谷辺晃子
2016年10月28日16時26分
次回作がこれほど待ち望まれる演出家も珍しい。花組公演「金色(こんじき)の砂漠」は、気鋭の上田久美子が作・演出する宝塚大劇場2作目。「上田先生の世界観がたまらなく好き。感情の移り変わりの激しい役だけど、やりがいを感じています」とトップスター明日海(あすみ)りおは胸躍らせる。
演じるのは奴隷ギィ。王女タルハーミネ(花乃〈かの〉まりあ)に子どものころから仕え、身の回りの世話をすべて担っている。そばにいながら心通わせることは許されず、ぶつかり合い、葛藤しながら物語は進む。
トップが奴隷だなんて、と心配するのがファン心のようだ。「反響がすごくて」と明日海も驚く。確かに二枚目のヒーロー像とはかけ離れている。
がっぷり芝居をする相手役の花…
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