ブログの中の人(姫姉様)の頭の中が独特であると散々言われて来ました。
そんな私が今まで影響を受けた本を紹介します!
リリー・フランキーの人生相談
リリー・フランキーさんからは多大な影響を受けております。
地上最強のエッセイストと言われてるだけあって物凄い名言(迷言)がたくさん詰まってます。
「女子の生きざま」や「美女と野球」や「マムシのanan」なども貪るように読みました。彼の本を読んで文章の世界って自由なんだと感銘を受けたものです。
昔は意味が分からなくても、後後になって理解できるようになった迷言もあるので、時間差で読んでも新しい発見があります。
私という病
リリーフランキーさんから中村うさぎさんに興味が移ります。リリーさんの本は数が少ないのです。著者の中村うさぎさんはブランド狂いの借金地獄から、ホスト狂い、整形狂いなど一通り経験。はちゃめちゃな人生で自分自身を実験台に感じ取ったことを報告するように本に綴られています。
自己嫌悪の心理や他者への承諾などの分析は本当に繊細で心に響くものがありますふいに涙を流したこともあります。口に表現するのが難しい心の葛藤を代弁してくれます。
私は彼女の本はほとんど読んでますが、ライトに読みたいなら「ババァウォーズ」。
「鏡の告白」「さびしいまる、くるしいまる」「女という病」「愛という病」などオススメ。
悲しみよ、こんにちは
- 作者: フランソワーズサガン,Francoise Sagan,河野万里子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 文庫
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フランス文学の巨匠、フランソワーズ・サガンの本です。
処女作の「悲しみよ、こんにちは」は18歳の時に世界的大ヒットになりました。
サガンの書くブルジョワジーの世界観とかったるい感じと世の中を全て悟ったかのような知的なコメントが本当にカッコ良くて真理をついてました。サガンと言う人物に魅力を感じてました。
ひざまずいて足をお舐め
山田詠美は私の青春。日本版サガンって感じですが、山田詠美さんもサガンを読んで育ったので、影響受けているのも納得です。流れるような日本語の美しさを山田詠美さんから教わったと思うほど描写が美しいです。あまりの美しさに息を飲んで何度も読み返したものです。
「ひざまずいて足をお舐め」「僕は勉強ができない」「色彩の息子」「放課後の音符」「晩年の子供」などが好きです。初期は本当に神がかっていましたね。
自分の中に毒を持て
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 文庫
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芸術は爆発だ!で有名な岡本太郎さんの本です。
この本は読者さんに進めて貰って読んだら、私自身が本当に爆発してブログでブレイクしたキッカケに一役買った本です。前半だけでも読む価値ありです!
この本のお蔭で自分と戦うことを決めて自分の人生を変えて行けました。
新のぞき屋
探偵ものの漫画。名探偵コナンみたいな推理物でなくて、本当の探偵もので浮気調査とか人探しなどをします。漫画バージョンはもっと扇情的な表紙で読みにくく買いにくかったので、自転車で遠くの本屋まで立ち読みしに行っていたのは良い思い出です。
主人公の見の性格が私(姫姉様)に似ていると自分で思います。
明るくて社交的でいい加減なんだけど、人に心を開いてない人物を漫画で表現できるってすごいです。
夢喰見聞
すんごいマニアックな漫画ですが、めちゃくちゃ面白かったです。
主人公が夢と現実を行き来する一話完結型の漫画なんですが 、バッドエンドの回も多くて結末で驚く回数多数。レトロでミステリアスな雰囲気のイラストとよくマッチしてて本当にキレイです。今でも大好きな作品です!
封神演義
友達に貸して貰ってはまりました。
主人公の太公望と悪役ヒロインの妲己 が本当に好きで、この2人の性格のお蔭で暗くなりがちなストーリーが面白いものになったと思います。
カリスマ性の高いカッコイイキャラクターが多くて、人間のカッコ良さというのを封神演義から学んだ気がします。
好きなキャラが断トツ多いです!
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