中村うさぎ大好きだ
中村うさぎ大好きだーーーーーーーーーーっ!!
もちろん中村うさぎのエッセイが大好きという意味なんですが、もう夢中である。
いま現在読んだのは、これだけ。
「だって、欲しいんだもん!」(角川文庫)
「パリのトイレでシルブプレ〜〜!」(角川文庫)
「だって、買っちゃったんだもん!」(角川文庫)
「こんな私でよかったら…」(角川文庫)
「うさぎの行きあたりばったり人生」(角川文庫)
「ショッピングの女王」(文春文庫)
「屁タレどもよ!」(フィールドワイ)
夢中といってるわりには、文庫本中心で我ながらセコい。
それでも夢中なのである。マンガは別として、あまり本を読み返さないワタクシが中村うさぎに関しては再読三読状態で、もう頭の中は中村うさぎフレーズで溢れかえっている。もしかしてマンガより面白いのかもしれない。
マンガより面白い。これはワタクシにとって最大級の賛辞です。
萩尾望都や大島弓子好きを告白している中村うさぎだけど、大島弓子とおんなじくらい奇想天外だ。いや中村うさぎは一応実話らしいので、もうこれは常軌を逸しているとしかいいようもないのだけど、とどまるところのない大爆走に諸手をあげて大声援ですよ。
それにネタも面白いけど、文章力もなかなかです。
「こんな私でよかったら…」に収録されている「軽トラ姐ちゃん暴走記」なんか、ネタとしてはカップルの痴話喧嘩なんだけど、ヴィヴィッドで小気味のいい表現には腹をかかえて笑い転げてしまったよ。
奇しくも今朝の新聞に中村うさぎの長篇小説の広告がでていたけど、いい文章を書く力のある人だから、これから文芸作品とか発表していって、だんだん「高級」な作家になってしまうのだろうか。林真理子みたいに。
それにしても、テレビにでていた中村うさぎはなんか「女帝」というかんじだった…
(2002/12/1)
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