23日、作家の柳美里氏が自身のtwitterアカウントで、沖縄のヘリパッド建設工事反対派の抗議運動に苦言を呈した。

柳氏は「高江の農家、ヘリパッド抗議に苦情 県道混乱で生活にも支障」と題した、沖縄タイムスの記事を引用し「行って、見て、聞いてみないと、高江で何が起きているのかはわからないですね。流れてくる情報だけで、善悪や正邪は判断できない」と投稿した。


記事では、米軍のヘリパッドの建設に抗議が続く沖縄・東村の農家から、抗議派に対して苦情が出ていることを伝えている。抗議活動の「牛歩作戦」の影響で、地元民の生活にも支障が出ており、今や怒りの矛先は機動隊側から、市民側へ移っているのだという。



柳氏は記事を引用したツイートの後、すぐに別のツイートで「地元の人に迷惑がられたり、地元の人を敵に回す「運動」は、いかなる主張であっても、支持や賛同はできない」「地元の人の生活を荒らしてはいけない」と抗議運動について批判。

その後のツイートでも「仮に、その主張や行いが正しかったとしても、正しかったら何をしても許される、というわけではない」と苦言を呈している。

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