中国軍用機が太平洋を往復 防衛省が目的分析
中国の軍用機2機が27日、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過して東シナ海と太平洋の間を往復し、自衛隊機がスクランブル=緊急発進しました。領空侵犯はありませんでしたが、中国の軍用機は先月にも8機が同じように太平洋との間を往復していて、防衛省が目的を分析しています。
防衛省によりますと、中国軍のY8早期警戒機1機とY9情報収集機1機が、27日午前から午後にかけて、沖縄本島と宮古島の間の上空を東シナ海から太平洋に向けて相次いで飛行しました。
緊急発進した自衛隊機が確認したところ、2機はその後Uターンして東シナ海方面に戻り、領空侵犯はありませんでした。
この空域では、先月25日にも中国の軍用機8機が同じように太平洋との間を往復し、戦闘機と見られる2機も含まれていたことが、初めて確認されています。
防衛省は、中国が東シナ海上空での情報収集などの活動に加えて、今後、太平洋での訓練を活発化させる可能性もあると見て目的を分析するとともに、動向の監視を続けています。
緊急発進した自衛隊機が確認したところ、2機はその後Uターンして東シナ海方面に戻り、領空侵犯はありませんでした。
この空域では、先月25日にも中国の軍用機8機が同じように太平洋との間を往復し、戦闘機と見られる2機も含まれていたことが、初めて確認されています。
防衛省は、中国が東シナ海上空での情報収集などの活動に加えて、今後、太平洋での訓練を活発化させる可能性もあると見て目的を分析するとともに、動向の監視を続けています。