こんにちは、gatsbyです!! (^_-)-☆
不動産の記事も落ち着いたので、黒歴史の方もA子編を突き進めて行きたいとおもい
ます。甘い情事は続きますが……。 (>_<)
人生であの時に、あの選択をしていたらー
そう思う事は、誰しもある事と思います。
私も、もしA子とー
そう考えると人生って面白いですよね? (^_-)-☆
その選択をしていれば、こうして皆様とブログで出会う事もなかったですし、この後
に経験する最悪な恋愛選択もなかった事になります。
時の流れに、たらればはないけれど、一夜の幻想として想いを馳せるには面白いかも
しれません。
↓ 彼の人生もある意味、一夜の幻想に過ぎなかったのかもしれません。
今日もここから始まるgatsby的黒歴史、再開です!! (*'▽')
「いい子だにゃん、gatsbyは♡」
私は自分で仕掛けた罠にハマり、シャンパンを一気飲みの刑です。
やばい……めまいが……。(-_-;)
「ふふ、ご褒美あっげちゃおうかなぁ。」
彼女は私の顎を指で上に向け、キスをしようとしました。
う、やば……。 (+_+)
「……はぁ、相談の前に……は、はしたないですよお嬢様?」
私は寸前で、彼女の唇に指を立てました。ギリセーフです。(-_-;)
酔っぱらった不満げな彼女の機嫌を取りながら、私は質問を投げかけました。
「お嬢様、ご相談を……承りますが?」
A子は私をまじまじと見つめました。私はその隙に心と体の体制を立て直しにかかり
ました。
「どうしたら、ひっく、gatsby君は私を好きになってくれるの?」
「お嬢様、それは相談ではなく告白です。」
それが何か? (=^・^=)
アニメ的レシピ通りの可愛いお嬢様の出来上がりです。 (*'▽')
「だって、好きなんだもん。しょうがないでしょ?」
「そう……ですか……。」
「最初は、gatsby君になんか興味がなかったんだよ? 偏屈で口は悪いし、人を寄せ
付けないオーラ満載な感じだったし。はじめにgatsbyが私に話した言葉、覚えてる?」
私は首を横に振りました。
「 君、誰? よ!! ちゃんと自己紹介したのに!! どれだけ傷ついたと思って
いるの、本当に!!」
ははは、そうでしたっけ? (´▽`*)
彼女は怒りながらグラスのシャンパンに一口付けると、零さぬように両手で包み込む
ようにグラスを持ち変えました。
「でも、相談にのってもらった子が、一人また一人とgatsby君を褒め始めて。それで
ね、話を聞いたの。そしたら、学校に来れないと言えば、毎日家まで迎えに来たり、風
邪を引けば部屋のノブに薬とカットフルーツなんかをかけてくれたり、寂しいと言えば
朝までだって話を聞いてくれたって。」
「……。」
「それなのにgatsby君は元気になった途端、その子達をツンツンモードで寄せ付け
ず、お礼も見返りも受け取らないって。普通は色々、下心があって当たり前なの
に……。」
「それは違います、お嬢様。皆様が思われているような事ではー」
「私、知ってるもん!!」
彼女は私の言葉を遮りました。
「gatsby君がその子達のために一生懸命頑張っているの!! 私のgatsbyを否定しな
いで!!」
「…………わかりました。」
「その頃からgatsby君に少しづつ、近づいて色々見てたの。そしたら、人の見えない所
で泣いてる子を慰めていたり、酔っぱらった男の子を介抱していたりしてたでしょ?
なのに表向きでは偏屈なままで……。それなのに男の子達は皆、gatsby君は悪い奴だっ
ていうのよ!」
はは、嫌われてるなぁ。 (+_+)
私は苦笑いで答えました。
「高校の時はいじめられてたくせにってー」
彼女はハッとしたように口をつぐみました。
「ふぅ。そこまで調べていましたか……。」
「別に、高校時代なんてかんー」
今度は私が彼女の言葉を遮りました。
「お嬢様、私は彼女達を助けていたのは、自分自身を満たすためです。言われた通り、
私は高校時代いじめを受けておりました。助けてほしい時に友に裏切られ、手を伸ばし
ても誰もその手を取ってはくれませんでした。」
私は再び伊達メガネを指で押し上げ、彼女を見ました。
「だから、困っている彼女たちの相談に乗り手助けをしました。それは自分自身のトラ
ウマを埋めるためです。それで心を満たし、私は存在します。それが彼女達から頂いて
いる報酬です。だからー」
その刹那ー
もう、だいしゅき!!! (=^・^=)
愛の告白再び、そして
おっぱいでの窒息攻撃!! (+_+)
皆様、すみません。訂正します。これでは黒歴史ではなくエロ歴史です……。 (-_-;)
「く、苦しいですよ、A子さん!」
「もう、皆に恨まれてもいいから、gatsby君がほしいにゃ♡♡♡」
彼女のいつものクレバーさが崩壊していました。恐るべし、シャンパン!!
興奮する彼女をなんとか引き離しましたが、なんだか目が虚ろでした。
「そうだ! 口移しは? く・ち・う・つ・し?」
この酔っ払いはまだ健在です。 (-_-;)
「今日のお嬢様はお行儀が悪いのですよ? もう飲み過ぎです。だから今日は口移
しはできません。」
「う~う~、嫌にゃん!! 嫌にゃん!!」
私は埒の飽かないこの状況を打破するために、攻撃態勢に入りました。残り少ない理
性と体力を使い、いきなり彼女をお姫様抱っこしました。
「お嬢様、もうお休みの時間では?」
「わ、えへ♡ どこに連れていく気かにゃん、ふふ♡」
「お嬢様の望みのままに。」
私は彼女の寝室に足を向けました。
残りのプライドをかけて私は、自分の欲望と甘える猫耳彼女が混沌する世界で勝負に
出ました。
もう後戻りはできません…………。
緊急、緊急、これは演習ではない!! ( `ー´)ノ
レベルゲージが警報を鳴らし続けています。もう色んな意味で限界です……。 (-_-;)
次回、
一途なA子を抱え、gatsbyは…………。
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