ラブライブ！のんたぬまとめWiki

絢瀬家


今日はお月見
のんたぬが両足を前に出してボーっと夜空を眺めながら座っている
傍らにはお団子を乗せた台


のんたぬ「（お団子を手に取り）ぱくぱく…や～ん」


のんたぬは考える
どうしてお月さんは丸いのだろうかと


のんたぬ「ぱく…やんやん」


でも…お月さんはいつも丸いわけではない
この間見た時は半分だったりその前は細かったりしてた


のんたぬ「や～ん？（腕を組んで考える）」


もしかしてお月さんもお団子さんみたいに誰かが食べてしまうのだろうか？
だったらなんでまた丸くなるのだろう？


のんたぬ「（渋い顔）や」


分からない


のんたぬ「やッ！（目をパチクリ）」


お月さんもお団子さんみたいにいくつもある？


のんたぬ「（手にあるお団子を見る）や～ん」


もしかして誰かがお月さんを作ってるのだろうか？


のんたぬ「ぱく…やや」


味が気になる


のんたぬ「やん」


穂むらのお団子とどっちが美味しいのだろうか？


のんたぬ「（小首を傾げる）や～ん」


食べたことがないから比べられない

]
のんたぬ「（目線を星に移す）や」


お星さんはどんな味？


のんたぬ「ぱく…や～」


あられ？それともこんぺいとう？


のんたぬ「ぱくぱく…やん」


知りたい…


のんたぬ「（手を前に突き出す）や～ん」


届かない…遠い…


のんたぬ「やん」


お月さんもお星さんもどれだけ遠いのだろうか…


のんたぬ「（お団子を手に取り）ぱく…やんやん」


遠くのお月さんより近くのお団子さん


のんたぬ「もぐもぐ…やん」


希「ウチって詩人さんやん…と思うのんたぬであった」

絵里「…ってさっきからなに変なモノローグ入れてるのよ希」

希「ん？なにが？」

亜里沙「のんちゃん…そんな事言ってるんだ」

絵里「亜里沙…希の言ってることだし真に受けなくていいから」

亜里沙「え？」

希「うふふ」


希、のんたぬの元に歩み寄り横に座る


希「ねえのんちゃん」

のんたぬ「やん？」

希「お月さんもお星さんも食べ物やないんよ」

のんたぬ「や！（ビックリ）」

希「残念だけどね」

のんたぬ「やんやん！やん！」

希「う～ん…きっとお月さんは恥ずかしがり屋さんなんやろうね」

のんたぬ「…」

希「今日は恥ずかしがり屋のお月さんが出てきてくれる日…なのかな」

のんたぬ「やん！（ニカっ）」


絵里「え…」

亜里沙「やっぱり希さん…」

絵里「ま…まさか…ね…」


のんたぬ「（希に団子を渡す）やん」

希「ありがと」

のんたぬ＆希「ぱく…もぐもぐ…やんやん！」


亜里沙「あ、あれは私にも分かる…二人とも美味しいって言ってるよねお姉ちゃん」

絵里「そうね…うふふ」


おしまい