日本外国特派員協会で初会見したピコ太郎

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 謎の中年歌手、ピコ太郎(53)が28日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、全米チャートで77位をマークした話題のデビュー曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が、米ビルボードのHot100チャートに入った「1曲の長さが最短」(45秒)の楽曲としてギネス世界記録に認定されたと発表した。

 9月末にカナダ人歌手、ジャスティン・ビーバー(22)のツイッター投稿を機に世界的人気に。会場には150人の報道陣が集結した。

 ロシアの男性記者は「こんな愉快な会見は初めて。あの格好、しゃべり方。全て不思議だけど、だから面白い」。英国人女性記者も「曲が短くて覚えやすい。どうしても見たくて他の仕事を断ってきた」と、会場は大いに盛り上がった。

 ピコ太郎は「給料日が来ていないので、まだ1円ももらっていない。まだバイトは続けてます」と明かし、「次も当ててやるぞとは思わない。自分で楽しい面白いと思うものをすごいスピードでたくさん作っていきたい。ただ、お金は欲しい。30万ぐらい…」と笑わせた。

 会見では新たに「ロングペ〜ン!」「アッポーパイナッポー」のフレーズを加えた2分半のロングバージョンを世界初披露し、同日からロング版を配信。12月に初アルバム(詳細未定)を発売することも発表された。