燃費不正の三菱自動車 2000億円超の赤字に
三菱自動車工業のことし9月の中間決算は、国内販売の不振や、燃費不正の問題に伴う賠償金の支払いなどによって、最終的な損益が2000億円を超える赤字になりました。
三菱自動車は28日、ことし4月から9月まで半年間のグループ全体の中間決算を発表しました。
それによりますと、4月に発覚した燃費不正の問題で、主力の軽自動車の販売を一時停止したことや、ブランドイメージの悪化による販売不振などによって、売り上げは8648億円と去年の同じ時期より19%減少しました。
さらに、燃費不正の問題で顧客に支払う賠償金などの費用として1661億円の特別損失を計上したことや、円高による採算の悪化などから、最終損益は2195億円の赤字となりました。
中間決算の最終損益が赤字となるのは6年ぶりです。
三菱自動車は、今月から日産自動車の傘下に入って経営の立て直しを進めることにしています。
会見で、池谷光司副社長は「今年度の後半も厳しい状況が続くと予想される。日産の改革手法を全社的に取り入れ、信頼の回復を急ぎたい」と述べました。
それによりますと、4月に発覚した燃費不正の問題で、主力の軽自動車の販売を一時停止したことや、ブランドイメージの悪化による販売不振などによって、売り上げは8648億円と去年の同じ時期より19%減少しました。
さらに、燃費不正の問題で顧客に支払う賠償金などの費用として1661億円の特別損失を計上したことや、円高による採算の悪化などから、最終損益は2195億円の赤字となりました。
中間決算の最終損益が赤字となるのは6年ぶりです。
三菱自動車は、今月から日産自動車の傘下に入って経営の立て直しを進めることにしています。
会見で、池谷光司副社長は「今年度の後半も厳しい状況が続くと予想される。日産の改革手法を全社的に取り入れ、信頼の回復を急ぎたい」と述べました。