こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
『チャーリーとチョコレート工場』や『ビッグ・フィッシュ 』などで有名な鬼才ティム・バートン監督の最新作、
『ミス・ペレグリント奇妙なこどもたち』(原題:MISS PEREGRINE’S HOME FOR PECULIAR CHILDREN)。
日本での公開は2017年2月3日(金)からなのですが、ルワンダで上映していたので観てきました。
その様子は明日のブログでレポートしたいと思います。
Contents
あらすじ(導入部分のみ/ ネタバレなし)
(画像出典:映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』公式サイト)
フロリダで生まれ育った高校生のジェイクは、周囲とうまく馴染むことのできない内気な青年。
そんな彼の理解者である祖父がある日突然、謎の死を遂げる。
祖父の遺言に従い小さな島を訪れたジェイクは屋敷にたどり着く。
そこでは保護者のミス・ペレグリン(はやぶさ)と「奇妙なこどもたち」が暮らしていた。
危険を回避して平和に暮らすために永遠に1943年4月2日を「ループ」してくらすペレグリンと子供たち。
やがてジェイクはここの子供たちと心を通わせるのだが・・・。
予告編
原作はベストセラー小説の『ハヤブサが守る家』
ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」がこの作品の原作です。
内容紹介
大好きだった祖父の凄惨な死。
そこで見た悪夢のような怪物の影……。祖父の最期のことばを果たすべく訪れた、ウェールズの小さな島で見つけたのは、廃墟となった屋敷と古い写真の数々だった。
引用元:東京創元社
ニューヨークタイムズ・ベストセラーリスト52週連続ランクインのこの作品。
本は読んだことありませんが、調べた限りだと内容は映画と大きな違いはなさそうでした。
Amazonのレビューも高評価なんですが、ちょっとタイトルが質素なのがこの本がイマイチ人気の出ていない原因のような気がします…。
以下、ネタバレあり
↓
↓
↓
↓
感想
「奇妙なこどもたち」の能力にワクワク
この屋敷に住む12人のこどもたちは、それぞれが「能力」を持っています。
空気より軽く浮かないように鉛の靴を履いているエマ、
いたずら好きな透明人間のミラード、
体の中にハチを飼うヒュー、
人形やおもちゃに命を吹き込むことが出来るイーノック…。
最終的にはこれらの能力を駆使して迫る脅威「ホロウ」たちと戦うことになるのですが、
こどもたちの能力が戦闘用のいかにもなモノでなく、ちょっと不思議な能力なのがこの映画の世界観を創り上げています。
ペレグリンの強さと美しさ
はじめは時間に厳しくてちょっと怖い印象のミス・ペレグリン。
役者であるエバ・グリーンさんの目力が強すぎて最初敵キャラかと思いました。笑
でも厳しさの中にも子供たちを想うシーンが随所にちりばめられていて、
特に終盤でホロウと対峙した時に見せた強さはとても美しかった。
ストーリーは普通
ストーリー自体は特別どんでん返しがある訳ではありませんでした。
平和な日常⇒迫ってくる敵⇒乗り越える主人公と仲間たち
といったような一般的なパターン。
まあ世界観が特殊なので、話まであまり入り組んでいたら混乱しちゃいますからね。
これくらいで良かったのかもしれません。
総評
全体として「良かった」って感じです。
内容が「面白かった」という表現は少し違うかな。
映画館、そして3Dで観る事で映画の世界に入り込むことが出来たのでなんとか楽しめた。
映画館で観るならそんなに悪くはないけど、レンタルしてDVDなどで観るのは個人的にあんまりおススメしません。
つぎに読みたい⇒
「世界観が楽しい」といえばこの映画も外せませんね!