埼玉県を中心とするうどんチェーン店の「山田うどん」は埼玉県民の県民食である。香川の「さぬきうどん」群馬の「水沢うどん」そして埼玉の「山田うどん」である。
関東以外での出店はまだない。
山田うどん愛好家である私がその特徴について語っていこうと思う。
1.メニューが豊富
うどんをはじめ、そば、ご飯もの、ラーメン、パスタと最早なんでもアリのラインナップを揃えており客を飽きさせない。
例えを挙げるとかつ丼セットというセットメニューが存在するのだが(かつ丼+うどんorそば)これがなんと790円とお得感がハンパ無いのだ。〇〇セットとなると大抵はご飯物とうどんorそばという糖質セットになるのだ。糖質のおかずは糖質…しかしこれがすんなり入ってしまうのが恐ろしい。まさにダイエットの敵である。
2.客への提供が早い
席に着くなり店員がお冷とともに注文を聴取、すかさず「かき揚げ丼セットで温そば」(私の18番)と注文。ものの数分で運ばれてくるのである。ちなみに「たぬきうどん」を注文した場合は1分以内で出てくることもあった。とにかく客への提供が早いのだ。それはなぜかと言うと
セントラルキッチン「入間工場」で製造され、関東一円の店舗に出荷される。
要するに工場で一括調理されており店舗では出荷された具材を解凍するだけで提供することができるのである。そのためどの店舗で食べても統一された味を頂くことができる。昼時ともなるとタクシードライバーやトラック運転手、営業マンなどで店はごった返す。山田うどんはfastフードなのである。
3.安い
価格設定もかなりリーズナブル
たぬきうどん280円
カレーライス420円
醤油ラーメン390円
カルボナーラ550円(パスタは一部店舗のみの扱い)
かき揚げ丼セット600円
チャーハンセット660円
ガテン系の人なら昼飯は間違いなくセットメニューでしょう。ガッツリ食べても700円程度なので財布に優しい。
4.味は?
うーん…味は正直微妙である。これといった特徴も見当たらない。ググってみると厳しい書き込みもある。お世辞にも「美味い」とはいえないが「うまい」のだ。しかし、まずくて「この店二度と行かね~」とはならない。
「今日は時間もないし山田うどんで済まそう」というレベル。(私個人的には麺類より丼物のほうが大変美味しく感じる)
「味」よりも「早い」「安い」が優先か…
5.客層は?
先にも述べたが昼時ともなればドライバーやガテン系といった男性客が多く単独での来店も目立つ。夕食時は家族連れが中心といった印象。小さいお子様でも食べやすいお子様メニュー(300円)が用意されており注文するとオモチャを貰えるのだ。うちの子は山田うどんの虜であった。将来は「山田うどんの店長になる~」と良く言っていた。
ただしカップルはあまり見かけない。これも私個人の印象だがデートでの店のチョイスに山田うどんの優先順位は低い。
お子様メニューはこのような感じ。他にカレーもある。
まとめ
山田うどんはチェーン店を着実に伸ばしている。いつかあなたの町でも見かけるようになるかも…私のおすすめの「かき揚げ丼」をぜひ食べていただきたいと思う。山田うどんのかき揚げ丼はかき揚げを卵でとじている。特製だれがご飯に染みて食欲をそそるのだ。
かき揚げ丼セット1010Kcal
早くて安くておなか一杯…これが山田うどんなのだ。埼玉に来た折にはぜひ足を運んでいただきたく思います。
ご視聴ありがとうございました。