民進 蓮舫代表 教育支援を重点的に取り組む考え

民進 蓮舫代表 教育支援を重点的に取り組む考え
民進党の蓮舫代表は、東京都内で、塾に通うことが困難な中学生を対象に学習支援を行っているNPOの活動を視察し、返済の必要がない給付型の奨学金の創設などの教育支援を党の基本政策と位置づけ、重点的に取り組んでいく考えを示しました。
民進党の蓮舫代表は30日、東京・足立区で、ひとり親家庭や所得の低い家庭などの塾に通うことが困難な中学3年生を対象に、大学生らがボランティアで学習支援に当たっているNPOの活動を視察しました。

この中で、NPOの渡辺由美子理事長は「せっかく高校に進んだ優秀な子どもたちも、お金を借りてまで進学するのは申し訳ないと大学進学を諦めてしまう子も多い」と指摘し、返済の必要がない給付型の奨学金の必要性を訴えました。

この後、蓮舫氏は記者団に対し、「ようやく政府も給付型奨学金の創設にかじを切ってくれたが、成績要件など、まだまだハードルが高い。子どもたちの学びを支援するためには国が奨学金でしっかりとサポートすることが大事だ」と述べ、給付型の奨学金の創設などの教育支援を党の基本政策と位置づけ、重点的に取り組んでいく考えを示しました。