ナチの夢


昔見た夢の話。
ナチ・ドイツがでてきた夢なのだが、3本立てでかなり強烈だった。あまりに印象的だったので、いまだに忘れられない。

第一の夢。
古城か古い寺院の中、石造りの洞窟のような部屋に死体が山積みされている。自分も死体と一緒に横たわっている。離れたところに一人のナチ・ドイツ兵がいる。彼は槍のようなもので死体を突き刺している。死体が生き返らないように止めを刺しているのだ。彼は次第に自分の方へ近付いてくる。死体のふりをしていれば逃れられるような気もするが、駄目な気もする。自分はどうしたらいいのか迷う。
ここで第二の夢に移る。

第二の夢。
銃殺をする処刑場。
二人のナチ・ドイツ兵が目を血走らせて銃を乱射している。誰かを銃殺しているのだ。自分は恐くて、撃たれている人々に背を向けている。それでも血が流れてきて、それが自分の踵に生暖かく感じられる。
ここで第三の夢に移る。

第三の夢。
まるでインディ・ジョーンズの映画を見ているような夢。
嵐の夜に一機の軍用機が飛行している。乗っているのはヒトラー総統と側近たち、そしてアインシュタイン博士。
実はアインシュタイン博士は密かにヒトラーの暗殺を目論んでいた。いまそれが実行される。
博士は総統の左足の靴を奪い取ると、ハッチを開け、呪文を唱えながら機外に投げた。博士の計画はヒトラーを抹殺するために悪魔を呼び出すものだった。
すると機外からハッチに一人の人物が現れる。彼こそが博士の呼び出した悪魔だった。悪魔は総督と瓜二つだった。
ここであまりの恐ろしさに目が覚めた。悪魔が現れたときは、本当に恐ろしくて体が震えた。

こういう夢をみる自分をとても心配する。やはり邪悪な人間なんだろうか。
ちなみに自分の誕生日はヒトラーと同じ4月20日だ。(これって自慢なのか?)

(2003/3/15)


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