10月20日に当ブログでアップした「ソウル聖殿で劉正玉氏が原理本体論講義を行う(10月17日~19日)」という記事に韓国聖殿で頑張っておられる金フジオさんからコメントを頂いた。それは(おそらく)フジオさんが制作された以下の動画の紹介であった。
タイトル「重要なのは劉会長の原理本体論」。
ああそうなのか、と思いながら亨進ニムと国進ニムが英語で語るビデオを見ていてハッとした。 亨進ニムは「重要なのは劉会長の原理本体論」などといっておられないのだ。
おそらくフジオさん、もしくは英語を聞き取った方の聞き間違いだと思う。ただこういう指摘は私も翻訳をするのでよくわかるのだがブログというオープンな場で行わず密かにプライベートなチャンネルを通して知らせてほしいものだ。それで今まで思案して伸ばしてきたのだが、以下の理由からブログ記事にアップして告知効果を持たせる必要があるとの結論に達した。
【理由】
① このビデオの再生回数が1100を超え、かなりの人が誤解している可能性があること。
➁ 亨進ニムのみ言葉として非常に重要な内容であり将来にわたって誤解される恐れがあること。
さてビデオの表題にもなっている問題の部分はこれだ。
動画に記載されている聞き取られた英文とその日本語訳はこうだ。
You know Father used to him the OSDP. So the important thing is Yu’s OSDP.
「ご存知の通り、御父様は原理本体論を彼にさせました。だから重要なのは劉会長の原理本体論です。」
しかしよく聞くとわかるが正確には亨進ニムはこう言っておられる。
You know,Father used him for the OSDP. So the important thing is the OSDP.
「いいですか。(このYou knowは英会話でよく使う間投詞)お父様は原理本体論講義に彼を用いました。つまり重要なものは原理本体論なのです。」
少し技術的な話になるが、会話の常識として強調したい事柄は聞き取られやすいように強調して強く発話する。もし亨進ニムが誰もがする原理本体論ではなく劉正玉先生の講義こそが重要だとおっしゃるとすればYu’sがはっきりと聞き取れるはずだ。しかしそうなっていない。またYu’sもtheも1音節であるがYu’sのほうはYu’s(ユーズ)と長母音を含むので音が長く聞こえるはずだ。しかし聞いてもらえばわかるが音は極めて短い。
*ちなみにこの部分を念のため2人のネイティブ(アメリカ人)の方に聞いてもらったが2人共答えはYu’sOSDPではなくthe OSDPと聞こえるということだった。
幸い、動画制作者はこのセリフだけを抜き出して動画の最後に音量を大きくして強調しているのでそちらのほうが聞き取りやすい。
動画開始後1分30秒の部分をよく聞いてほしい。
結論:
つまり「原理本体論自体が重要なのだ」というのが亨進ニムのみ言葉だったのです。
真のお父様御自身が原理本体論の第一講師として直接任命された劉先生を低く評価し貶めたいなどとは夢にも思っていない。ついこの間もソウル聖殿で講義されている。
ただ重要なみ言葉の取違いを訂正したいというのがこの記事を書いた動機のすべてである。金フジオさんが気を悪くされたとすれば申し訳なく残念に思うが、しかしことは二代王の御言葉に関わる。どうかご理解お願いしたい。