしたくてしてるんだよ。
だって、よく考えてみてよ。まともな会社なら残業したら二千円〜三千円もらえるんだよ。言いかた悪いけど、残業って、終わってから1時間ぶらぶらしてたら給料が増えるわけじゃない。
たとえば、定時が5時として、マイカー通勤なら道が混んでるとか、電車だったら時間が微妙とか、5時に退社するより、6時に退社した方が都合がよかったりって、絶対ある。
そしたら、ちょっと仕事をゆっくりして、6時に退社できるように調整したら、自分に都合よく帰れるのにプラスして、給料も2千円増えちゃう。
これって、20日出社して毎日やったら、毎月4万円も余分にもらえるんだよ。
4万って大きいよ。しかも、残業してがんばってるって評価までついてくるとしたら、残業ばんざいとしか言いようがない。
だから僕は、みんな残業をしたくてやってると思う。口では「残業で大変だ」と言いつつ、ウラでは所得アップのうまみに笑ってるんだよ。
それがバレるといけないから、残業大変とか、やりたくないけどやってる雰囲気を出してる。本当は余裕だけど、余裕だってバレると困るからね。
すべて返り討ち
僕は、そんなの許せないし、非効率だって思うから、そうゆう人間を見つけたら叩いてきた。「さっさとやろうぜ」って戦ってきたんだよ。でも、ぜんぶ返り討ちにあった。残業軍は巨大に組織化されて、圧倒的に多勢に無勢だった。なんと言っても残業代は、あいつらのデカい利権だからね。
そもそも、僕だって、雇われている側なのだから、残業軍に入隊すれば、その利権の恩恵を受けられたんだよ。
つまり、あいつらにとっちゃ、僕は理解不能な異分子だったんだ。だから「これって、無駄ですよね…」なんてつぶやいた日には、全員からフルボッコにされてた。
それが「残業」の真相なんだ。
わかったら、もう、手を出さない方が身のためだよ。