次世代の日本に必要なのは、
子どものそばで働ける新しいワーキングスタイル。
子どもが健全に育つ世の中であって欲しいから、
子育てする女性が安心して働ける場所をつくりたかった。
保育園でも在宅でもない、ママが子どものそばで働ける新しいワーキングスタイル、
それが「mama square」です。
子どものいる女性が働こうとすると保育園探しから始まり、急な発熱時では子どもの預け先が見つからない。子どもの用事で休まなくてはならない時も、肩身の狭い思いをしながら働き、そんな時間や場所の制限もあり、働きたいのに希望にあった働き方ができずにいる主婦の方たちが、日本には150万人以上もいます。
お母さんたちが子どものそばで、ブランクを気にせず、子育ての大変さをわかりあった仲間たちと一緒に助け合いながら楽しく働けたなら、これからの新たな働き方になるのでは。
そんな想いで立ち上げたのが、ママが安心して子どものそばで働ける施設
「mama square」です。
この「mama square」の原点は、12年前に創業したボールプール等のキッズスペースとカフェスペースを併設した「親子Café」にあります。
平成元年に新卒で入社し15年間勤めていたリクルート時代は、いつも将来の独立に向け新たに立ち上げる事業を探していました。
ちょうどその頃、虐待や子育て放棄などのによる悲しいニュースが多くなってきていたこともあり子どもたちが笑顔で健全に育ち、お母さんたちも楽しく子育てができるようにできないだろうか。と考えていました。お母さんたちは年中無休、大変なストレスです。
「子育てに行き詰まっているお母さん達には、息抜きの時間と場所が絶対必要だ」。
子どもが笑顔で健全に育つためには、お母さんが心身ともに健康であることが最も大切なことではないか。と考えていました。
そしてその想いを基に独立、創業したのが、お母さんたちが子どもを遊ばせながらその横でゆっくりとお食事をしたり、時間を忘れておしゃべりを楽しめる「親子Café」という業態でした。これまでに「スキップキッズ」「ディアキッズ」というブランドで累計20店舗をオープンさせ、それぞれのお店でたくさんの主婦の方たちを雇用してきましたが、まじめでポテンシャルの高い女性が多いことに驚きました。
働きたいお母さんたちが子どものそばで安心して働ける場所があったなら、母親が追い込まることもなく、イキイキと働ける。ひいてはそれが、「子どもが健全に育っていく世の中であって欲しい」というわたし自身の願いにつながるのだと思うのです。
次世代の新しいビジネスモデルとして、お母さんたちの新しいワーキングスタイルを提案する「mama square」では、子どものそばで働けるだけでなく、教育系の企業とタイアップし、お母さんたちが働いている間に、お子さん達が学べるプログラムも各種用意していきたいと考えています。またお母さん自身についても働くだけでなく、お子さんをすぐそばで遊ばせながら、パソコンやビジネススキルを身に着けられる学びの場にもしていきたいと考えています。
お母さん達が持つ可能性を最大限に活かせるよう、お子さんが大きくなった後もお仕事を紹介したり、スキルアップしながら新しい仕事を生みだしていく等、受け身だけでなくクリエイティブな仕事の発信場所としての展望も考えています。
2015年4月27日、ショッピングモール系展開の第一弾、ララガーデン川口を皮切に、
第二弾のオープンを2015年7月頃に予定。以降年内に5店舗のオープンを予定しています。
生活導線上から逸脱したくないという主婦の働き方にも合致する幅広い場所への出店により、これまで働くことのできなかった潜在能力の高い主婦の方々が集まりやすい環境が整います。主婦ならではの提案力、企画力で、女性の新しい働き方のムーブメントを掘り起こす。そのイノベーターとして、サポートできればと考えています。
プロフィール
株式会社mama square
代表取締役 藤代 聡(Satoshi Fujishiro)
1966年、東京都生まれ。
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平成元年 株式会社リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)入社。
10年間の営業で3500社のクライアントを担当し、その後、事業企画部、メディアプロデュース部へ異動。タウンワークの全国展開プロジェクトのプロジェクトリーダーを務める。37歳で退職。
- 2004年6月
- 親子カフェ「スキップキッズ」創業。1号店となる西葛西店をオープン。
- 2013年10月
- 株式会社ディアキッズを立上げ。
- 2014年12月
- 株式会社mama squareを設立。同社代表取締役就任。