着物の生地は、色を染めた糸を織って作る「織物」と、白い布をいろいろな手法で染めた「染め物」、大きく分けると2種類あります。
織物は全国各地に有名なものがたくさんあります。
沖縄だけでも何10種類もありますが、これは琉球絣(りゅうきゅうがすり)という織物です。
沖縄に自生している植物で染めた糸を使って織り上げます。
染め物と違って、絣の生地はちょっとごわっとしていますが、素朴な温かみがあります。
大好きなこの琉球絣、どんどん着ようと思います。
夕べは、亡くなった父の関係の小さな集まりでした。
本来絣の着物は普段着ですが、今の時代は着物を着ているだけで「おっ」という感じなので、かまわず着ていきました。
羽織で温かく。
もちろん今回も当然のように邪魔するリキ丸とアユ。
帯を出した時点で、こま犬のようになって待ち構えています。
「早く着物も出すにゃ!!」
という心の声が聞こえます…