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ピコ太郎 外国特派員協会に呼ばれるもトークダダすべり
軽妙なトークで会場を盛り上げようとするピコ太郎
Photo By スポニチ |
千葉県出身の53歳を自称する謎のシンガー・ソングライター、ピコ太郎の歌「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が、ビルボードにランクインした“世界最短曲”としてギネス認定された。ピコ太郎が28日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見し、発表した。公式認定員に認定状を手渡され「僕ですいません」と恐縮した。
認定されたのは「Shortest song to enter the Billboard Hot 100」という新設の記録。PPAPは45秒で、これまで米ビルボードのシングルチャート「ホット100」にチャートインした歌の中で最も短いというもの。これまでは1964年、「The Womenfolk」の「Little Boxes」で1分2秒だった。
ピコ太郎はまた、海外音楽レーベル「ソニー/ウルトラ」などと契約したことも発表。2分30秒のロングバージョンをこの日から世界配信した。国内配信は来月4日。会見中に同曲を初披露すると、海外の記者から「ワオ!」「キュート」と歓声が飛んだ。
一方で、トークは滑った。世界的にヒットした感想を「驚きももの木20世紀」と、90年代にテレビ朝日系で放送されたドキュメンタリーの番組名を挙げて笑わせようとしたが、英訳を聞いた外国人記者はちんぷんかんぷん。「カバーしてほしいのはマナカナ(三倉茉奈・三倉佳奈)。ジャパニーズ、ツインズ」などと、外国人には理解不能なギャグを連発した。
この日集まった取材陣は、米ウォール・ストリート・ジャーナルや英ガーディアンなど大手紙の記者ら150人。最後に香港の記者から「難航しているアベノミクスの成功のきっかけになるのがあなたではないか。首相官邸から連絡はないか?」と冗談交じりに質問されると、「知らない番号には出ない」と返答。この時ばかりは会場に爆笑が起こった。
[ 2016年10月29日 05:30 ]
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