鳥インフル想定 養鶏場で防疫演習 高梁で県、消毒など対処法確認
岡山県備中県民局は28日、高梁市成羽町小泉の採卵養鶏業・成羽ポートリーの施設一帯で、高病原性鳥インフルエンザの発生を想定した防疫演習をした。県が養鶏施設で演習するのは初めて。実際の現場に近い状態で対処法を確認した。
県内では2007年に高梁市、15年に笠岡市で鳥インフルエンザが発生している。演習には、両市をはじめ、倉敷市など同県民局管内の自治体職員、発生時に鶏ふんなど汚染物の埋却を担当する県建設業協会高梁支部のメンバーら約100人が参加した。
県職員がマニュアルに沿って防疫作業スペース設置や埋却の方法などを説明した。防疫服の着用では、視界を保つためにゴーグル部分に曇り止めを塗り、薄着で動きやすくするといった細かなポイントを助言。殺処分した鶏を入れる容器の搬出も実演し、汚染と清浄区域をしっかり分けて消毒を徹底するよう呼び掛けた。
同県民局の舟越三嗣農林水産事業部長は「万一のときは各機関が連携し、スムーズに対処できるようにしたい」と話した。
県内では2007年に高梁市、15年に笠岡市で鳥インフルエンザが発生している。演習には、両市をはじめ、倉敷市など同県民局管内の自治体職員、発生時に鶏ふんなど汚染物の埋却を担当する県建設業協会高梁支部のメンバーら約100人が参加した。
県職員がマニュアルに沿って防疫作業スペース設置や埋却の方法などを説明した。防疫服の着用では、視界を保つためにゴーグル部分に曇り止めを塗り、薄着で動きやすくするといった細かなポイントを助言。殺処分した鶏を入れる容器の搬出も実演し、汚染と清浄区域をしっかり分けて消毒を徹底するよう呼び掛けた。
同県民局の舟越三嗣農林水産事業部長は「万一のときは各機関が連携し、スムーズに対処できるようにしたい」と話した。