ドイツ フランケンシュタイン城でハロウィーンのイベント

ドイツ フランケンシュタイン城でハロウィーンのイベント
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ハロウィーンに合わせて、ドイツにある「フランケンシュタイン城」という名の古城では、地元の人たちがモンスターやゾンビにふんしてハロウィーンのイベントが開かれています。
フランクフルト近郊にある「フランケンシュタイン城」は、17世紀から18世紀にかけて、科学者が死体を集めて解剖を行っていたという言い伝えがあり、のちにイギリスの小説「フランケンシュタイン」のモデルになったとも言われています。
城では1977年に、当時、この地域に駐留していたアメリカ軍の関係者らがハロウィーン・パーティーを始め、アメリカ軍が撤退したあとも地元の人たちが引き継いで毎年、イベントを行っています。
28日夜は地元の人およそ100人がモンスターやゾンビなどの姿に仮装し、ステージでフランケンシュタインの物語を演じたり、ダンスを披露したりしました。
また、場内を歩き回って来場者たちを驚かせ、あちこちから悲鳴が上がっていました。
訪れた女性は「1人では怖いけど、友達と一緒なら大丈夫です。スリルがあって楽しいです」と話していたほか、男性も「雰囲気はとてもよくて、気持ち悪さがたまりません。演出も抜群です」と話していました。
ドイツでは、もともとハロウィーンの習慣はありませんが、この10年ほどで徐々に浸透してきています。
このイベントの来場者も年々増え、ことしは10日間でおよそ2万5000人に上る見通しだということです。