南スーダン派遣の自衛隊11次隊 来月20日から現地へ

南スーダン派遣の自衛隊11次隊 来月20日から現地へ
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南スーダンで道路整備などのPKO活動にあたる陸上自衛隊の11次隊として、東北地方の部隊が来月20日から現地に派遣されることになりました。政府は「駆け付け警護」など、安全保障関連法に基づく新たな任務の付与を来月中旬にも判断することにしています。
南スーダンでのPKO活動に11次隊として派遣されるのは、青森県の陸上自衛隊第9師団の隊員を中心とするおよそ350人の部隊で、防衛省は28日、来月20日から12月中旬にかけて、3回に分けて隊員を現地に派遣すると発表しました。

11次隊をめぐっては、政府が安全保障関連法に基づく新たな任務の付与を検討していて、今月24日には、襲撃された国連スタッフなどを現場に急行して救出する「駆け付け警護」と、宿営地が攻撃された場合に他国の部隊とともに守る「宿営地の共同防護」の訓練の一部を報道陣に公開しました。
新たな任務の訓練はすでに終了していて、政府は派遣の直前まで治安情勢を見極めて、来月中旬にも新たな任務の付与を最終的に判断することにしています。