小池政治塾を飯島勲氏が批判「犬猫じゃあるまいし…」東国原氏も同調

2016年10月28日13時51分  スポーツ報知
  • 東国原英夫前宮崎県知事

 30日に始まる東京都の小池百合子知事(64)の政治塾「希望の塾」について、内閣参与の飯島勲氏(71)と東国原英夫前宮崎県知事(59)が28日に放送されたフジテレビ系情報番組「バイキング」(月~金曜・前11時55分)内で批判を繰り広げた。

 小池氏は新党立ち上げについて明言を避けているが、今回の政治塾が来夏の都議選に向けた「小池新党」の布石との見方も広がっている。小池氏の政治塾は、公式サイトによると「国や地方自治体の現状や課題とともに、これらを解決するために必要な知識・考え方を各分野の専門家から学ぶことで、塾生として政策提言が出来る素地を養います」とし、「政治家志望以外の方でもお申込みいただけます」となっている。

 飯島氏は「私が都知事ならそんなの作っている余裕はない」とした上で、大阪府知事と大阪市長を務めた橋下徹氏を引き合いに出し「(橋下氏が)知事になるときも『これから私は大阪をこうするんだ!』っていう提言して人が集まった。小池知事の場合、ただケチをつけているだけ。五輪も、じゃなくて東京都をこうやって変えたい。またそれがだめだったら国をこう変えたいと披露していないでしょ。そこに何か分からない4000人が(政治塾に)来たって、犬猫じゃあるまいし、ちゃんと公表しろって言いたくなる」と批判した。

 また宮崎県知事として首長を務めた東国原氏は「塾というのであれば政治家を目指したいという人を引き受けて欲しい」。そして「カルチャーセンターみたいなもんだとすると、ただ地方自治制度を教えるのに(受講料の一般男性)5万円は高い。高いよ。自分で勉強すれば十分よ、地方自治制度なんて。そんなの本を読んだ方が全然いい」と皮肉っていた。

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