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文化功労者に小松和彦氏ら 妖怪研究の第一人者
更新：10/28 12:12
今年度の文化功労者が発表され、関西では妖怪研究の第一人者で京都の国際日本文化研究センターの所長、小松和彦さんらが選ばれました。
今年度の文化功労者に選ばれた小松和彦さん（６９）は民俗文化や信仰・伝説・昔話などの研究を進め、特に日本文化史での「妖怪」の役割の重要性に着目しました。４０年以上にわたり全国に伝わる妖怪伝承を丹念に集めて周り、新たな学問の分野として確立しました。
「研究を始めたときは『何やってるんだ』という感じだった。妖怪さんも多くの人に評価してもらえるようになったのかと感慨もある」（小松和彦さん）
関西ではこのほか、大阪大学総長の西尾章治郎さんなど合わせて４人が文化功労者に選ばれました。