LC630を家庭内LANファイルサーバに


LC630をファイルサーバにします。
メモリ40MB、HD(IDE)40G、68040に換装、LC-PDSにイーサカードという構成。CD-ROMとFDははずしてあります。

外付けHDでLC630を起動して、ドライブ設定で内蔵HDを初期化。なぜか全容量38167MBになってる。

A/UX Root 1,000MB wd0a
A/UX Swap 100MB wd0b
A/UX User 2,000MB wd0g
A/UX Free1 35,000MB wd0h
HFS MacOS 66MB

こんな具合にパーティションを切ってみました。
インストールしたsetは以下のとおり。

Kernel
Base
System(/etc)
Compiler
Miscellaneous
Text tools

んで、インストール終わって無事再起動。NetBSDの起動を確認したら、MacOS(system7.5.5)をインストールします。
Booterのエイリアスを起動項目に入れて機能拡張マネージャですべてoffに。

NetBSD1.6の設定

# vi ~/.exrc
set number
まずviを使いやすく。

# useradd -m hoge-user
# passwd hoge-user
# usermod -G wheel hoge-user

# vi /etc/inetd.conf
ftp, telnetを使えるようにしときます。sshはまだよく分からないので当面はこれで。

iMacからtelnetでloginしてみます。おや? viで行番号がつかないですね、なぜ?
hoge-userのホームディレクトリにも.exrcをおきましたが、やはり番号つかないですね。

それはさておき、ftpでpkgsrc.tar.gzをget。
iMacのTerminalウィンドウでpkgsrcが展開されるのを眺めるのは、なんかドキドキだ。

tcshをインストール。chshでrootとhoge-user両方のシェルを変更。

ここでLC630本体を棚に移動します。モニタをはずしてキーボードだけ。

こちらにモニタなしでNetBSDを起動する方法が紹介されています。
http://www.jp.netbsd.org/ja/Ports/mac68k/faq/faq-6.html#ss6.19

コネクタピンの配置はこうらしいです。

4番と11番の穴にクリップを突っ込みます。
ところで私は勘違いして4ピンと7ピンをショートさせてしまいましたが、なぜか問題なく起動しています。まあ結果オーライということで。

35GBある/homeをマウントします。

# newfs -I /dev/rwd0h
#vi /etc/fstab
/dev/wd0h /home ffs rw 1 2(この1行を追加)
# mount /home

公開フォルダを作ります。
# mkdir /home/public
# chmod 777 /home/public

ここで気がついたのですが、/home/hoge-userがなくなっています。mount /homeしたせいでしょうか?
仕方ないので、
# mkdir /home/hoge-user
# cp /root/.* /home/hoge-user/
# chown hoge-user .*
みたいなかんじで対処しました。
mount /homeしてからuseraddすればよかったのかも。
(つづく)

(2002/12/2)


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