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岸田さん作曲の交響曲公演へ
京都出身のロックバンド「くるり」の岸田繁さんが作曲した交響曲を、京都市交響楽団が、12月の公演で演奏することになり、28日、岸田さんが記者会見をして、交響曲の内容を語りました。
京都市交響楽団は、ことし発足から60年の節目を迎えたのを機会に、クラシックとは異なるジャンルのミュージシャンと、交響曲の共同制作に取り組もうと、京都出身のロックバンド「くるり」の岸田繁さんに、作曲を依頼しました。
その最初の公演が、ことし12月4日、京都市のロームシアター京都で行われることになり、28日、岸田さんが記者会見をして、交響曲の内容を紹介しました。
今回、作曲した「交響曲第一番」は、5つの楽章で構成され、長さは50分ほどの作品になり、曲作りにあたって岸田さんは、聴く人たちに自由に受け止めてもらうために、今、起きている社会の出来事や個人的な思いなどを、あえて音楽に投影しないように心がけたということです。
また、それにあわせて、曲名も「交響曲第一番」という番号以外はつけなかったということです。
岸田さんは、「子どもの頃からコンサートに通って親しんできた京都市交響楽団と、このような形で関わることができるとは思っていませんでした。ジャンルの壁を越えて、クラシックの作品を作るのはチャレンジングでしたが、聞く人には、ふだん着で来てもらい、音楽を楽しんでほしいです」と話していました。
10月28日 18時01分