大西さん帰還へ 国際宇宙ステーション離れる10月30日 9時45分

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国際宇宙ステーションに滞在していた日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが、日本時間の３０日午後、地球に帰還します。大西さんが乗り組むロシアの宇宙船「ソユーズ」は、国際宇宙ステーションを離れ、このあと正午すぎに地球の大気圏に突入します。

宇宙飛行士の大西卓哉さんが、アメリカとロシアの２人の宇宙飛行士とともに乗り込んだロシアの宇宙船「ソユーズ」は、日本時間の３０日午前６時２０分ごろ、扉が閉められました。
そして、午前９時３５分に高度４００キロ付近を飛行している国際宇宙ステーションから離れました。

「ソユーズ」は、このあと日本時間の午後０時６分ごろ、エンジンを逆噴射してスピードを落とし、高度を下げていきます。
午後０時３３分ごろには、高度１４０キロ付近で、３つの部屋のうち、前後の２つの部屋を切り離し、真ん中の部分だけで地球の大気圏に突入します。

「ソユーズ」は、大気に高速でぶつかることで、およそ２０００度の高温にさらされ、それに耐えたあと、高度およそ１０キロ付近でパラシュートを開き、日本時間の午後０時５９分ごろ、中央アジア・カザフスタンの平原に着陸する予定です。