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 中国の地方議会にあたる人民代表大会(人代)の選挙をめぐり、共産党の後押しを受けずに立候補を表明し、妨害を受けていた北京の「独立候補」18人が、警察当局から「あらゆる活動を禁じる」と通知されたことが分かった。

 18人は各区の人代選挙に立候補を表明し、住民らに政策などを訴えようとしていたが、当局に外出を妨害されたり、強制的に旅行に連れて行かれたりしていた。28日に通知を受けたリーダーの野靖環さん(63)によると、18人のうち数人は、31日から11月2日にかけて演説会の予定が入っていたが、候補としての参加も、別の候補の応援も禁じられたという。

 野靖環さんは「とても残念だが、これが今の中国の実態だ。警察が暴力をふるわなくなるなど進歩を感じた点もあった。5年後にまた挑戦したい」と話している。(北京=延与光貞)

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