ロンドンにある五つ星ホテル「バビロン」。
そこで働く人たちやお客を中心に人間関係やホテルの裏側を描いたBBC製作のイギリスドラマです。
今までイギリスのドラマといえば暗いのばかり見てきましたが、これはコメディの要素もあってなかなか面白い。
ということで現在シーズン3まで鑑賞。
シーズン1では支配人の座をねらうチャーリーと客室清掃部部長のジャッキーが恋人関係で、チャーリーが一度だけ関係した女性アンナが新しくこのホテルにやってくるとことろから始まります。
このチャーリーを演じる俳優さんが「生存者たち」のトム役の人で、実はワタクシこの人の顔が大嫌い。
なので何でこの人がそんなモテキャラなのかがまったく理解できません。
だってこの人、シーズン2では女性支配人のレベッカとできちゃいうし、そのあとはまたアンナと恋愛関係になっちゃうしで、やっすい男><
しかもホテルの空き室でエッチとか、信じられない!
このチャーリーもそうなんだけど、あいかわらずイギリスのドラマは女性はきれいだけど男性は…のキャストで、うーん、なんでもっとイケメンが出てこないんだろう?
まあ顔のことはさておき、いろんなお客にいろんなエピソードで内容はなかなか面白い。
でもね~、安いワインを高く売りつけたり、勝手に客室に入ったり、お客にランクづけしたりで、高級ホテルのわりにはやってることが安っぽい。
しかも受付にいるアンナたちはずーっとおしゃべりしてるし、おいおいこんな従業員で五つ星はないやろ~と思うのですが、これってロンドンのホテルのイメージ悪くしてない?
それでもまあおもてなしの心だけはそれなりにあるようで、特にチャーリーは頑張りやさん。
そこを認められたのかシーズン2ではめでたくチャーリーは支配人に昇格。
そのため私が一番好きだった女性支配人のレベッカが降板。
ふむふむ、やっぱり主人公はチャーリーなのね。
と思いきや、シーズン3の途中でいきなりチャーリー&ジャッキーがフェードアウト。
え~、何これ!とかなりビックリ。
じゃあいったい誰が主人公なの??
しかもシーズン3になってからは従業員の悪ノリもひどいし、そもそもチャーリー&ジャッキーがホテルを辞めたのだって殺人&死体遺棄なんだから、かなり怖いぞこのホテル。
個人的にキャンキャンうるさいアンナとか、新しく支配人になった若い兄ちゃんとか苦手なキャラが多いんですが、脇を固めるドアマンのトニーとか、バーにいるジーノとか好きなキャラクターも多く、シーズン3の6話では、お客の歌にあわせて「ボヘミアンラプソディ」をハモル従業員3人が面白かった。
完全にクィーンのPVを真似てて、大爆笑。さすがはイギリス。
ということで、とりあえずユニバーサルチャンネルではシーズン4まで放送されるそうなので、どういう風に終わるのかそこも期待しつつの鑑賞続行。
ちなみにこのドラマ、イモージェン・エドワーズ・ジョーンズのロンドンの最高級ホテルの舞台裏を描いた本を参考してるそうですが、さすがにここまでは酷くないと思うけど…。
そういえば、たま~に日本人の宿泊客もやってきますが、相変わらずの日本人設定。
うーん、まがりなりにもロンドン、今時そんなザ・ジャパンなオジさん居ないと思うんだけど、こういう誤解っていったいいつになったら解けるんだろう??