http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/simonkaigi/index.html
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会会場として整備される「有明アリーナ」。
今回は前回(1)に引き続き、「技術提案型総合評価方式」と呼ばれる落札方法について、その「技術点」の検証を行います。
【都議会のドン:内田茂の五輪利権「有明アリーナ」の検証と真偽】
(1)東京都庁の「技術提案型総合評価方式」
(2)逆転落札を生んだ「技術点」の謎
(3)東光電気工事の監査役は「地方自治法」違反?

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/01/20q1f100.htm
設計・施工一括発注技術提案型総合評価方式の結果について
平成28年1月14日 東京都オリンピック・パラリンピック準備局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/01/DATA/20q1f101.pdf
有明アリーナ(仮称)(27)新築工事 P2 拡大
この「有明アリーナ」は、竹中・東光と鹿島の2JVが争った案件。入札額だけの標準的な落札方法ではなく、施工の提案内容に応じた「技術点」というポイントと合算で評価される手法を採用している。
発注額360.9億円(以下断りが無ければ全て税込。※P2は税抜)に対し、竹中・東光は360.3億円、鹿島は351億円と、鹿島JVの方が竹中より約9.3億円も安く札入れしている。
しかし最終的に落札したのは竹中・東光。9.3億円の差がありながら、「価格点」にはほとんど影響がなく、結果は「技術点」の差でほぼ直接決定されることになった。
この「価格点」算定の、入札方法から見た妥当性の疑義は(1)で説明した通りですが、今回着目するのはもう一方の「技術点」。
これが6.6点、金額にすれば約40億円もの差を生み出す次元のものだったのか。
・・・
上記資料には、続けて「技術点」に関する説明もあります。
この案件は、入札時に示した4つの課題に対する提案をさせ、その度合を課題ごとに点数化、合計60点満点の「技術点」を付与している。
落札業者決定のこの資料には、課題について上記の羅列しかなく、詳細は不明。公示時の仕様書に記載されていた可能性はありますが、非公開となっている現在では(開示請求をしない限り)知る由がありません。
課題1:設計・施工一括発注(異業種JV)の特徴を踏まえた取組
課題2:工事中における周辺地域の生活環境に配慮した取組
課題3:屋根架構の施工計画
課題4:現場の担い手の育成に向けた取組
・・・
課題に対する提案、60点と53.4点、・・・ん?
入札時の施工計画の提案で、どうやったら満点が付けられるんだ?
結果的に差がつかず、本件の確実な施工自体には関係がない課題4はともかく、
これまで前提の無いデザインビルド(DB)の遂行、
工事着手してみて必ず問題が噴出する周辺環境、
課題として挙げられる程度に検討が必要とされている屋根の施工、
これらの課題に対し、着手してもいない施工方法にどうして満点を付けられるんだ??
これらが竹中・東光JVに技術点「満点」を付けた学識経験者達。
管理人は建築はまったく専門外であり、この人物達も一切知らないものの、
有識者や学識経験者と聞くだけで、頭が痛くなってくる・・・
本ブログのメインテーマ「自転車政策の検証」、現時点で執筆のメインになっているのは、自転車の車道走行が安全であるかのような捏造を繰り返し、国土交通省や地方自治体の委員会に「学識経験者」として参加している不正研究者の糾弾。
学識経験者と聞けば、まずそのウソを疑う。自転車政策を検証していれば、いや現代社会に生きていれば、誰であろうと欠かせてはならない作業の一つ。
建築の門外漢である管理人には、上記学識経験者の検証は難しいものの、今回の採点に対しては疑義が浮かんでくる。
本案件の学識経験者の審査について、公表されている情報はたったこれだけ。
竹中・東光の提案が、何がどう具体的に「満点」がつけられるレベルで完璧だったのか。
そしてもう一方、鹿島の提案にどうのような不備が見られ「53.4点」だったのか、一切言及なし。
結局、佐野エンブレムやザハ新国立と同じ、選定は行政が用意した学識経験者のみが密室で行い、その過程が国民に伝えられることはない。
単に公開していないだけ、しかるべき学識経験者が正当な議論に基づき選定したと主張するかもしれない。
ならば、こちらの案件はどう説明をつける?
3施設のひとつ「海の森水上競技場」、東光電気工事が落札した有明・アクアティクス以外の残り一つ。(※前者二つと異なり、この海の森は電気業者のJV参加が要件でないため東光は対象外)
こちらは最初から入札希望者が1JVだったため競争無しで落札されたものの、評価点と審査結果を見ると、
・・・
入札額は発注額とほぼ同額の100%落札で、価格点はほぼゼロ。
そして問題は技術点、実質満点60点に対し、この大成JVはなんとたったの36点。満点の6割。
海の森は予定価格230億円なので、この技術点は金額換算にすれば140億弱、60%という低入札と同レベルに危惧される技術提案しかできなかったことになる。
しかしこの問題は、JVの提案力や点数ではない。この海の森は参加JVが一つ、そしてほぼ100%で入札しても6割程度の技術提案しかできない、採算性が非常に厳しい案件だったのだろうと想像できる。
真の問題は、審査委員会の評価。
点数6割の提案だったにも関わらず、評価で懸案事項への言及ひとつもなし。
そして有明の満点提案への評価の書きぶりとほとんど変わらない。
JV間の連携も取れ、施工方法の検討もなされ、性能評価も万全を期している、
この書きぶりでなんで60点中36点なんだ?
いや逆に、36点という低評価をつけた理由をどうして一切書かず隠蔽するんだ!?
そもそも、有明アリーナにはスポーツ用木製床の採用見送り、アクアティクスセンターには既存施設「東京辰巳国際水泳場」と併せた後利用問題や大会後の減築、2施設はこれら問題を抱えながらも基本的には建物を建てさえすればよい一方、海の森水上競技場は招致段階から整備費が7倍にも膨れ上がったという新規施設屈指の筋悪案件。
今回の海の森整備も水門等の整備が含まれており、開催決定後に突貫で設計したことを考えると、工事着手後にも相当の問題が想定されるのではないか。上記大成JVも、その問題を踏まえつつの苦渋の提案だった可能性がある。
それならば、施工業者が提案書で示した懸案事項を、審査委員会の評価とともにあらかじめ国民・都民に開示しておくべきではないのか。またしても問題が噴出した後に公表する気なのか、失態をセンスプや建築家に暴露され炎上を繰り返す気なのか。
学識経験者の審議の疑義のため引き合いにした海の森はここまでとして、有明に話を戻すと、
有明と海の森の両事例を鑑みると、この学識経験者による技術審査委員会の採点は、まったく信頼に足るものではない。
少なくとも重要な実態を一切情報公開していない以上、何を疑惑扱いされてもしょうがない。

そう、都議会のドン、内田茂の五輪利権だと騒がれようが、情報公開していないのだから反論の余地はない。
例えばこれはどうか。
有明アリーナは、久米設計が行った基本設計によって、このような屋根がくぼんだ四角形の建物になった。
しかし招致段階でのイメージはまったくの別物。
もともとは円形。それが設計で、”独特の屋根を持つ”四角形になった。



http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/simonkaigi/index.html
都立競技施設整備に関する諮問会議
http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/simonkaigi/01/index.html
第1回 平成27年10月9日
http://www.2020games.metro.tokyo.jp/docs/%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%9B%9E%E8%AB%AE%E5%95%8F%E4%BC%9A%E8%AD%B0_%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%97%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89%E3%80%91.pdf
有明アリーナ(仮称)(26)新築工事基本設計
そして評価資料を再度引用すると、
あのくぼんだトラスのような屋根は架設の施工方法がキーのようで、課題3にも挙げられている。
となれば、落札を希望する人物が、その人物が監査役として参画する企業の受注のため、その企業が入るJVの筆頭となる建築会社が最も得意な施工方法が必要となる建築構造を、基本設計段階で盛り込ませた。だから招致とまったく異なる形になった。
このような「疑惑」をどれだけ取りざたされようと、行政には反論の余地はない。国民都民に知られるべき情報を隠蔽しているのだから反論などできない。
竹中・東光JVの技術点が60点満点なのは、最初からデキレースだったのではないのか?施工の安全や進捗に絶対がない以上、その提案に満点がつくなどあり得ない。
真に建設に精通した専門家が、満点など付けることに疑問を抱かないのか?
東京都庁についても、落札方式、学識経験者による審議経過の隠蔽、そもそも久米設計の基本設計の成果についても生データは一切公表していないなど、その体質は本件でも露呈している。、
前回の価格点と、今回の技術点、「技術提案型総合評価方式」に係る両者の疑義についての検証はここまで。
これは内田茂の疑惑につなげることも出来るが、本質的には東京都庁の大型案件の発注形態について疑義を抱かざるを得ないもの。
その一方、検証シリーズ最後の次回は、内田茂が監査役を勤め、有明アリーナ・アクアティクスセンター両案件を受注した「東光電気工事株式会社」の情報を整理します。
(補足:今回資料を用いなかったアクアティクスセンターについては、3JVが参加し、東光のJVが価格点・技術点ともトップで受注している)
【都議会のドン:内田茂の五輪利権「有明アリーナ」の検証と真偽】
(1)東京都庁の「技術提案型総合評価方式」
(2)逆転落札を生んだ「技術点」の謎
(3)東光電気工事の監査役は「地方自治法」違反?
今回は前回(1)に引き続き、「技術提案型総合評価方式」と呼ばれる落札方法について、その「技術点」の検証を行います。
【都議会のドン:内田茂の五輪利権「有明アリーナ」の検証と真偽】
(1)東京都庁の「技術提案型総合評価方式」
(2)逆転落札を生んだ「技術点」の謎
(3)東光電気工事の監査役は「地方自治法」違反?
2.入札額の逆転落札を生んだ「技術点」 |
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/01/20q1f100.htm
設計・施工一括発注技術提案型総合評価方式の結果について
平成28年1月14日 東京都オリンピック・パラリンピック準備局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/01/DATA/20q1f101.pdf
有明アリーナ(仮称)(27)新築工事 P2 拡大
この「有明アリーナ」は、竹中・東光と鹿島の2JVが争った案件。入札額だけの標準的な落札方法ではなく、施工の提案内容に応じた「技術点」というポイントと合算で評価される手法を採用している。
発注額360.9億円(以下断りが無ければ全て税込。※P2は税抜)に対し、竹中・東光は360.3億円、鹿島は351億円と、鹿島JVの方が竹中より約9.3億円も安く札入れしている。
しかし最終的に落札したのは竹中・東光。9.3億円の差がありながら、「価格点」にはほとんど影響がなく、結果は「技術点」の差でほぼ直接決定されることになった。
この「価格点」算定の、入札方法から見た妥当性の疑義は(1)で説明した通りですが、今回着目するのはもう一方の「技術点」。
これが6.6点、金額にすれば約40億円もの差を生み出す次元のものだったのか。
・・・
上記資料には、続けて「技術点」に関する説明もあります。
この案件は、入札時に示した4つの課題に対する提案をさせ、その度合を課題ごとに点数化、合計60点満点の「技術点」を付与している。
落札業者決定のこの資料には、課題について上記の羅列しかなく、詳細は不明。公示時の仕様書に記載されていた可能性はありますが、非公開となっている現在では(開示請求をしない限り)知る由がありません。
課題1:設計・施工一括発注(異業種JV)の特徴を踏まえた取組
課題2:工事中における周辺地域の生活環境に配慮した取組
課題3:屋根架構の施工計画
課題4:現場の担い手の育成に向けた取組
・・・
P2拡大(再掲示)
課題に対する提案、60点と53.4点、・・・ん?
入札時の施工計画の提案で、どうやったら満点が付けられるんだ?
結果的に差がつかず、本件の確実な施工自体には関係がない課題4はともかく、
これまで前提の無いデザインビルド(DB)の遂行、
工事着手してみて必ず問題が噴出する周辺環境、
課題として挙げられる程度に検討が必要とされている屋根の施工、
これらの課題に対し、着手してもいない施工方法にどうして満点を付けられるんだ??
これらが竹中・東光JVに技術点「満点」を付けた学識経験者達。
管理人は建築はまったく専門外であり、この人物達も一切知らないものの、
有識者や学識経験者と聞くだけで、頭が痛くなってくる・・・
本ブログのメインテーマ「自転車政策の検証」、現時点で執筆のメインになっているのは、自転車の車道走行が安全であるかのような捏造を繰り返し、国土交通省や地方自治体の委員会に「学識経験者」として参加している不正研究者の糾弾。
学識経験者と聞けば、まずそのウソを疑う。自転車政策を検証していれば、いや現代社会に生きていれば、誰であろうと欠かせてはならない作業の一つ。
建築の門外漢である管理人には、上記学識経験者の検証は難しいものの、今回の採点に対しては疑義が浮かんでくる。
本案件の学識経験者の審査について、公表されている情報はたったこれだけ。
竹中・東光の提案が、何がどう具体的に「満点」がつけられるレベルで完璧だったのか。
そしてもう一方、鹿島の提案にどうのような不備が見られ「53.4点」だったのか、一切言及なし。
結局、佐野エンブレムやザハ新国立と同じ、選定は行政が用意した学識経験者のみが密室で行い、その過程が国民に伝えられることはない。
単に公開していないだけ、しかるべき学識経験者が正当な議論に基づき選定したと主張するかもしれない。
ならば、こちらの案件はどう説明をつける?
3施設のひとつ「海の森水上競技場」、東光電気工事が落札した有明・アクアティクス以外の残り一つ。(※前者二つと異なり、この海の森は電気業者のJV参加が要件でないため東光は対象外)
こちらは最初から入札希望者が1JVだったため競争無しで落札されたものの、評価点と審査結果を見ると、
・・・
入札額は発注額とほぼ同額の100%落札で、価格点はほぼゼロ。
そして問題は技術点、実質満点60点に対し、この大成JVはなんとたったの36点。満点の6割。
海の森は予定価格230億円なので、この技術点は金額換算にすれば140億弱、60%という低入札と同レベルに危惧される技術提案しかできなかったことになる。
しかしこの問題は、JVの提案力や点数ではない。この海の森は参加JVが一つ、そしてほぼ100%で入札しても6割程度の技術提案しかできない、採算性が非常に厳しい案件だったのだろうと想像できる。
真の問題は、審査委員会の評価。
点数6割の提案だったにも関わらず、評価で懸案事項への言及ひとつもなし。
そして有明の満点提案への評価の書きぶりとほとんど変わらない。
JV間の連携も取れ、施工方法の検討もなされ、性能評価も万全を期している、
この書きぶりでなんで60点中36点なんだ?
いや逆に、36点という低評価をつけた理由をどうして一切書かず隠蔽するんだ!?
そもそも、有明アリーナにはスポーツ用木製床の採用見送り、アクアティクスセンターには既存施設「東京辰巳国際水泳場」と併せた後利用問題や大会後の減築、2施設はこれら問題を抱えながらも基本的には建物を建てさえすればよい一方、海の森水上競技場は招致段階から整備費が7倍にも膨れ上がったという新規施設屈指の筋悪案件。
今回の海の森整備も水門等の整備が含まれており、開催決定後に突貫で設計したことを考えると、工事着手後にも相当の問題が想定されるのではないか。上記大成JVも、その問題を踏まえつつの苦渋の提案だった可能性がある。
それならば、施工業者が提案書で示した懸案事項を、審査委員会の評価とともにあらかじめ国民・都民に開示しておくべきではないのか。またしても問題が噴出した後に公表する気なのか、失態をセンスプや建築家に暴露され炎上を繰り返す気なのか。
学識経験者の審議の疑義のため引き合いにした海の森はここまでとして、有明に話を戻すと、
有明と海の森の両事例を鑑みると、この学識経験者による技術審査委員会の採点は、まったく信頼に足るものではない。
少なくとも重要な実態を一切情報公開していない以上、何を疑惑扱いされてもしょうがない。
そう、都議会のドン、内田茂の五輪利権だと騒がれようが、情報公開していないのだから反論の余地はない。
例えばこれはどうか。
有明アリーナは、久米設計が行った基本設計によって、このような屋根がくぼんだ四角形の建物になった。
しかし招致段階でのイメージはまったくの別物。
もともとは円形。それが設計で、”独特の屋根を持つ”四角形になった。
http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/simonkaigi/index.html
都立競技施設整備に関する諮問会議
http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/simonkaigi/01/index.html
第1回 平成27年10月9日
http://www.2020games.metro.tokyo.jp/docs/%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%9B%9E%E8%AB%AE%E5%95%8F%E4%BC%9A%E8%AD%B0_%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%97%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89%E3%80%91.pdf
有明アリーナ(仮称)(26)新築工事基本設計
そして評価資料を再度引用すると、
P2拡大
あのくぼんだトラスのような屋根は架設の施工方法がキーのようで、課題3にも挙げられている。
となれば、落札を希望する人物が、その人物が監査役として参画する企業の受注のため、その企業が入るJVの筆頭となる建築会社が最も得意な施工方法が必要となる建築構造を、基本設計段階で盛り込ませた。だから招致とまったく異なる形になった。
このような「疑惑」をどれだけ取りざたされようと、行政には反論の余地はない。国民都民に知られるべき情報を隠蔽しているのだから反論などできない。
竹中・東光JVの技術点が60点満点なのは、最初からデキレースだったのではないのか?施工の安全や進捗に絶対がない以上、その提案に満点がつくなどあり得ない。
真に建設に精通した専門家が、満点など付けることに疑問を抱かないのか?
東京都庁についても、落札方式、学識経験者による審議経過の隠蔽、そもそも久米設計の基本設計の成果についても生データは一切公表していないなど、その体質は本件でも露呈している。、
前回の価格点と、今回の技術点、「技術提案型総合評価方式」に係る両者の疑義についての検証はここまで。
これは内田茂の疑惑につなげることも出来るが、本質的には東京都庁の大型案件の発注形態について疑義を抱かざるを得ないもの。
その一方、検証シリーズ最後の次回は、内田茂が監査役を勤め、有明アリーナ・アクアティクスセンター両案件を受注した「東光電気工事株式会社」の情報を整理します。
(補足:今回資料を用いなかったアクアティクスセンターについては、3JVが参加し、東光のJVが価格点・技術点ともトップで受注している)
【都議会のドン:内田茂の五輪利権「有明アリーナ」の検証と真偽】
(1)東京都庁の「技術提案型総合評価方式」
(2)逆転落札を生んだ「技術点」の謎
(3)東光電気工事の監査役は「地方自治法」違反?
コメント