食卓や、おべんとう、居酒屋など、様々なシーンで目にする「肉巻き」。なにを巻いたものが好きですか? アスパラやいんげんなどが定番でおいしいですが、それだけではありません!巻くとおいしいものは他にもあるのに、定番に落ち着いていてはもったいなのです!
今回は、肉で巻くとうまい意外な組み合わせレシピをご紹介します。
肉の肉まき
材料:作りやすい分量
作り方
- 牛ロースかたまり肉、豚ロース薄切り肉それぞれに塩こしょうをふったら豚ロース薄切り肉で牛ロースかたまり肉を巻く。
- フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、1.をとじ目からこんがりと焼いたら蓋をし、弱火で5分蒸し焼きしたら中火にし、焼肉のたれを全体に絡める。(中までしっかり火を通したい場合は、追加で5〜10分ほど焼いてお好みで調整してください。)
- 2枚重ねたアルミホイルで包み、30分おいたら食べやすい大きさに切り分けて器に盛り、Aを混ぜて添える。
合挽き肉があるくらいだから、肉同士を合体させてもおいしいはず!ということで、肉で肉をどーんと巻いてみました。牛肉のジューシーさが豚肉に閉じ込められておいしさがギュッと詰まっています!焼肉のたれに一味唐辛子をプラスした肉と相性抜群の甘辛だれが食欲をそそります。
牛かたまり肉はローストビーフに使用できる脂があるものがおすすめ。これに豚バラを巻くとクドくなるので豚ロースでバランスをとります。
ちくわの肉まき
材料:1人分
- ちくわ 2本
- 豚バラ薄切り肉 2枚
- 塩こしょう 少々
- A 醤油 大さじ1/2
- A 酒 大さじ1
- A 砂糖 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- バター 3g
- 黒こしょう 適量
- マヨネーズ 適量
作り方
- 豚バラ薄切り肉に塩こしょうをふり、ちくわに巻きつける。
- フライパンにごま油を引いて中火で熱し、1.をとじ目からこんがりと焼いたら蓋をし、弱火で3分蒸し焼きする。
- Aを加えて絡めたら、バターを加えて余熱で溶かして絡める。食べやすい大きさに切り分けて黒こしょうをふり、マヨネーズを添える。
魚介の旨味が詰まったちくわは肉で巻いてもおいしい!肉を選ぶときは豚バラがおすすめ。ジューシーで甘みのある脂がちくわの甘みと相性がいいのです。黒こしょうでピリッとパンチを効かせて味を引き締めますよ。お好みでマヨネーズをつけてどうぞ!ごはんのおともにも酒のつまみにもぴったりですよ。
パンの肉まき
材料:1人分
- 食パン(6枚切り) 6枚
- 豚バラ薄切り肉 4枚
- 醤油 小さじ1
- バター 5g
- おろしにんにく 小さじ1/4
- A ケチャップ 大さじ1
- A 醤油 小さじ1
- A タバスコ 適量
- こしょう 適量
作り方
- 食パンは4等分に切り、バターとおろしにんにくを混ぜて片面に塗る。豚バラ薄切り肉に醤油をふり、食パンに巻きつける。
- 1000Wのオーブントースターで7分焼く。
- 器に盛ってこしょうをふり、Aを混ぜて添える。
肉まきおにぎりがあるならパンに巻いたっていいじゃないか!ということで、パンと肉の組み合わせです。肉汁をパンが吸って噛んだ瞬間じゅわっと広がる肉汁を感じます。夜寝る前に仕込んでおいて朝はトースターで焼けば、朝からボリューム満点な肉トーストが楽しめますよ。
いかがでしたか。定番とはまた違った肉で巻くとうまい組み合わせをご紹介しました。どれもボリューム満点で満足度抜群なメニューですよ。ぜひお試しくださいね。
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)
株式会社フードクリエイティブファクトリー代表。1987年生まれ、千葉県出身。減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員として出身地の千葉県長生郡睦沢町のPRをするなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。
著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。
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Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
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