ハロウィーンで混雑予想 都内の警戒を強化へ

ハロウィーンで混雑予想 都内の警戒を強化へ
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31日のハロウィーンに向けて、都内の繁華街では仮装した大勢の若者などで混雑するおそれがあるとして、警視庁は28日夜から警戒態勢を取りました。29日は土曜日で、最も混雑する可能性があることから、警戒を強化することにしています。
ことしのハロウィーンは、当日の31日が月曜日のため、金曜日の28日から、渋谷や六本木などの都内の繁華街に仮装した若者や外国人などが大勢集まって、混雑するおそれがあるとして、警視庁は28日夜から警戒態勢を取りました。

このうち渋谷では、駅前のスクランブル交差点付近で機動隊が待機していましたが、雨が断続的に降り、ふだんと変わらない混雑状況だったため、誘導などは行われませんでした。

しかし、29日は土曜日で、特に渋谷では31日までの間で最多となる仮装パーティーなどのイベントが開かれることなどから、警視庁は最も混雑する可能性があるとして警戒を強化することにしています。

29日の渋谷の警戒を担当する警視庁の第3機動隊では、隊員が現場に設置するパイプ柵など機材の状態を確認したり、「DJポリス」として知られる広報班の隊員たちが、実際に警察車両の上に乗って、日本語や英語で誘導を呼びかける訓練を行なったりしていました。

警視庁第3機動隊の広報班に所属する渡邊裕隆巡査長は「皆さんを安全に誘導できるよう、相手の気持ちに立って呼びかけていきたい」と話していました。