【ワシントン共同】世界銀行は25日、世界190カ国・地域を対象にビジネス環境がどれだけ整っているかを調査した2017年版の報告書を発表し、日本は34位と前年より二つランクを落とした。1位はニュージーランドだった。
安倍政権は「20年までに先進国3位以内に入る」ことを目標に掲げているが、達成は依然厳しい状況だ。
日本は起業や資金調達がしやすいかどうかの調査項目で低評価だった。海外からの投資を呼び込む上で外国企業の日本進出が鍵を握るが、法人税改革や規制緩和など課題は山積している。
2位はシンガポール、3位はデンマーク。東アジアでは香港が4位、韓国が5位。