本格的な冬の訪れを前に、岐阜県高山市の自動車専用道路で除雪作業の出発式が行われ、今シーズンの作業の安全を誓いました。
高山市の市街地と東海北陸自動車道の飛騨清見インターとを結ぶ「中部縦貫自動車道」は、冬のシーズン中、路面の凍結防止や除雪作業が行われます。
２９日、「中部縦貫自動車道」の除雪センターで行われた出発式には、国土交通省や除雪作業を請け負う建設会社などから約４０人が出席しました。
この中で、高山国道事務所の和賀正光所長が万全な態勢で除雪に臨むよう呼びかけ、地元の建設会社の代表が「無事故・無災害で除雪を実施します」と作業の安全を誓いました。
このあと作業員たちは、路肩の雪をはね飛ばすことができるロータリー除雪車や、凍結防止剤を散布する車などを念入りに点検し、出発していきました。
高山国道事務所の山腰隆信副所長は「冬道を走る際には、タイヤチェーンの装備をあらかじめ確認し、道路情報を収集して安全運転に心がけて欲しい」と話していました。