小池知事支援の区議7人 離党勧告に従わない方針
7月の東京都知事選挙で小池知事を支援し自民党東京都連から離党勧告を受けていた7人の区議会議員の1人が記者団に対し、7人全員で勧告には従わない方針を決めたことを明らかにしました。今後、東京都連が7人に対する最終的な処分をどうするかが焦点となります。
7月の東京都知事選挙で小池知事を支援した豊島区と練馬区の自民党の区議会議員合わせて7人は、自民党東京都連から党の方針に反したとして先月、離党勧告の処分を受け、東京都連では、7人が離党届を提出しなければ除名処分もありえるとしています。
離党届の提出期限を迎えた30日、7人の区議会議員の1人で豊島区の本橋弘隆議員は記者団に対し、「7人の話し合いで、離党届を出すのは控えようということになった」と述べ、7人全員で勧告には従わない方針を決めたことを明らかにしました。
東京都連内では、これまで「離党届が提出されなければ、粛々と除名処分にすべきだ」という声が根強かった一方で、「7人の後ろ盾となっている小池知事と決定的に対立する事態は避けるべきだ」という意見もあり、今後、東京都連が7人に対する最終的な処分をどうするかが焦点となります。
離党届の提出期限を迎えた30日、7人の区議会議員の1人で豊島区の本橋弘隆議員は記者団に対し、「7人の話し合いで、離党届を出すのは控えようということになった」と述べ、7人全員で勧告には従わない方針を決めたことを明らかにしました。
東京都連内では、これまで「離党届が提出されなければ、粛々と除名処分にすべきだ」という声が根強かった一方で、「7人の後ろ盾となっている小池知事と決定的に対立する事態は避けるべきだ」という意見もあり、今後、東京都連が7人に対する最終的な処分をどうするかが焦点となります。
小池知事「先方が決めること」
東京都の小池知事は都内で記者団に対し、7月の都知事選挙でみずからを支援し自民党東京都連から離党勧告を受けた区議会議員7人に対する最終的な処分について、「それは先方の自民党東京都連がお決めになることだ」と述べました。
自民 二階幹事長「東京都連が決めること」
自民党の二階幹事長は東京都内で記者団に対し、7月の東京都知事選挙で党の方針に反して小池知事を支援した区議会議員7人に対する最終的な処分について、「東京都連が決めることだ。区議会議員や47都道府県の県議会議員から市議会議員の動向まで党本部が把握することは不可能であり、『どうぞ、ご自由に』ということだ。東京都が発展することを考えれば、いろいろ考えがあるだろう」と述べました。