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2013年6月17日 (月)

PX-Q3PE、およびPX-W3PEの活用メモ (Spinelなしですぐに使いたい人向け)

2015/01/30:  PX-W3PE_V2に対応しました。

6/14付けでPLEXから8チューナ(地デジ4チューナ、BS/CS110 4チューナ)のPC内蔵型カード PX-Q3PE が発売になりました。

ここではこれによって弟分となったPX-W3PEを併せて、クイックに活用するための手順を自分の導入備忘録として書いてみます。

なおここの手順はSpinelを使わずに、導入したPCだけで視聴/録画する手順です。Spinelを使って更にLAN上の任意のPCで視聴/録画できるようにすると活用方法が更に広がりますが、その手順は後日改めて別記事にしようと思います。

またこの手のチューナーを利用していく上でのFAQは別途、こちらにまとめてあります。もしうまくいかないことや疑問点があったら、随時参照してみてください。

また導入後にデバイスドライバーの更新をおこなう際の手順も、FAQの中のこちらにまとめてあります。(2013/10月版が最新)

ここからまずは個人的な感想ですので、すぐに設定を始めたい方はこちらにジャンプ。

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PX-W3PEの導入手順についてはもともと歴史のあるwiki

http://www22.atwiki.jp/px-w3pe/

が存在していて、Q3PEに関しても早晩加筆されていくと思います。

ただ私の個人的感覚では、wikiはどちらかと言うと後から百科事典的に使うのには適しているのですが、その性格上何かをゼロから始める場合に、時系列的に情報を追っていくには使いにくいと思います。

またwikiに書くときは私もそうですが、他の人の投稿内容と矛盾がないか、レベル感が合っているかなどいろいろ気を遣うため、箇条書きで個人的意見を一切除いた書き方になってしまいがちで、また他人の書いた記事がやや古くなっていると思っても、削除して全面改訂してもらうことも簡単ではありません。
もともと以前このBlogでW3U2(W3U3)の導入記事を書いたのも、その前にPT2を導入した時にpt2 wikiがいまいち使いにくいと感じたことが1つの動機になっていたので、当Blogの導入記事はそういった点を踏まえた「読み物調」にしています。そういった目的の違いがありますので、製品情報全般についてはW3PE wikiのほうも併せてご参照いただければと思います。

さて、私は新し物好きということもあるのですが、昨年末に構築した新録画サーバ機

C692q1_2

はもともとPCIe x1スロットを1つ空けてあり、ここに入れるためのW3PE

も同時期に1枚買ってありました。
とはいえそう急いで導入しなくても、W3Uxが合計4台使える状態で故障知らずだったり、ドングルタイプのチューナもあるので日頃の録画には全く困らないのですが、バックアップ構成をもっときちんとしたい、とか、このまま変わらず使って行くのも進化がなくてつまらないと思い、今後追加予定のPC環境にいろいろDTVについても試せる環境を作ってみようと考え、USB系のチューナを空けるためにも先だって、内蔵タイプを追加しようと思い立った次第です。

ところが昨年末の情報でW3PEの上位モデルにあたる8チューナタイプのQ3PEが発売されるという情報を聞き、せっかくの1スロットの有効な使い道に思えましたので、W3PEもお蔵入りさせたままこれを待っていたわけです。思ったより長らく待たされましたが^^
というような経緯で購入したわけですが、現在発売されたばかりのQ3PEの価格は2万円台後半と、W3PEやPT3を2枚買うより割高になりますので、空きスロットに余裕がある方はそちらを複数枚挿すほうが良いと思います。いずれ値段は下がってくると思いますので、十分にリーズナブルな値段になってから選択肢に加えれば良いかと。

現在のところは分配器不要で8チューナが使える点が嬉しいとか、私のように導入スロットを節約したい、1,2台しかないデスクトップPCで限られたスロットに更に有効に使いたい、という(新し物好きの)人にお勧めです。実際、衛星・地デジチューナとも2個づつだと録画中に他の番組を観るだけで使い果たしてしまうので、4個づつというのは結構安心感があり、より本格的な使い方に向いています。

図は実際にPC1台(2画面)に8チューナ分を同時に映してみたところです。

Q3pex8

これだけ映すとチューナやPCの性能に関係なく、GPU能力の限界で画面がカクついてきますが、普段は殆どのチューナを録画や番組情報取得のように裏で動かしますので、負荷的には大したことはありません。現在のインテルやAMDのメインストリームのCPUを使っていれば、ローエンドのデスクトップでも十分です。

感度の調整について

Q3PEは最初から安定度の面で問題はありませんでしたが、使い始めた当初、地上波チューナに感度のばらつきがある事が気になりました。図のように

Qtsense2

T0、T2に関しては問題はないのですが、T1は他より-2dB程度、T3は-4dB程度、感度が落ちています。(Driver BDA ver1.2)
ドライバーのバージョンアップにつれて感度のばらつきは改善され、またT3を最初に使った場合の感度低下のような現象も起きなくなりましたが、この程度の差でも受信状態の悪い環境では問題になるのではないかと思い、PLEXに問い合わせたところ、もう少しアッテネータ―を入れればばらつきはほとんど無くなるだろうとの回答でした。
といってもうちの場合は特にこれで受信にも問題もないのでそのままで使っていました。
なお衛星チューナーの方は4本とも感度良好でした。V1.1で細かい調整ツールも付きましたので、多少のばらつきがあっても調整できるようになっています。

ということで地上波は感度のばらつきを放ったまま使っていたのですが、後日たまたま配線を整理しようとオーディオキャビネットを開けたところ、地上波のアンテナ線の大元にブースターが付いていることに気がつきました。
どうやらかなり昔に取り付けたまま存在をすっかり忘れていたようです。私の家の地上波はCATVのパススルー環境なのですが、過去にW3U3など他のチューナーの感度を良くするために-15dBのアッテネーターを入れており、結局わざわざ増幅したものを改めて減衰させていたことになります。

そこで試しにこのブースターを取り除いたところ、T0~T3の全てで感度は最良値となりました。要は最初からCATV環境にアッテネータ―を入れるだけで良かったようです。^^ゞ

Qtsense3
(ちなみにW3U3等の受信環境はこの変更でも感度良好を維持)

結局Q3PEの感度のばらつきというのは、チューナー毎に許容できる信号強度幅に差があって、アンテナ線の信号強度が一部のチューナーにとって適していない(大抵の場合強すぎる)と起きる現象のようです。したがって感度が悪い場合はまずツールでソフトウェア的に調整し、調整し切れない場合もアッテネーター等で信号を弱める方向に調整すれば解消するようです。
私の家では地上波がそれに当たりましたが、BS/CS110の場合も、感度にばらつきがあって調整しきれない場合はアッテネーターを使ってみると良いと思います。
もちろん今後こういった特性も揃えて、より許容幅も広げてくれれば言うこと無いのですが、とりあえず感度はアッテネータ―で調整できる、という事を知っていれば大した問題でもないと思います。

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はじめに.PX-Q3PEとW3PEの概要

以下は両者を見比べたときの写真です。

表面

Q3pe_antenna

せっかくですのでアンテナを刺す場所のガイドを付けました。こういうのも書いといたほうが便利ですね。
何を隠そう、Q3PEを挿してから(PCの裏が狭く)どっちがどっちか判らなくなり、再度抜いて確認するハメになったのは私です。。(^^ゞ

ちなみにW3PEとQ3PEはアンテナ種別の並びが逆ですので、移行される方はご注意を。
Q3PE V1.0とW3PE V2.0のチェックボックスがありますので、W3PEの次のバージョンでは基板を共通化することになりそうですね。(→なりました。2015/1)

裏面

Q3pe2

チップを眺めてみると復調器は、W3PEは2ts(1T1S)処理可能な東芝のTC90512を2個使っていましたが、Q3PEではここに後継&上位チップのTC90522を2個使っています。

Q3pe_tos

これはPT3でも1個使われたもので4ts(2T2S)の処理能力があり、Q3PEはこれを2個で 8ts処理しています。
ただ基板を共通化するということはW3PEも、V2.0ではTC90522 1個に置き換わるかもしれません。

Q3pe_asic

コントローラはW3PEのASICENのASIE5606B2 1個(4ts処理)からQ3PEでは ASIE5606X8 1個に替っており、X8の名前の通り8ts同時処理をおこなうようです。後のほうにありますがドライバー側からは上位互換です。

余談ですが、PX-W3UxとPX-W3PEは、USBとPCIeの違いはあるもののほぼ同じような位置づけのチューナですが、W3Uxのほうは本来4ts処理能力があるASIE5606B2を2ts処理だけに使ってそれを2個並べ、USBデバイスとして独立した(2tsの)チューナが2つぶら下がっているように見せてます。
この辺何故そうしたのかはわかりませんが、結果としてBonDriverの構成の違いになっています。
USB版のW3UxはTとSで1種類づつしかなく、コピーするなり共有すれば同じBonDriverで実チューナ数だけ使えるのに対し、W3PEはTとSでそれぞれ実チューナ数(4個)ぶんのBonDriverを用意している、という違いがあります。
W3UxはOSが1個1個の(3波)チューナを別USBデバイスとして区別していますが、W3PEは1枚のデバイスはOSから1つしか見えないので個々のチューナを区別できません。
BonDriverは元祖Bon(凡=Friio)の時代からの仕様として、空いている同種のデバイスがある限りは複数立ち上がることができますが、埋まってしまうと「BonDriverの初期化ができません」とメッセージを出して停止してしまいます。
それを避けるために4種類のBonDriverを別に作って、それぞれからドライバに送るコマンドを変えてチューナを識別することになります。(実はPTxもそういう構造なのですが、PTCtrl.exeというプログラムが介入してテーブルを基に振り分ける仕組みになっています。)

さて何を言いたいかというとQ3PEもW3PEと同じ作りで8チューナ分になっただけですから、、必要なBonDriverも8個(4T4S)に増えます。
とはいっても基本は互換性があり、ドライバに指定する名前がW3PE→Q3PEに変わりTUNER番号の4~7が追加になるだけですので修正は簡単で、W3PE用のBonを基にしてパッチを当てることで、普通に動くBon(Ver0.99r)が数時間で出来ました。

ただ後日、V1.0の付いたBonDriver(正式版?)がupされましたので、以降そちらを使った説明にしています。(Ver0.99rには上書きすればそのまま使えますので、先に導入された方はご都合の良い時に置き換えてください。ただしチャンネル定義の修正に注意。)

ちなみにUSB版の8チューナの噂もありますが、もし出るとしたらさすがにコントローラを贅沢に4個積むわけにもいきませんので、複数のBonを使い分けることになりそうです。私個人としてはBonが分かれていても不都合は感じませんが、面倒だと思う人がいたら誰かPTCtrl.exe相当のプログラムを書いても良いですね。
感想はここまでで、以後が導入レポート兼手順になります。

1.ハードウェアの導入

0)導入手順は1枚挿しでも2枚以上挿しでも同じ

この話をどこに入れようかと考えたのですが、判りやすいように一番最初に入れることにしました。
以下ではQ3PE/W3PEを1枚挿す時の手順を説明していますが、2枚以上挿す時も、予約録画設定(TVRockまたはEDCB)までは手順は全く一緒です。(デバイスマネージャーにデバイスが枚数分見えるようになるだけです。)
動作がどう違ってくるかは、後ほどTVTestの起動テストの項でご説明いたします。

但しもちろんQ3PEとW3PEを併用する時は、それぞれのH/WやBonDriverの導入を個別に実施してください。

1)前提ランタイム類の導入

Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

Visual C++ 2005 SP1 セキュリティ更新プログラム KB2538242  (vcredist_x86 を選択)
  (尚、このKB2538242の導入で「使用できないネットワークリソース」というエラーが出た場合は、こちらをご参照。)

Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)

Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ  (x86)

をそれぞれクリックして、表示された画面で「ダウンロード」をクリックしてください。
なお、「その他の推奨ダウンロード」のような画面が現れたら何も選択せず、画面を下までスクロールして「ダウンロードせずに続けます」を選択してください。

ダウンロードのダイアログが現れたら、「実行」を選択して導入してください。

Cppruntime2005

この画面では「はい」と答えれば導入されます。また「修復」「アンインストール」二択の画面になる場合は既に導入済みですので、「キャンセル」を選んで導入を終了させてください。

この辺は必要ですというしかないので、説明は割愛させていただきます。
なおTVTestを動かすためのVC++2005だけあれば良いという解説もありますが、使用するプラグイン等で2008や2010が必要な場合がありますので、とりあえずこの3つを入れておくのが無難だと思います。

解凍ソフトの準備

以後のソフト導入手順の各所でzip や7z などの圧縮ファイルを解凍する必要があります。
OS標準の機能でもzipは解凍できる場合がありますが、TvTest用のfixなどで使われている7z はOS機能やExplzhでは解凍できませんので、その辺ピンと来ない方は適切なフリーの解凍ソフトを導入しておいてください。zipも7zもlzhも区別なく解凍できるようになります。

例1)7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/
導入するとファイル上右クリックで7-zipのメニューが追加されており、そこから展開(=解凍)、圧縮を指示することが可能になります。

例2)WinRAR
40日を過ぎるとライセンス購入のメッセージが出ますが、毎回「閉じる」を押せば一応継続して利用可能です。
http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/download.html

2)デバイスドライバの導入

Q3PEのドライバは、PLEX公式サイト

http://www.plex-net.co.jp/product/pxq3pe_download.html

から、最新版のBDA Driverを適切なフォルダにダウンロードしてください。Q3PEの場合最新版はBDA Driver Ver.1.3 になりますので、それをダウンロードします。

W3PEの場合、最新版はこちらになります。(V1.x、V2共通ドライバです。)

http://www.plex-net.co.jp/product/px-w3pev2/download.html

今後サイト上のドライバ名称はいろいろ変わる可能性がありますが「BDAドライバ」が入ってる最新版をDLすればokです。

なお、もしQ3PEのドライバをV1.0(あるいはV1.1、V1.2)からV1.3にアップデートする場合、まずは必ず現在使っているバージョン(V1.0.、V1.1など)のドライバファイルに添付されているUnstall_Driver.batをダブルクリックして、現在のドライバを削除してから、①以下の導入手順を実施してください。
V1.3に添付されているUnstall_Driver.batではそれ以前のバージョンのドライバは削除できませんので、ご注意ください。

これはW3PEの場合も同様で、アップデートの基本は「現状導入されているドライバ・バージョンに付属していたアンインストーラ」を使って現在のドライバを削除してから、新バージョンのドライバを導入してください。

① 準備(Q3PEのみ)

さて、Q3PEでDriver を入れる場合、私の環境ではいきなり導入するとレジストリの関連項目の一部がアクセスできなくなる不具合が起きました。
具体的には、BSCSの感度を調整するために付いている「PX-Q3PE_ISDBS感度調整ツール」を後から適用しようとしてもエラーが表示され適用できず、しかも該当項目を削除もできなくなりました。
これは環境依存の問題だと思いますが、これが起きるとドライバからも該当の設定内容が読めなくなりますので、色々な不具合の原因になります。
そこで以下ではそれを回避する手順にしました。

念のため導入前の準備として、(Windows7以降をご使用の方は)以下のファイルをダウンロードして

「回復ポイント作成用バッチ.zip」をダウンロード

これを適切なフォルダに解凍し、中のバッチファイルを「右クリック→管理者として実行」してください。これでレジストリの回復ポイントが作成されますので、万一上記の現象が起きても、

BDAドライバを Unstall_Driver.bat でアンインストールした上で、コントロールパネル→回復 から システムの復元

で、導入前の状態に戻せます。
(なお、Vista以前をご使用の場合はこちらこちらの手順で、同じように回復ポイントを作成できます。)

次にBDA Driver Ver.1.3 を解凍し、まずドライバを導入する前に

①中にある圧縮ファイル(Utility.zip)を再度解凍し

②解凍した Utility の下にある PX-Q3PE_ISDBS_Normal_Gain_Setting.reg をダブルクリックして適用

してください。②が上記不具合を回避するおまじないですので、お忘れなく。

Q3prepare

また解凍した \PX_Q3PE_20131021_BDA_Signed フォルダの下がDriverフォルダになります。

② ドライバの導入(Q3PE、W3PE共通)

図のようにDriverフォルダ下のBDA_drvier_64または32をご使用のOSに合せて開き、

Q3pedriverinstall2

ここの Install_Driver.bat をダブルクリックして実行してください。セキュリティの警告が出る場合も図のように答えればOKです。

なお、ドライバの導入はデバイスをPCに挿した後でも大丈夫ですが、その場合も導入後に「3.PCに装着」 を参考にして、デバイスマネージャーで正しく認識されていることを必ず確認してください。

3)PCに装着

PCを一旦シャットダウンして、カードをPCIeスロットに装着します。私のPCでは写真のようになりました。

Q3pe_located

ロープロファイルのスリムな基板のお蔭で、このような狭い場所でも装着できます。

内蔵カードリーダを使う場合はB-CASカードを写真の向きに挿してください。それでFakeWinSCardも問題なく使えます。もちろんUSBカードリーダやBonCasLinkで他のPC上のB-CASを使う場合は、ここに挿す必要はありません。
ちょっとしたTipsとしては(コメントでもいただいた情報ですが)見た通りこのカードリーダはガッチリとしたホールド感はないので、何かが強く当たるとカードが抜けた状態になる可能性があります。
そういう心配がある場合、カードを挿したらテープなどで補強しておくと安心です。

なお言わずもがなとも思いましたが初めての方用に念のため、余分なB-CASカードがない場合は、この辺を参考に別途入手しておいてください。

装着したらアンテナ線を繋いでください。
尚、受信環境について良くあるご質問なのですが、もしアンテナやCATVパススルーからの線が地上波・BS/CSの「混合」で来てる場合は、必ず(「分配器ではなく」)このような「分波器」を使って

地上波・BS/CSの線に分けてから、それぞれの端子に繋いでください。そうしないと受信不良の原因になります。
また元が「混合」でない場合でも、分波器を入れるとバンドパスフィルタとしてノイズをカットすることで受信状況が改善することがあります。不定期にドロップするなどノイズが入ってると思われるかたは、分波器を試してみると良いと思います。

もう1点、地上波・BS/CSとも言えることですが、もしCATV/光TVのSTB経由パススルーや共同アンテナ等からブースターを経由してアンテナ線が来ている場合、このチューナーにとっては信号が強すぎて受信状態が悪くなる場合があります。
以下の手順に沿ってTVTestを導入した後、該当される方は受信状態を確認して、受信できなかったり受信状態の悪い局が続出する場合は(本来パススルーや業者設置のアンテナ環境で受信状態が悪い筈はないので)、リンク先を参照の上、アッテネーター(減衰器)をSTBの出口に導入すると、ほぼ解消すると思います。

装着が終わったら、PCの電源を入れてください。
OSが起動したら、コントロールパネル→デバイスマネージャーで以下のように、

Q3pe_devman

「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目にQ3PE(W3PE)が認識されていればOKです。認識されないか、黄色い!や赤のXマークが付いている場合は挿し直し、挿すスロットの変更などをやってみてください。(スロットによる動作不良はマザーボード不良やグラボ等の相性で可能性として起きる問題でPT3やRAIDカード等でも同じ話なので、うまく動かない場合にチェックしてみると良いと思います。)

4)パラボラアンテナ給電(LNB給電)、および感度の初期設定について

LNB給電の設定

ご自宅で衛星放送をパラボラアンテナを立てて視聴している場合、アンテナ内蔵の周波数変換モジュール(LNB)を動作させるために受信機のどれかから給電する必要があり、PX-Q3PE、W3PEにもその機能があります。

これはCATV/光TVパススルーの環境や共同アンテナを使っている場合には不要で、またブースターが既に設置してある場合にも不要です。そういう方は読み飛ばしてください。
(もちろんそもそも衛星放送の受信設備がない方も、とりあえず読み飛ばしてください。)

LNB給電は他のレコーダやテレビからおこなうことも出来ますが、現在のテレビは節電関連の法令で電源切るとLNB給電も切れてしまう仕様なので、判らない場合はとりあえずLNB ONにしておくと良いと思います。

さて、LNB給電を使うには

Q3PEの場合、 1-2)で解凍したドライバのフォルダ中にある \Utility\LNB というフォルダ

W3PE V1.xの場合、こちらの旧ドライバファイルをダウンロード&解凍し、中にある\Utility\LNBフォルダ

W3PE_V2の場合、1-2)で解凍したドライバのフォルダ中にある \Utility\LNB フォルダ

以上のそれぞれを開いて、図のように

Q3pe_lnbonoff

LNB_ON_PX・・.reg というファイルをダブルクリックしてください。確認メッセージが出たら「はい」と答えればOKです。

なおVista以降のOSの場合、たまにUACの設定によってはこのLNB ONの変更が弾かれることがあります。上記操作をおこなってもLNB給電ができていないような場合は、リンク先の記事も参考にしてください。

なおQ3PEのデバイスIDは0B06_0002_PE、W3PEの場合は0B06_0001_PE、W3PE_V2では0B06_0003_PEになります。

また分配器によっては給電できる端子に制限がありますので、この辺も参考に。

BSCS、および地上波感度調整ツールの適用(Q3PEのみ)

(1) BSCS感度調整ツール

さてQ3PEの場合、環境によってはBSCS、特にCSのFOXムービーやスペシャプラスなどの高周波チャンネルでS3の感度が低下する場合があり、V1.1ではその調整のためのツールが、Utilityフォルダの直下に添付されています。

PX-Q3PE_ISDBS_Amplifier_Gain_Setting.reg (入力を増幅させる)
PX-Q3PE_ISDBS_Attenuation_Gain_Setting.reg (入力を減衰させる)
PX-Q3PE_ISDBS_Normal_Gain_Setting.reg (入力そのまま)

私の環境(パラボラを自前設置・ブースター無し)で試したところ、Amplifierが最適でした。
ただしS3に限って上記CS高周波チャンネルでの感度低下が見られましたので、Amplifierをベースにそれを調整した

PX-Q3PE_ISDBS_Custom_Gain_Setting.reg

を添付いたしました。チューナー導入時は上の添付の3つのどれかではなく、まずはこれを解凍し、ダブルクリックして適用してください。(何もしないと十分な感度が得られない場合が多いですので、まずは難しく考えずにこの"Custom"を適用しておくと良いです。)

後で感度が思わしくない場合は受信状態を見ながら他のものを適用して調整できますし、中身はチューナー毎に3つの感度パラメータの組み合わせになっていますので、他を参考にしながら編集して、チューナー毎に細かく調整することも可能です。

(2) 地上波感度調整ツール

Q3PEではDriver Ver1.2から、T0~T3の感度のばらつきを抑えるため、(1)と同じUtilityフォルダの直下に新しく「地上波感度調整ツール」が追加されています(PX-Q3PE_ISDBT_xxxx_Gain_Setting)。
ここではまず、PX-Q3PE_ISDBT_Low_Gain_Setting.reg をダブルクリックして適用してください。

TvTestを導入した後、地上波を映してみて、下のステータスバーに表示されているdB値が十分な値(地上波の場合20~30dB) になっていないときは、xxxxはLow、Middle、High、Maximumの4段階ありますので、TvTestを動かしながら順に試して、下に表示されているdB値が一番大きくなるものを選んでください。その際T0~T3でそれぞれ、特にT3で感度が良好かも確認してください。
感度調整ツールの適用はリアルタイムで効きますので、TvTestを動かしながらその場で結果を確かめることができます。私のところではLowが一番良い感度でした。

なお(1)、(2)のツールは名前が紛らわしくフォルダも分かれていないので、間違えて適用しないよう注意してください。

他に注意として、たまにこのレジストリ操作がUACによって弾かれる事があります。(1)(2)を適用しても結果が全く変わらないように見える方はここもご参考に。(Q3PEのデバイスIDは0B06_0002_PE)

地上波ブースター機能(ISDB-T_LNA)について (W3PEのみ。W3PE_V2では衛星ブースター機能も追加)

PLEXチューナには地上波の信号を増幅するブースター機能がついています。
Q3PEだと地上波チューナ個別に自動調整する事になったためこれはお任せ(AUTO)しか選べませんが、W3PEの場合自動ブースター調整は2個ある地上波チューナ両方に同時に効いてしまうため、AUTOのままでは同時受信時に片方の受信状態に引っ張られてもう片方が乱れることがあり、これを避けるためにブースターは手動でも設定できるようになっています。
チューナー導入時には以下のように手動設定しておくのが推奨です。

W3PE V1.xの場合、旧ドライバファイル

http://www.plex-net.co.jp/product/pxw3pe_download.html

をダウンロード&解凍し、中の\Utility\ISDB-T_LNA_Controlフォルダを開いてください。

W3pe_lna

またV3PE_V2の場合は、未だ感度調整Utilityが添付されていませんので、こちらのファイルをダウンロードし、中の\Terraフォルダを開いてください。

「W3PE_V2_LNA.zip」をダウンロード

以上それぞれのフォルダで、

 ISDB-T_LNA_Manual_Mode_ByPass.reg をダブルクリックして「ByPass」にセットしてください。

大抵の場合はそれで大丈夫です。

設定が終わって実際に利用するようになってから、受信レベルの悪い地上波チャンネルがある場合に、できるだけ多くのチャンネルで受信レベルが適切になるよう、ここにある.regファイルを使って「Amplifier(増幅)」や「Attenuation(減衰)」、あるいは更にリンク先の手順で細かい調整をおこなうこともできます。
(「増幅」したからと言ってTVTestのdB表示が増えるとは限らないことはご注意ください。チューナにとって適切な信号レベルを上回っても下回っても、受信強度は低下します。)

またUACによって設定が弾かれる場合もたまにありますので、、適用しても結果が全く変わらないように見える方はここもご参考に。(W3PEのデバイスIDは0B06_0001_PE、W3PE_V2のデバイスIDは0B06_0003_PE)

なお、V3PE_V2では上記でダウンロードしたファイルの中に\Satellite というフォルダもあり、そこにある

 W3PEV2_ISDB-S_Amplifier_ON.reg
 W3PEV2_ISDB-S_Amplifier_OFF.reg

というファイルで衛星ブースター機能の設定も可能になっています。これはまずOFFで設定してみて、うまく受信できない時はONも試してみてください。

2.ソフトウェアの準備

0) 作業用フォルダ

大したことではないのですが、以降でファイルを8個とか複製してリネームするような作業が度々ありますので、デスクトップとか適当なところに、作業用フォルダを作っておくと便利だと思います。
デスクトップに作業用フォルダを作成するには、図のようにデスクトップ上で右クリックして「新規作成」→「フォルダ」を選ぶと、デスクトップ上に「新しいフォルダー」が作成されます。

Q3pe_work

この「新しいフォルダー」の上で右クリックして「名前の変更」を選び、「作業用フォルダ」など適当な名前にしておいてください。以降ではここを「作業用フォルダ」と呼ぶことにします。

1) BonDriverのダウンロードと準備

PX-Q3PEの場合、BonDriverはこちらから適切なフォルダにダウンロードしてください。
解凍すると中身は以下のようになっています。

Q3pe_bon10

ただしこの「BonDriver***.ini」ファイルは、BSのチャンネル番号が適切でなく、チャンネルプリセットを使うとTVRockが誤った選局をしてしまったり、他機種のBonDriverとチャンネルファイル(.ch2ファイル)を使い回すことができないなど、ちょっと不便な点があります。
その点を修正するために こちらの"チャンネル定義修正ファイル"をダウンロードして解凍し、

Q3pe_bon10_chmod

中身を上記BonDriverに上書きしてください。結果は以下のとおりになります。

Q3pe_bon10_moded

このセットをQ3PE用BonDriverとして、以降で使います。

PX-W3PE V1.x の場合は、BonDriverはこちらから適切なフォルダにダウンロードしてください。
解凍すると、中にはW3U2、W3PE、S3Uの名前が付いたフォルダがありますが、そのうちのBonDriver_PX_W3PEフォルダを開いてください。中は以下のようになっています。

W3pe_bon1x

またPX-W3PE_V2の場合は、BonDriverはこちらから適切なフォルダにダウンロードしてください。中にはTVTest関係の余分なファイル(バージョンが古いので使ってはいけません) が入っていますが、以下の図の反転しているファイルのみを別のフォルダにコピーして、マスターとして使ってください。
W3pev2bd

ただし、これらの中にある

BonDriver_PX_W3PE_S0.ini
BonDriver_PX_W3PE_S1.ini

以上のファイルはいずれも、設定が古かったり他のPXシリーズとのチャンネルマップの互換性が無かったりしますので、以下のファイルをダウンロード&解凍し、

「W3PE_BonIniAlter.zip」をダウンロード

これらに上書きして置き換えてください。

以上をW3PE用BonDriverとして使います。

2)TVTest用チャンネル定義ファイル(最新版)のダウンロード

BS、CSチャンネルの最新内容の反映のため、以下のファイルを

「Preset_BS.ch2」をダウンロード

「Preset_CS.ch2」をダウンロード

「右クリック」→「対象をファイルに保存」で、「作業用フォルダ」にダウンロードしてください。

(上記の名前のままでDLするように注意してください。ときどきブラウザが勝手に.txtという拡張子に改変してダウンロードしようとする場合がありますので、その場合は再度この操作をやり直して、拡張子が.ch2になることを確認してください。)

3)FakeWinSCardの準備(内蔵カードリーダを使う場合のみ)

この準備はUSBカードリーダやBonCasLinkを使う場合には必要ない、というよりしないでください。(ファイルを入れてしまうと、内蔵カードリーダを優先して読みにいってしまいB-CASカードが読めなくなりますので、ご注意ください。)

内蔵カードリーダを使う場合は、こちらから「fake-kaixxxx.zip」を適当なフォルダにダウンロードし、解凍した中にある「WinSCard.dll」 を「作業用フォルダ」にコピーしてください。これがFakeWInSCardと呼ばれる有志作成のモジュールで、Q3PEの場合もW3PEの場合も、内蔵カードリーダをスマートカードリーダのように使えるようにしてくれます。

なおFakeWinSCardとは何者かを知りたい方はこちらのリンクもご参照ください。通常は上記のWinSCard.dllと、BonDriverに添付されているCardReader_PX.dll/iniの3つをセットで使います。TVTestだけではなくRecTask/EDCB/Multi2dec/TsSplitter/BonCasServiceなどの実行フォルダにこのセットを入れれば、同じようにBCASカードリーダとして使えるようになります。
CardReader_PX.dllは実は(ドングル以外の)PLEX3波チューナに共通のモジュールですが、CardReader_PX.iniの記述でどの機種のカードリーダを使うかを指定しています。BonDriverに付属のものはその機種を指定するように最初から書かれているので余り意識する必要はありませんが、機種を混在させる時は判りにくくなるので、セットアップ時に中を見て確認したほうが良いと思います。

ただし能力的にはUSBカードリーダの方がやや上です。Q3PE 1枚やW3PE 2枚程度であれば内蔵カードリーダで十分ですがそれ以上の数のチューナに増やしたり、何かのシステム環境と干渉して内蔵カードリーダがうまく働かない場合は、以下のような実績あるUSBカードリーダを使ってみるのも良いと思います。

4)TVTest環境の準備

リンク先からTVTest 0.7.23(x86)をダウンロードしてください。

上記でうまくダウンロードできない場合はこちらにもアーカイブがあります。

これを適切なフォルダに解凍して、内容をTVTest実行用フォルダ(以降では\TVTestフォルダとします)にコピーしてください。

次に、Microsoft DTVデコーダに対するバグを修正するため、こちらから 0.7.23fixをダウンロードし、解凍します。
 上記サイトがリンク切れしている場合、こちらの一覧からTVTest_0.7.23fix.zipをダウンロード&解凍して使ってください。
中にある2つのファイルを\TVTestフォルダにコピーして、 TVTest_0.7.23fix.exe をダブルクリックし実行してください。
Tvtestfix_2

正常終了が表示されてTVTest.exeの日時が 2013年2月28日11:00 になれば適用終了です。

次に、\TVTestフォルダに、1)のBonDriverの内容、および2)3)で作成した「作業用フォルダ」の内容を上書きコピーしてください。
結果、以下のような構成になるはずです。

Q3pe_tvtest1_2
W3PEの場合もBonDriverはチューナ数の分少なくなりますが、同じ構成になります。)

以上でTVTest環境の準備は完了です。

3.ソフトウェアの起動と設定

1) TVTestについて

①TVTestの起動

BCASカードを適切にセットした上で、\TVTestフォルダにある TVTest.exe をダブルクリックしてください。すると初期設定画面が出ますので、図のように選択(入力)します。

Q3pe_tvtest2_3

デコーダは7/Vistaであればデフォルトで「Microsoft DTV-DVD」デコーダが付いてきますので、それを選べます。Winodws8の環境や、XPで選択できるものがない場合は、リンク先をご参考に「ffdshow Video Decoder」などを導入して、ここで選択ください。またVista/7のかたもMicrosoft DTVデコーダが必ずしもベストな画質ではないですので、一通り稼働確認が済んだら同じリンク先の手順でいくつかデコーダを入れてみて、好きなものを選択すると良いと思います。
また、PCに PowerDVD が導入されていれば、「CyberLink Video/SP Decoder」を使うのがベストだと思いますが、PowerDVD11以降を導入されている方はこちらもご参照ください。)

フォルダを作成しますか?に「はい」と答えると、図のようになりますのでこれにも「はい」と答えます。

Q3pe_tvtest3_2

②チャンネルスキャン

BSのチャンネルスキャンの画面になりますので、「プリセット読み込み」をクリックします。

Q3pe_tvtest4bs

次に「対象チューニング空間」で「CS110」を選び、同じく「プリセット読み込み」をクリックしてください。

Q3pe_tvtest4cs

終わったらOKを押します。

次に左下の「BS」と表示されているところをクリックすれば図のように表示されますので、「BonDriver_PX_Q3PE_T0」をクリックします。(W3PEの場合はBonDriver_PX_W3PE_T0)

Q3pe_tvtest5

画面上で右クリックし、「設定」を選びます。

「チャンネルスキャン」→「対象チューニング空間」で、アンテナの環境に合わせてUHFかCATVをセットします。

なおここで「CATV」を選択するのは、CATVのSTB経由のうち"UHF帯域外周波数変換パススルー方式"の場合のみです。("UHF帯域内"や"同一周波数"パススルー方式との違いについてはこちらをご参照ください。)
正直CATV会社はこの辺の技術的な仕様を、ユーザーが判らないだろうと見なしているのかほとんど公開していないのですが(意外とWikipediaに情報があったりします)、わからない場合はCATV、UHFを順に試してみても良いと思います。

Q3pe_tvtest5ts1

さて、地上波は(ワンセグの話は除いた)普通の放送でも、同じ局で複数の番組を流す「マルチ編成」になる場合があります。

例えばNHK総合は野球中継の時、たまに「総合2」にチャンネルを切り替えるように促されることがありますが、それがマルチ編成の例の1つです。
最近は独立局、例えば東京MXなどが積極的にこの「マルチ編成」を売り物にしています。NHKEテレは2編成、放送大学も3編成に分けているコマがありますので、お勉強好きの方にも関係があります・・

TVTestのチャンネルスキャンでこの辺に対応するには、上図で「サービスを検索する」にチェックします。(マルチ編成対応不要ならチェックしなくて大丈夫です。)

以上で、「スキャン開始」を押します。

図のような画面で暫く待たされたあと、
Q3pe_tvtest5ts2

数分で地上波のスキャンが終わります。

次に、上で「サービスを検索する」にチェックした場合、いろいろ余分なチャンネルがスキャン結果に出てきますので、整理します。

表示されているチャンネルのうち、マルチ編成を見る可能性のある局のみ、複数あるチャンネルを全てチェックし、マルチ編成でない局(一般の民放キー局や系列局)は、一番上のチャンネルだけ残して、あとはチェックを外します。具体的には以下のようにチェックを外していきます。

Q3pe_tvtest5ts3(注)テレ玉は実はマルチ編成らしい

Q3pe_tvtest5ts4_2

以上の編集が終わったら、「OK」をクリックします。

③スキャン結果のチャンネルを全チューナへの反映

②の操作を、BonDriver_・・・S1~S3 T1~T3で繰り返せば全チューナにチャンネル情報が反映しますが、結構面倒くさいと思います。

ここでは、一旦TVTestを終了させてから、以下のようにチャンネルファイルを全チューナー分コピーすることで反映させます。

TVTestを終了させ、「作業用フォルダ」の中身をクリアした上で、\TVTestフォルダにあるBonDriver_・・・S0.ch2 ファイルと、BonDriver_・・・T0.ch2 ファイルを「作業用フォルダ」にコピーします。

Q3pe_tvtest6

この.ch2ファイルのコピーを3個(W3PEの場合1個)づつ作って、末尾がS1~S3、T1~T3 (W3PEならS1とT1)になるようにリネームします。
以下はその手順例です。
Q3pe_tvtest7

Q3pe_tvtest8_2

Q3pe_tvtest8b

以上で揃った8つのch2ファイルを、\TVTestフォルダに上書きコピーします。

Q3pe_tvtest8c

以上で全チューナへのチャンネル反映完了です。

④残りの設定作業

\TVTestフォルダあるTVTest.exeをダブルクリックして起動し、画面上で右クリック→設定を選びます。

以下の順に残りの設定をおこないます。

「一般」タブ
Q3pe_tvtest9a

図のように「現在のサービスのみスクランブル解除」をチェックしてください。(重要)

また,、EMM処理にもチェックし、CPUに合せてSSSE3またはSSE2の設定もおこなってください。
(上の図のように、AMD系CPUで少し古いものは"SSSE3"は使えない事がありますので"SSE2"のほうが確実。どちらにしてもここは大した差はありません。)

いちばん上の「BonDriver検索フォルダ」は空欄にしておいてください。そうすれば\TVTestフォルダにあるBonDriverを自動的に探し、またチャンネルファイル等もそこに作成されます。

「録画」タブ
Q3pe_tvtest9b

図のように、「現在のサービスのみ保存」と「現在のサービスのみスクランブル解除」にチェックしてください。(重要)

また、「ファイル名」の欄に以下をコピペしておくと、
%event-name% %channel-name% %month%月%day%日%hour%時%minute%分.ts
録画ファイル名が「番組名 局名 月日時分.ts」のようになり、判りやすくなります。

「ステータスバー」タブ
Q3pe_tvtest9ab
大したことではありませんが、図のように番組情報やビットレートをチェックして表示させるようにすると便利です。

以上で設定は終わりです。「OK」をクリックしたのち、TVTest画面右上のTvtestxをクリックして、一旦TVTestを終了させてください。

⑤動作確認

\TVTestフォルダあるTVTest.exeを右クリック(ドラッグ)したままデスクトップにカーソルを動かし、

Tvtestdand

そこで放す(ドロップ)すると、図のような選択枝が出ますので、「ショートカットをここに作成」を選択します。

Tvtest_making

これでデスクトップに図のようなアイコンが出来ます。

Tvtest_2

これをダブルクリックすればTVTestが起動します。

これでTVの視聴と、簡単な録画ができるようになります。

TVTestを起動して左下(BSとかUHFと表示されるところ)をクリックし、「チャンネル選択画面」をクリックすると、

Photo

図のような画面になります。

Q3pe_tvtestac_3

ここでPX_Q3PE_XXにカーソルを合わせてチューナ(に対応するBonDriver)と放送波を選び、そのまま右にカーソルをスライドさせて観たいチャンネルのところでクリックすれば、チャンネルが選べるようになります。
(なお、起動直後は番組情報は空欄ですが、いくつかチャンネルを開くうちに番組情報が表示されるようになります。)

TVTestは複数画面立ち上げることができます。
ただしQ3PEが1枚だけの場合、2番目以降のTVTestを立ち上げようとすると、直前のTVTestと同じBonDriver = チューナ を掴んで起動しようとするため、以下のようなメッセージが出て画面も黒いままですが、

Q3pe_tvtestae

OKをクリックしてメッセージを消したのち、上記の方法などで使われていないBonDriver = チューナ を選び直せば無事画面も表示され、独立して使えるようになります。

このようにしてQ3PEの場合、8個(地上波4、BS/CS110も4)まで、TVTestが独立してチャンネルを表示できます。 (W3PEの場合は4個 = 地上2+BS/CS2)

なお、この振る舞いは、Q3PEが2枚以上挿してある場合には少し変わります。
その場合、1つのBonDriverで使えるチューナは1つだけではなく、挿してある枚数分迄が使えます。したがってTVTestは、先に同じBonDriverを使ったTVTestが動いていても枚数分迄起動可能で、かつ独立して動くことができます。
したがって8×枚数分 のチューナが独立して使えることになります。
(W3PEの場合も全く同じで、4×枚数分 が使えるようになります。)

さて、以下はTVTestの操作例ですが、例えばTVTest画面下(ステータスバー)にある「録画」ボタンを左クリックすれば、視聴中の映像をそのまま(もう一度このボタンをクリックするまで)録画できますし、同じ所で右クリックすれば

Q3pe_tvtestad

「(EPG情報を利用して)この番組を最後まで録画する」とか、「詳細」で開始/終了時刻を指定して録画するなど、いろいろな録画方法が選べます。

TVTestは基本的に高機能なテレビとして使える他、プラグインなどによって便利な機能を追加していくことができるのが特徴ですので、リンク先も参考にしてください。
この段階でTvtPlayも導入しておくと良いと思います。他にニコニコ実況プラグインWhiteBrowserなどもお勧めです。

以上でTVTest動作確認完了です。

Q3pe_tvtestaca
.

2) TVRockを使った予約録画

本格的な予約録画、例えば番組表を見ながら空いているチューナに録画予約していったり、キーワードなどの条件に合う番組を毎日自動的に探して録画予約していくためには、これからご説明するTVRockか、後ほどご説明するEDCB(EpgDataCap_Bon)を使うのがお勧めです。
(両方使う必要はありません。どちらか好きな方で良く、一長一短はありますがどちらでも高度な予約録画システムを組むことが可能になります。)

まずここでは、TVRockを使うための設定と、その使い方を解説いたします。

① TVRock関連ファイルのダウンロード

TVRockは、リンク先のファイル置き場から「期限解除パッチ適用済みTvRock09u2(up0699.zip)」をダウンロード可能です。それより前のバージョンはTvRockスレ@ウィキ の倉庫にあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

DLしたファイルは適切な実行用フォルダ(以下、\TVRockフォルダとします)に解凍してください。

また、TvRockOnTVTestの最新バージョン(Mod 9.1r2)をこちらよりダウンロードします。
上記リンクからダウンロードできない時は、TvRockスレ@ウィキ の倉庫にもアーカイブがあります。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/27.html

TvRockOnTVTestは解凍後、「TvRockOnTVTest.ini」 と「TvRockOnTVTest.tvtp」の2つのファイルを、TVTestを導入した\TVTestフォルダの下の、\Pluginsフォルダ にコピーしておきます。

② BS/CS最新チャンネル対応のための前処理

\TVRockフォルダにあるtvrock.exeをダブルクリックして、TVRockを起動してください。

以下のような初期化ダイアログ、

Tvrockinit

あるいは

Tvrockinitb

が、(場合によっては何回か)出ますが、全てキャンセルを選んでください。
(なお、キャンセルを選ぶのはこの時だけです。以降の手順や通常の起動時に同じダイアログが出るときは、常に「OK」と答えてください。)
タスクトレイにTVRockアイコンTvrockiconが表示されまますので、その上で右クリックし、「設定」を選びます。

表示されたTVRock設定画面で「システム設定」のタブを選びます。

下図の赤丸の「TvRock作業フォルダ」で「参照」を押して、\TVRockフォルダの場所 をセットしてください。

Tvrock1

以上でOKを押し、タスクトレイのTvRockアイコンに戻って、右クリックし、「TVRockの終了」を選んでください。

次に、以下の2つのファイルをそれぞれ「右クリック」から「対象をファイルに保存」を選び、\TVRockフォルダを指定して、「保存」をクリックしてください。上書きしますか?と聞かれたら「はい」と答えます。

「ch-bs.txt」をダウンロード

「ch-cs.txt」をダウンロード

③ 地上波プリセットファイルの作成

BS、CSのチャンネルは全国共通なので、②のように作成済みのプリセットファイルが使えますが、地上波は地域により様々なので、ご自身でTVTestでスキャンした結果をもとに以下の手順でご用意いただく必要があります。
プリセットファイルを作っておけばDtune.batで設定する毎に編集する必要もなく、現在のチャンネルやマルチ編成などの情報が常に反映されます。

地上波プリセットファイルはTVTestでスキャンした.ch2ファイルを基に作成しますが、ネットを調べたところ Blog「空に架かる橋」さんがシンプルで使い易いツールを作っておられましたので、これを活用する手順をご紹介します。

予め、「作業用フォルダ」の中身をクリアしておきます。

次に、こちらに

http://soranikakaruhashi.blog.fc2.com/blog-entry-132.html

「TvRock用ch-ts.txt生成バッチ」ツールのプレーンテキストがありますので、それをテキストエディタにコピペして.batの形式で保存すれば良いのですが、簡単のためこちらに.bat形式にしたものを上げておきました。

「gen-ts.zip」をダウンロード

これを解凍して、中にある gen-ts.bat を「作業用フォルダ」にコピーします。

次に\TVTestフォルダを開き、中にあるチャンネルファイル BonDriver_PX_Q3PE_T0.ch2 を「作業用フォルダ」にコピーします。 (W3PEの場合は BonDriver_PX_W3PE_T0.ch2 )

Tvrock_tsgen1

次に BonDriver_PX_Q3PE_T0.ch2 ファイルを、gen-ts.bat の上にドラッグ&ドロップします。

Tvrock_tsgen2

数秒後「作業用フォルダ」の中に、ch-ts.txt というファイルが作成されますので、

Tvrock_tsgen3

これをダブルクリックしてテキストエディタで開き、内容を確認してください。

Chts1

マルチ編成を意識してスキャンしていると、マルチ編成でない局も1のような番号が付いています。
このまま使っても別に不都合はないのですが、ここで決めた「チャンネル名称」はTVRockでずっと使っていきますので、気になったらこの段階で編集しておいてください。
 (編集の際、局名は数字・記号・スペースを含めて全て全角文字を維持してください。)

局・マルチ編成の追加やチャンネル番号等の変更があったらその都度、ここの手順に戻ってTVRockに反映することができます。しかし定義済みの「チャンネル名称」をここで別のものに変えてはいけません。(ここで変更してしまうと、新旧の名前の局が二重に定義されてしまいます。) その点ご注意ください。

Chts2

以上で保存してください。この ch-ts.txt ファイルが地上波プリセットファイルになります。これを\TVRockフォルダにコピーしてください。

Tvrock_tsgen6

④ Dtune.batによる設定その1 チューナー設定

次に、 \TVRockフォルダにある、DTune.batをダブルクリックしてください。 確認メッセージの後、「TvRockDTVターゲットの数」=使用チューナの数 の指定画面が出てきます。

Tvrockdtune_4


ここでは製品種別と枚数に従って、以下のように指定してください。

枚数 PX-Q3PE PX-W3PE
1

Q3pe_dtune8_3
 8チューナーを選択

Q3pe_dtune4_2
 4チューナーを選択

2

N/A

Q3pe_dtune8_4
 8チューナーを選択

なぜこのパターンだけかと言うと、1つのTVRockで管理できるチューナー数は8個までなので。付いているチューナーを全部使おうとすると自然とこのパターンになるかと。。
ただしTVRockは複数TVRock間で連携して動かすことができる特長を持っていますので、9個目以降のチューナーがあっても(Spinelを介して)仮想PC上で分散して動かせば良いのですが、その辺は下のほうで解説してあります。

実際使い込んでくると、地上波ばかり録画する人や逆に衛星放送ばかり録画する人は、均等に割り当てるんじゃなくて地上波:衛星を5:3や2:6にしたい場合も出てきます。そういう場合も(不足分のチューナーは追加するとして)下記の手順の中で割り当てを変えれば良いのすが、最初からいろいろ考えるのは混乱しますので、まずはこの通りやってもらえば良いんじゃないかと。
後からまたDtune.batを動かせば、いつでも割り当ては変えられます。(若干の注意点はありますが、知っていれば大した話ではありません。)

さて、チューナー数を選択して「次へ」をクリックすると、チューナー設定画面になります。

Tvrock_dtune1_2

この画面が選択したチューナー数ぶん出てきますので、順に以下のように入力していきます。

チューナー番号 PX-Q3PE PX-W3PE
1

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

録画先フォルダを適切に指定。

「チューナータイプ」を地上波デジタルに指定。

「実行アプリ名(視聴用)」を tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T0.dll /DID A

を入力。

「実行アプリ名(録画用)」も tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T0.dll /min /nodshow /DID A

を入力。

「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、\TVTestフォルダを指定。

録画先フォルダを適切に指定。

「チューナータイプ」を地上波デジタルに指定。

「実行アプリ名(視聴用)」を tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /DID A

を入力。

「実行アプリ名(録画用)」も tvtest.exe とし、オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /min /nodshow /DID A

を入力。

2

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S0.dll /DID B

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S0.dll /min /nodshow /DID B

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /DID B

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /min /nodshow /DID B

他はチューナー1と同じ

3

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T1.dll /DID C

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T1.dll /min /nodshow /DID C

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /DID C

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /min /nodshow /DID C

他はチューナー1と同じ

4

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S1.dll /DID D

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S1.dll /min /nodshow /DID D

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /DID D

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /min /nodshow /DID D

他はチューナー1と同じ

W3PE一枚挿しの場合はここまで

5

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T2.dll /DID E

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T2.dll /min /nodshow /DID E

他はチューナー1と同じ

↓以下はW3PE二枚刺しの場合↓

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /DID E

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T0.dll /min /nodshow /DID E

他はチューナー1と同じ

6

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S2.dll /DID F

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S2.dll /min /nodshow /DID F

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /DID F

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S0.dll /min /nodshow /DID F

他はチューナー1と同じ

7

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T3.dll /DID G

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_T3.dll /min /nodshow /DID G

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」を地上波デジタル

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /DID G

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_T1.dll /min /nodshow /DID G

他はチューナー1と同じ

8

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S3.dll /DID H

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_Q3PE_S3.dll /min /nodshow /DID H

他はチューナー1と同じ

「チューナータイプ」をBS/CS

「実行アプリ名(視聴用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /DID H

「実行アプリ名(録画用)」オプションに

/d BonDriver_PX_W3PE_S1.dll /min /nodshow /DID H

他はチューナー1と同じ

チューナー設定画面はチューナー個数分、「次へ」「戻る」で自由に行き来が出来ますので、例えば tvtest.exe や「\TVTestフォルダ名」などの文字はまとめてコピペして、また1番の画面に戻る、といった入力方法が可能です。

そういった方法を活用しながら、入力ミスのないよう確実に進めてください。ここの入力欄は小さいので間違いに気付きにくいのですが、ここでの入力ミスはトラブルに直結します。

チューナーを全て設定し終わったら、「次へ」を押してください。チューナー振り分けの確認画面が出ますので、再度「次へ」を押すと、チャンネル設定画面に移ります。

⑤ Dtune.batによる設定その2 チャンネル設定

最初に地上波のチャンネル設定画面になりますが、上(③)で作成したプリセットが反映されているかを確認し、問題なければ「次へ」を押してください。

Tvrock_tsconf

周波数変換パススルー方式CATVの場合は、別の注意点もあります。こちらもご参照ください。
.

次にBS、CSの設定になりますが、これらは、プリセット値のままでOKですので、順に「次へ」を押していきます。

Dtunebs

Dtunecs

最後に番組スキャンを行いますが、これは後でいくらでもスケジュール起動できますので、適当なところで強引に中断して良いです。

Tvrockdtune__3

「次へ」をクリックすると、TVTestが2タスク起動して番組スキャンを開始しますので、タスクバーから右クリックで、「ウインドウを閉じる」を選択して2タスクとも終了させてください。

すると数分待たされたあと、「終了しました。次へ進んで下さい。」の画面になりますので、「次へ」を押します。
更に「次へ」を押せば、「終了」のボタンが出てきますので、クリックしてください。起動したWeb画面は終了させてOKです。

⑥ TVRock「設定」画面で残りの設定

DTuneを終了させると、TVRockは以下のようにタスクトレイに最小化されていますので、右クリックして「設定」を選択します。

Tvrock_2

設定画面では、以下のような設定をおこなってください。

システム設定 タブ

-右上の(スリープ復帰の)タスクスケジューラ使用については、マシン環境によってうまく使える場合も、使えない場合もあります。とりあえず外した設定にして、もしうまくスリープ復帰&録画ができない場合は改めてチェックした上で、WindowsのIDとパスワードをここで指定してください。

DTune.bat 実行直後は、ここがチェックだけされてID&パスワードがない状態ですので、そのままではエラーになってTVRockを終了させることもできません。チェックを外すか、ID&パスワードを入力するかのいずれかを必ずおこなってください。

Tvrock2_4a

‐ムービーフォルダは適切なフォルダを指定しておきます。

‐ログイン時にTVRockが自動起動するよう、「ログイン時に起動」をチェックしておきます。


録画基本設定 タブでは、録画予約のときのデフォルト設定として、

-視聴・録画デフォルト: 「録画のみ」として録画中に映像が表示されるのを抑止し、CPUパワーを節約します。

-録画終了後デフォルト: 「アプリケーション終了」として、録画終了時に速やかにチューナーを解放するとともに、録画サーバーが休止やスリープしない設定にします。

-ファイル名置換フォーマット

これは私の例ですが

@TT@SB@NB [@CH] @yy年@mm月@dd日 @sh時@sm分(@wk曜日)

としています。内容の判りやすいファイル名にするのと同時に、できるだけファイル名をユニークにして、万一シリーズ物が同じファイル名になって上書きされるのを防ぐためです。

Tvrockdefault_2_2

インテリジェントタブ

-左下のTVRock番組表のセクションは、「起動する」をチェックしたうえで、もし番組表アクセスを特に規制しない場合は「認証無し」とし、(家の中でも)制限したい場合は「Basic認証」をチェックした上で適切なユーザーID&パスワードを入力しておいてください。

Tvrock_4c

プロセスタブ

必要に応じて終了後コマンド等を定義しておくことができます。

ただし、これは敢えて今定義しておく必要はありません。ただ後でいろいろ録画サーバーとしての使い方を考えていく時に便利な機能ですので、ここでご紹介しておきます。

書くときは コマンド名:スクリプト のフォーマットで、複数行のスクリプトでは頭に同じ コマンド名:を付けていきます。以下が例です。

Move_XX:MOVE "%1" "移動先フォルダ・パス名"
 Move_XX:コマンドで録画後、ファイルを指定したフォルダに移動させる。

例えば家族で録画サーバーを共有しているときに、自分用の録画は自分用のフォルダで管理したいですので、そういう時にはこのような後処理コマンドでそれぞれ専用のフォルダに移しておく、という使い方ができます。

リンク先には予め動作するタイミングを規定されたコマンド予約語と、引渡しパラメーターの説明があります。終了後コマンドには予約語以外の名前を付けること。また 予約語:の形で、スリープ再起動時など規定時に走る自動スクリプトをここで定義することもできます。

Rockpostprocessr

 他の例として、HandBrakeを使ったMP4(H.264)自動エンコードをここでご紹介しておきます。
HandBrake はオープンソースで無料で使えるグローバルでも有名なソフトウェアで、そこらの有料ソフトより遥かに自由度が高く、また音ずれのない高品質なMP4が作成できます。2014/11に出たVer0.10.0 ではTSファイルの処理はほぼ完全に信頼できますし、加えて(ハードウェアがサポートしていれば:下の囲みを参照)高速・低負荷なQSVエンコードや、より高度なH.265エンコードも正式サポートするようになりました。
ただしCPUを激しく喰いますので、ハイエンドPC向け。(QSVが使えればローエンドでも実用的です。)
処理中は何も表示は出ませんが、リソースモニターCoreTempで見るとCPUをブン回していることで、処理していることが判ります。

ここでは以下のコマンドを定義しています。

HD:"HandBrake-H.bat" "%1"
 HD:コマンドで、解像度を保ったまま圧縮率を高めたMP4ファイルに変換。元のファイルと同じフォルダに、*.H.mp4 のファイル名で保存される。サイズは元の数分の1に圧縮される。

iPod:"HandBrake-L.bat" "%1"
 iPod:コマンドでDVD画質の高圧縮MP4に変換。元のファイルと同じフォルダに、*.L.mp4 のファイル名で保存される。サイズは元の1/10以下に圧縮される。
 再生環境もiPodやZacadeクラスで十分。

他にも以下のようなコマンド定義が可能です。

VH:"HandBrake-VH.bat" "%1"
 HDコマンドと同様に解像度を維持しますが、さらに画質重視のプロファイルです。但し圧縮率は1/3~1/4程度ですので、1時間を越えるようなHD番組では使わないでください。(出力ファイルが4GBを越えるとMP4コンテナの問題で出力サイズが急増します。)

HD_QSV:"HandBrake-H_QSV.bat" "%1"
iPod_QSV:"HandBrake-L_QSV.bat" "%1"
VH_QSV:"HandBrake-VH_QSV.bat" "%1"

 それぞれのQSV版です。使い方は下の囲みをご参照ください。

265L:"HandBrake-265L.bat" "%1"
265H:"HandBrake-265H.bat" "%1"
265VH:"HandBrake-265VH.bat" "%1"

 同じく、H.265版です。概要はリンク先をご参照ください。

 いずれも元のTSファイルも残るので、チェック後不要になったら元ファイルは消していくと良いです。(一応サンプルにはエンコード後元のファイルを自動で削除する方法もコメントしてありますが、TSファイルは使い勝手も良いですので、後でディスクを整理するときにTSファイルとしては要らなくなったものをまとめて手で削除するのがお勧めです。)

これらのバッチコマンドを使うには、HandBrakeプログラムのほか対応するバッチファイルが必要です。リンク先で「TVRockの録画後コマンドでエンコードをおこなう方法」 までの手順に従って、HandBrakeプログラムとエンコード用バッチを導入してください。

ちなみにインターレース解除処理については、元ファイルが放送TSである事を前提に deinterlaceをSlowerに設定しています。インターレース解除処理をしたくない場合はこのパラメータを削除してください。

尚、HandBrake 0.10.0はシステム環境がサポートしていれば、インテルのQSVを使えるようになっています。
前提条件は、QSVの使えるインテルCPU&マザーボードとWindowsVista以降で、以下のいずれかの条件を満たしていることです。

-インテル内蔵グラフィックスがプライマリモニタになっている
-またはWindows8以降でインテルグラフィクスが(プライマリでなくても)画面出力されている。(実際にはモニタに繋いでいなくてもちょっとした騙し手順でQSVが使えます。)

-またはLucid Virtu (Virtu MVP含む)が動いていて、そこにC:\Program Files\Handbrake\HandBrakeCLI.exe が登録してある。

いずれの場合もインテルグラフィクスドライバは最新版にしておくのが確実です。(古かったりマザーボード付属のものだと動かない可能性があります。最新版はインテルHPからDLできます) またグラボを併用する場合はグラボからの画面出力が4画面以上になるとQSVが働かなくなるという制約がありますので、ご注意ください。

実際にQSVが使えているかの確認方法は、エンコード中にGPU-ZでIntel HD Graphicsを選択して、SensorsタブのGPU Loadの項目を見れば、QSVが動いていれば(少なくとも)ゼロではない負荷がかかっていますので、それで判断できます。

QSV版は、同じプロファイルでCPU負荷は半分以下、エンコード速度は3倍~6倍は速い、というメリットがあります。
エンコード品質については、通常版(x264版)とは性格が大きく異なりますので単純には比較はできませんが、同じプロファイルでできるだけ似たような設定にしています。ただしQSV版の場合インターレース解除は全てQSVのdeinterlace機能を使う設定です。
圧縮率は通常版(x264版)と比較するとやや悪く
、エンコード後ファイルサイズは1.2倍程度になります。それでも速く、手軽にローエンドのPCでも使えるのが魅力ですし、今までのMC7やEspressoのような簡易ソフトとは格の違う本格的エンコードソフトがサポートしたことにより、その真価を発揮し始めた感じです。

  各プロファイルの圧縮率比較 (条件によって異なるので、あくまでサンプルによる参考値です)

Handbrakeresults2

これを見るとQSVの能力は圧倒的で、家電の「専用チップによるリアルタイムエンコード」を過去の遺物にしてしまう程ですが、HandbrakeのCPUエンコードは画質も圧縮率も更に優秀ですので、その辺は時間とCPUパワーとの相談で、うまく使い分けてください。

さて、終了後コマンドが定義してある場合、録画予約の際に図のように 「終了後コマンド」で指定することができます。(ここではHD:コマンドを指定)
デフォルトの「規定コマンドを実行」は通常何もしませんが、規定コマンドのTN:(チューナーデバイス録画終了後に実行)のスクリプトが定義してあれば、他を指定しない限り録画後は常にそれが実行されます。

Postcommandsample

.

⑦ EPG番組表の取得

TVRockを使った録画予約は、番組表からの操作が基本になります。逆に言えば、番組表を取得していなければ殆ど何もできません。したがって、まずは番組情報取得のタスクを定義します。

タスクトレイのTVRock右クリックで「インテリジェント」-「番組情報取得」を選び、 以下の画面で、対象チャンネルを設定してください。

Photo_4

特に不要なチャンネルがなければ、地上波、BS、CSとも全チェックで良いと思います。(視聴することのないチャンネルや、例えばCSを契約していない場合CSを全解除にしておけば、それだけ番組取得の時間は短縮されます。)

次に、上のように「同じ放送波の同時取得時には高速化を行なう」チェックし、「番組情報取得条件」は「無条件取得」にセットした上で、「記憶する」のボタンをクリックしてください。

あとは「開始」を選べば、番組表取得のためのTVTestタスクが2つ(地上波用とBSCS用)起動し、タスクバーに2つTVTestが表示されます。
このタスクは、30分程度で終わりますので、しばらくそのまま置いておいてください。

終わったらブラウザのアドレス欄に

http://localhost:8969/nobody/now

をコピペしてEnterを押せば、番組表にアクセスできるようになります。
ここをお気に入り登録しておけば、以後簡単に呼び出せるようになります。

ただし、使用ブラウザには注意する必要があって、IEの9.0以降だとこの番組表表示に非常に時間がかかったり、最悪のケースではTVRockが落ちる事があります。
したがってTVRockの番組表アクセスには、FireFoxを使うのが無難です。それらをまだ導入していない場合は、リンク先から導入してみてください。導入自体は数分で終わります。
これらのブラウザを他の用途で使わない場合は、上記番組表アドレスをホームページに指定しておけば起動するだけで番組表が表示されますので、これはこれで便利になります。

ただしこれらのブラウザは導入時や最初の起動の時に、「デフォルトのブラウザにするか?」などと聞いてきます。
その気がなければはっきりと「いいえ」と答えてください。またその時に「起動のたびに確認するか?」というようなチェックボックスがあったら、確実に外しておいてください。

Tvrock_programtable

さて、放送中のテレビ画面(TVTest)自体はSpinelを導入しない限り他PCでは観られないのですが、

(録画済みや録画中の追っかけ再生なら、フォルダ共有してTvtPlayで視聴可能)

TVRock番組表へのアクセスはLAN上の任意のPCからでも可能で、全く同等に操作できます。(VPNを定義すれば外出先からアクセスすることも可能です。)

方法は、上記ブラウザのアドレスバーにlocalhostではなく、TVRockの動いているPCのIPアドレスまたはネットワークIDを以下のように入れてEnterするだけです。

http://ネットワークIDまたはIPアドレス:8969/nobody/now

(ネットワークIDが判らない時は、コントロールパネル→システム→システムの詳細設定 で「コンピューター名」のタブを見れば判ります。)

これをブックマークしておけば手元のPCでいつでも録画予約したり、ログで録画結果を確認することができます。(使用ブラウザの注意点は上記と同じ)

Tvrock_remote

.
さて、ここまででとりあえずは手動(「インテリジェント」-「番組情報取得」)で番組表を取得済みですが、30分という標準時間では地上波全チャンネルには少し足りず、衛星放送全チャンネルには全く足りません。
上記番組表を見ると後ろのほうのチャンネルは完全に空白になっていると思います。

本来地上波は首都圏のチャンネル数だと40~50分、またBS、CSだとそれぞれ2.5時間(合わせて5時間)程度は必要になります。

これを毎回手動でやっていると大変ですので、定期的に番組情報を取得するタスクを定義します。

番組情報取得の簡単コース

簡単のため、定義済みの定期タスクをインポートできるようにしましたので、よかったら使ってみてください。使い方は以下の通りで、まだ録画予約をしていない方であれば使えます。(録画予約済みデータがあると上書きされて消えてしまいますので、ご注意ください。)

まずはタスクトレイのTVRockアイコンを右クリックして、「TvRockの終了」を選んでください。

次に、以下のファイルをダウンロードし

「GetProgramPreset.zip」をダウンロード

解凍後、8チューナー構成(Q3PE 1枚又はW3PE 2枚構成)の場合は \Q3PE フォルダの中、4チューナー構成(W3PE 1枚構成)なら \W3PE フォルダの中の 「tvrock.sch」ファイルを、\TVRockフォルダに上書きコピーしてください。

tvrock.exe をダブルクリックして、TVRockを再起動します。

TVRockアイコンで右クリック→予約リストの上にカーソルを持っていくと、以下のように「番組表取得スケジュール」が4つ(8チューナー用)または2つ(4チューナー用) 定義されている筈です。

Tvrock_autoprogram

それぞれのレコードの上でクリックすれば、上図のように定義内容が表示されます。
とりあえずは「コンピュータ名」が正しく使用中のコンピュータ名になってるか確認し、間違っていたり空欄の場合は、プルダウンから正しいコンピュータ名を選んで、OKを押してください。

以上で昼の12時にスタートする番組表取得タスクが、地上波は毎日、衛星放送は週2回定義されます。
また8チューナー構成ではそれぞれ2つのタスクを同時に動かすことで約半分の所要時間に「高速化」します。
 

開始時間、曜日等も自由にカストマイズできますので、ご活用ください。

上記簡単コースを使わず普通に定期タスクを定義する場合、まずは「インテリジェント」-「番組情報取得」で、番組情報取得タスクを起動します。

タスク動作中に右クリック→「予約リスト」から「番組情報取得スケジュール」のレコード(2つ)をそれぞれ開いて、画像のように書き換えてください。

これでOKを押せば定期タスクとなり、番組情報を自動的に取得してくれるようになります。

Tvrockprogramdltask

地デジと衛星用に、チューナー1,2でそれぞれ差し障りのない曜日、開始時刻を指定しておくと良いと思います。取得できる番組表は取得日から1週間分で固定(ただし地デジ難視聴対応BSチャンネルは2~3日分のみ)ですが、図のように「カスタム」を選んで複数曜日を指定しておくと番組変更に対応しやすくなるのと、仮に取得に失敗したチャンネルがあっても次回でリカバリーできます。

番組表取得の時間を短縮するには、2チューナー以上を同時にスケジュールすることによる「高速化」の機能が利用できます。
上記作業を何回かくり返せば番組情報取得タスクを何個でも増やせますので、同じ時間に開始する別チューナーのタスクを増やしていけば、例えば1チューナーで5時間かかる番組表取得も、2チューナーなら2時間30分、3チューナーなら1時間40分程度にまで短縮されます。

なお、この番組情報取得タスクは、他の普通の録画予約に比べると優先度は低く置かれています。
TVRockは利用可能なチューナー数を越えた予約が入ると、優先度の低いほうから予約をキャンセルしていきますが、もし万一番組情報取得タスクと時間帯が重なってそういう状況が起きたとしても、こちらが先に無効になることにより、本来の録画を邪魔しないような仕組みになっています。
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⑧ 使い方その1.予約録画

番組表を取得できれば、利用のための準備はできましたので、あとは実際に使いこなしていくだけです。いろいろな機能がありますが、以下のような使い方を覚えれば十分だと思います。

予約は、上で解説しているように適切なブラウザで「TV番組表」を表示して、対象の番組で、「予約」をクリックして録画予約していきます。

Tvrock

これが便利ですね。ブラウザーの「お気に入り」に追加しておけば、以降は直接呼び出すことができるようになります。

ただし、初期状態ではこの「予約」ボタンが、下の図のように個々のチューナーを選ぶボタンになっていることがあります。

 Tablenotprior

その場合は番組表の図の位置にある、「優先デバイス予約」という欄をクリックすれば、「予約」ボタンの表示に変わります。そうしておけば予約時には、空いているチューナーを自動的に割り当ててくれるようになります。

Switchtoprior_2
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もう1つ、応用編として、キーワードによる自動予約録画の機能をご紹介しておきます。

TVRock番組表→キーワード検索から、タイトルキーワード、詳細キーワードを入れれば、番組表の中から条件の合致する番組を検索することができます。

Keywordserch1

ここから更にキーワードを足したり、チャンネル、ジャンル、曜日などで絞り込むことが可能です。
キーワードをいろいろ組み合わせて、例えばタイトルに「007」を含んで「全作ガイド」を含まないものを検索する(007 not 全作ガイド)のような指定が自由にできるのもTvRockの特長です。 簡単な正規表現を併用すれば更に絞り込みができますので、慣れてきたらやってみると良いと思います。→この辺を参照。
(キーワード欄の正規表現を使った書き方は対象文字列(タイトルや詳細)を?と書き、
 ?=正規表現  とすればマッチするのが条件
 ?!正規表現  とすればマッチしないのが条件
となります。それを()で囲むことでこの正規表現検索が有効になります。更にそれをスペースを空けずに繋げて行けばAND、|を挟んで繋げていけばORになります。とりあえずは (?=.*キーワード1)(?=.*キーワード2)・・ で複数のキーワードを含む検索 というのを覚えれば十分かと思います。)

この検索結果に対してそのまま「予約」ボタンを押してもいいのですが、今後もこの検索条件に引っかかる番組を自動録画していくためには、この画面で「自動検索予約の編集」ボタンを押します。

そうすると、この画面になります。

Keywordrecording_2

ここで録画時の必要な情報を入れてください。私の場合いつも入れているのは、

(1) 「録画優先度無効」のチェックを"外す"。(デフォルトだとここがチェックされていますが、そのままだとチューナーの先約があるときに、自動で代替チューナーを割り当ててくれません。チェックを外すと空いている順に割り振ってくれます。)

(2) 「既に予約されている番組は登録しない」にチェック。(2重の録画を避けるため。)

(3) ファイル名が「番組タイトル+サブタイトル」だけだと情報が少ないので、「番組内容をサブタイトルへ変換」と「番組詳細をサブタイトルへ変換」の両方をチェックして、サブタイトル=「番組内容+番組詳細」 に変換する。

(4) (3)の指定だけだとファイル名が余りに長すぎるので、変換したサブタイトルをもとに適切な長さのファイル名を生成する。(注:たとえば私が常用している映像管理ソフト「WhiteBrowser」では、パス名+ファイル名が 255Byte を超るとエラーが出ることがありますので、それに収まるようにしています。)
ここでは「ファイル名置換」をチェックして、ファイル名のネーミングルールを

@NS1'^.{0,30}'@NS2'(出演|主演).{0,15}'@TT@PS1 @PS2@NB [@CH] @mm月@dd日

としています。これはちょっとした正規表現を使っていて、こうすると
タイトル名+サブタイトルの先頭30文字+(もしサブタイトル中にあれば)出演か主演に続く15文字+[局名]+月日.ts
というファイル名になります。 ^.{0,30} の部分が「番組内容+番組詳細」の先頭30文字(30文字以下なら全ての文字)のマッチング、(出演|主演).{0,15} の部分が同じく、出演または主演に続く最大15文字のマッチング を指定しています。

このようにファイル名にいろいろ番組情報を反映して後で判りやすくできるのも、自動検索予約機能の特長の1つです。

以上のような必要項目を入力したら、「自動検索予約リスト登録」を押してください。

一度登録しておけば、自動検索予約リストから削除するまでこの設定は有効です。新しい番組表が取得されるたびに、同じ検索条件で予約が追加されていきます。たとえ何週間か家を空けることがあっても、自動で番組を検索して録画していきます。

また良く映画のプロモーションなどで、注目している女優さんがバラエティ番組などに直前に出演決定し、番組表にもそれが直前に反映されることがあります。大抵こういうのは地上波ですので、地上波の番組表取得を毎日にしておけば、その辺も上手く拾える場合があります。

また、どんな番組が予約されるのか時々チェックするのも楽しいのですが、特に衛星系の放送局では、同じ番組の繰り返し放送も多いので、時々「予約リスト」をチェックして重複に気づいたら、予約無効(○→×に変更)にしておくと良いと思います。("削除"してしまうと、また登録されます。)

また検索条件の変更は、「自動検索予約リスト」で該当の項目を選び、「キーワード編集」のボタンを押せば検索画面が出てきますので、そこでいつでも変更可能です。
 例えば詳細キーワード「戸田恵梨香」で自動的に録画予約されるのは良いんだけど既に「デスノート」「SPEC」「アマルフィ」は録画したから今後は予約しないでくれ、という時は
タイトルキーワード: .* not (デスノート|SPEC|アマルフィ)
詳細キーワード: 戸田恵梨香
というようにキーワードを変更していけば良いわけです。

他にこの自動検索予約の応用として、いつ放送するかも判っていない番組を見逃さないための「発見機」としても使えます。
適切な検索条件をつけた自動検索予約を登録しておき、以下の図のように

Autoserchvariation

「有効」欄の○をクリックして✕にしておきます。
こうしておくと、検索条件に合った番組があったら「予約リスト」上に「有効」が✕のまま登録されますので、時々予約リストをチェックしていれば見過ごすことがありません。目的の番組であればそのまま「有効」欄をクリックして○にすれば録画されますし、目的でない番宣のようなものなら放っておけば良いわけです。
たとえば半年前の新作映画がそろそろテレビ放映されそうだけどいつなのか判っていない、とか、毎年夏はジブリ映画をやる筈だから忘れずに録画しておきたい、というような時に、こうやって登録しておくと便利です。
また、シリーズ物や俳優/女優さんの名前を検索条件にしていると、次第に観たいものはほぼ録画してしまって番宣や再放送など不要なものばかりが予約され、いちいちXを付けるのが面倒、でもたまに観たいものもあるので自動検索から外すわけにいかない、という場合もあります。
そういう時にも自動検索予約リストには載せたままで「有効」をXにしておいて、予約リストをときどきチェックしながら録画したいものだけ○を付ける、という方法が結構使えます。

⑨ 使い方その2.Rockバーによる視聴用ランチャー

TVRockは「Rockバー」がTVTestの視聴用ランチャーとしても便利で、主にこの目的で使っている人も多いです。

Rockバーは、タスクトレイ上のTVRockアイコンで右クリック→インテリジェント→Rockバー を選ぶと立ち上がります。

Rockbarsample_3

この図で、①でチューナーをクリックし、②のスイッチをクリックすれば、指定したチューナーでTVTestが立ち上がります。

ここで③の欄でチャンネルまたは番組名をダブルクリックすれば、TVTestもそのチャンネルに切り替わります。

Rockバーはデフォルトでは8行しか表示されませんが、TvRockResizerを組み込むことで、枠をつまんで任意の大きさに広げることができ、例えば次の図のような大きさに拡大できます。

Rockbar_2

これは特に衛星放送で非常に一覧性が良く、今どの局で何をやっているかがひと目で分かります。これを見ながら選局できるわけですから、TVTest単体より操作性が上がります。特にマルチモニタ環境で片側を全画面テレビにし、もう片方でこれを表示させると便利です。

単に使い易いだけでなく、(Spinelを使っていないこの環境では)うっかり録画予約の入っているチューナーでTVTestで視聴していると、録画時間になってTVRockが該当チューナーを掴もうとしても先客がいるため弾かれてしまい録画に失敗してしまう、というミスが起こり得ます。
しかしRockバーから起動していれば視聴もTVRockの管理下にありますので、録画時間になったら自動的に該当チューナーを録画に振り替えます。こういった点にもRockバーを視聴に使う意味があります。

このRockバーが最前面にある状態でチャンネル名の上にマウスカーソルを持っていけば現在放送中の番組 & 次の番組の内容が表示されますし、右クリックすれば、

Tvrock_bar_2

そのチャンネルでこれから放送される番組(現在放送中の番組を含む)が表示され、番組の上にマウスを持っていけば、右側に番組内容の詳細も表示されます。ながら見をしていると、今映ってるこれは一体何の番組なのか知りたくなることがありますが、そういう時に便利です。

またここで「このデバイスに予約」を選んで該当番組を録画予約することも可能です。(実際はTVRockが再度割り振りしますので、現在選択しているチューナーで録画されるとは限りません。)

Rockバーの大きさと場所は記憶されますので、次にシステムを起動する時も同じように表示されます。

このように非常に使いやすいテレビランチャーなのですが、ちょっとだけ気をつけるべき点は、視聴中のチューナーで偶然予約録画が始まると、チャンネルがロックされたりRockバーが薄青色に変わるのですぐに気付くものの、そのまま視聴を終了するつもりでうっかりTVTestを終わらせて録画終了させてしまうことがあります。
そのまま画面上で右クリック→再生オフ にして最小化すれば良いだけなので、私のようなうっかり者の方はお気をつけください。

⑩ 使い方補足) 番組表やRockバーの表示順を変えたい

TVRockの番組表やRockバーでは、チャンネルが常に決まった順で表示されますが、導入直後だと自分の良く観るチャンネルがずっと後ろのほうだったり、NHKやETVのマルチ編成チャンネルのようにたまにしか番組のないものが先頭近くを占めていて、無駄なスペースになっていたりします。

また通販ばかりやってるチャンネルを好き好んで観ている人もなかなか居ないと思いますし、映画チャンネル、スポーツチャンネルなどのカテゴリをまとめて、良く観るものを先に並べておくほうが便利です。
一応現在のプリセットファイルは、ある程度ジャンルごとにまとまるよう整理はしてありますが、更に自分好みに並び変えるためのツールとして、チャンネルエディタをご紹介します。

使い方は、まずタスクトレイにあるTVRockアイコンを右クリックし、ツール→チャンネルエディタ を選びます。すると以下の画面が表示されます。

Tvrock_chnedit1

使い方は簡単で、順番を移動したいチャンネルをクリックして反転させ、「上へ」「下へ」で好きな場所に移動させるだけです。

Tvrock_chnedit2

チャンネルを複数選んでまとめて移動することもできます。

Tvrock_chnedit3

編集が終わったらOKで確定させてください。もし失敗したと思ったらキャンセルを押せば、確定していない操作は全て取り消されますので、やり直すことが出来ます。

以上で番組表、Rockバーとも、表示順が変更されます。

Rockバーでは地上波、衛星が最初から分かれていますが、ブラウザ表示では地上波・BS・CSで良く観るチャンネルだけを集めて先頭に並べることもできますので、お好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。

なおこのツールは他にもいろいろな操作が出来るように見えますが、とりあえずここではご説明した(表示順変更の)操作以外はしないでください。特に「チャンネル名」を変更すると、不具合の原因になります。(うっかりやってしまった場合は「キャンセル」で取り消してください。)

⑪ TVRock間連携

TVRockは1つのOS環境で1つだけ動きますが、複数が連携して1個の録画システムとして動く機能を持っており、これを使えば沢山のチューナーをより有効に活用できます。

Rock

TVRock間連携機能をActiveにしておけば、PC障害があった場合でも他でバックアップ録画出来るようになるほか、録画PCを追加する場合や逆にどれかPCを止めてメンテナンスしたい場合にも、予約リストや自動検索予約リストで「コンピューター名」を変更することでいつでも分担を変えることができます。

またTVRockは高度なデータベースを持っていますが、長く使っているとシステム障害などで内部データベースを壊してしまって不安定になるケースがあります。
そういう場合は不安定になったTVRockをUninstallして、真っさらの状態から再導入すれば大抵安定するようになるのですが、再導入後に連携を復活させれば、中身は他のTVRockから自動的に復元されますので、数時間で前と変わらない状態で安定運用できるようになります。
単体でTVRockを使っていると元通りに再導入するのは大変ですが、複数台のTVRockが連携していれば相互に活性バックアップの役目を果たしますので、ちょっと怪しい動きをしていれば再導入、という対応が簡単にできるようになります。

このようにTVRockは全体を1つの録画システムとして、多くのチューナーをより有効に使う目的だけではなく、高い連続運用能力を持たせられるのが大きな特長です。ここではその活用法を簡単にご紹介いたします。

(1) 連携のための設定

連携させるTVRockはそれぞれ導入しますが、このとき気をつけなければならないのは、

i) 各TVRockで使うチャンネル定義は同じものでなければならない
そのためには、導入設定時のチャンネル定義体「ch-bs.txt」、「ch-cs.txt」、「ch-ts.txt」に同じものを使う必要があります。
これは新規導入であれば簡単なのですが、既存のTVRockがあってそちらと同期させる場合は、そちに合わせるか、荒業としてチャンネル名一括変更でどちらかをどちらかに合わせる方法があります。

ii)各TVRockの「最大予約数」「最大検索数」の数字は合せておく。

Rocks2_2

これは普通は弄らないので合っていると思いますが、弄った場合は全てのTVRockで合わせておいてください。

以上の2点に気をつければ、あとは何台のTVRockであっても連携できます。基本的な設定は以下の通りです。

iii)どれか1台、マスターのTVRockを決めてください。

ここで言うマスターとスレーブの関係は、いわゆるサーバーとクライアントの関係ではなく、連携通信のハブ(マスター)になるTVRockを決めるというだけの意味で、それ以外の役割では対等な関係です。
ただしマスターが立ち上がっていないと他のTVRock間の連携も止まってしまいますので、マスター役はPCやチューナーの能力には関係なく、できるだけ常に立ち上がっているPCが望ましいです。

さて、マスターとなるTVRockを決めたらその設定画面を開き、「同期」タブで、以下のように「マスターモード」をチェックします。

Tvrockserver_2

「接続できるスレーブの数」は、実際の連携するPC数より多めにセットしておけばOKです。

iv) 次に残りのTVRockで、「スレーブモード」を設定します。

設定→「同期」タブで、「スレーブモード」をチェックして、マスターPCのネットワークIDかIPアドレス(固定で持っている場合)を入力します。

RockclネットワークIDをセット

TvrockclientIPアドレスをセット

以上でマスター、スレーブ それぞれのTVRockを終了→再起動すれば、以後連携するようになります。

(ちなみにマスターのTVRockが落ちている間は連携は解除された状態になりますので、長期的にマスターを止めたい場合は別のマスターを決めてセットし直し、スレーブ側もそちらのアドレスを指すように変更してください。このようにマスタースレーブの役割はいつでも交換可能です。)

連携して動くようになれば、どこかのTVRockで取得した番組表は、他の全てのTVRockにもコピーされて参照できるようになりますし、それぞれの予約状況も相互にコピーされ、一覧して確認したり、録画するPCを変更したりなど、自由に編集できるようになります。

また例えば録画予約や自動検索予約のときに特定のPCに処理が集中しないよう、適当に散らすことも出来ますし、後処理でエンコードしたいものはCPUの能力が高いPCに担当させるなど、複数のPCを使い分けることができるようになります。

図は連携した状態での予約リストの例で、2台のコンピュータそれぞれでの予約一覧が出ています。

Photo_2

v) チューナーが埋まった時の他PCへの予約自動振り分け

それぞれのTVRockの番組表を呼び出してそこから録画予約すれば、特に「コンピュータ」を指定しない限りそのPCに録画されますが、もしうっかりそのTVRockのチューナー数を超える予約が同時間帯に入った場合、別のPCに録画を自動振り替えするように設定できます。

具体的には図のように各チューナーに代替チューナーを必要なだけ定義しておけば、予約録画時に空いているチューナーを順に探していきます。

Tvrock_2

この定義だと、例えば予約の際に衛星チューナー2番が他の予約で埋まっていれば、予約先の"K"機内の残りの3つの衛星チューナーを順に探し、それも埋まっていれば代替マシン "P"機内の4つの衛星チューナーを順に探して、空いているチューナーに予約を割り振るようになります。

また、そもそもTVRockは予約を必ずしも自マシン優先で割り振るのではなく、他マシンへの録画割り振りを優先させることもできます。図のように録画基本設定で「放送波別優先予約デバイス」で他のマシンのチューナーを割り振っておけば

Rockpriordevice

そのマシンの番組表にアクセスして録画予約をおこなっても、実際の録画は別のマシンでおこなわれます。これは常時起動しているマシンと録画用マシンを分ける場合に有効です。
ただしその場合、録画用マシンのほうも起こされてすぐには同期が完了せず自分に録画が割り振られたことに気づきませんので、「同期」タブで「予約情報更新時にマジックパケットを送って貰う」などを指定して、予め起こして伝えておくようにしておくのがポイントです。

(2) バックアップ録画の設定、およびパラレル録画の設定

TVRockの連携機能は本来相互バックアップ機能も持っています。バックアップ録画機能を有効にするには、バックアップ役のTVRockでそれぞれ、以下のようにチェックします。

Backuprecording

バックアップ側のTVRockもONになっているのが前提ですが設定としてはこれだけで、録画開始時刻に担当のTVRockが落ちていて同期が失われていたらバックアップ役が代わりに録画してくれるようになります。

実際うちでもこれが結構役に立っています。バックアップ録画では録画ファイル名のリネームがうまく出来ず長すぎるファイル名になるというちょっとした弱点はありますが(その点は後からリネームすればいいわけですし)、うっかりシステムが落ちたり予約時間帯を忘れてシステムのメンテ作業をしていて、見逃したくなかった番組を録画し損なう、という心配もなくなるのは心強いです。

また、同じように上記メニューで「補助録画」をチェックしておけば、チェックしたTVRockが補助録画役となって、常に他のPCの録画と並行して、同じ番組を録画するようになります。

これはそのまま溜めていくとディスクの無駄ですが、確認して本来の録画がきちんと録れていれば、補助録画側はどんどん削除していくのが前提です。
バックアップ録画だと本来の録画役PCが半死半生だったり録画途中に落ちてしまうような場合に中途半端なバックアップになってしまうという弱点がありますが、補助録画であれば無条件に同時録画しますので、後で削除していく手間さえ気にしなければ、より確実なバックアップになります。
あるいは今日の番組だけは絶対に録画失敗したくない、という日だけこれを仕掛けておけば、家が停電しない限りは安心して任せられます。

(3) 一個のTVRockで管理し切れないチューナーを他のTVRockで管理

一個のTVRockは8個のチューナーまでしか管理できませんが、Q3PEのようなチューナーだと1枚挿しただけでその数に達してしまいます。それ以上のチューナを1台のPCで録画に使いたい場合、残りのチューナーはSpinelの配下に起き、VirtualPCやVMWareの上でWindowsを動かして、その上のTVRockに管理させる方法があります。

録画や番組表取得だけであれば仮想PCのCPU能力で十分ですし、TVTestはどのみち視聴には使いませんので、デコータとしてMPCを導入して設定しておけば、仮想環境でも問題なく動かすことができます。

Spinelの導入手順は別記事で概要説明しています。仮想PCの設定はそれぞれベンダ提供の手順をご参照ください。Win7(PRO以上)ならVirtualPCを無料で1個使うことができますが、残念ながらVirtualPC環境だとSpinelはうまく動かないようなので、この目的ではVMWareを使う事をお勧めします。VMWare(Player)自体は無料で使えますので、そこに余ったXPやVistaなどのOS環境を導入して使うと良いです。
PC起動と同時にそれらを自動起動させることも可能です。→ご参考1ご参考2

注意すべきなのは仮想環境のネットワーク設定で、NATやプライベートネットワークの設定だとホストOSや他のPCのSpinel、TVRockにアクセスできませんので、「ブリッジ」や「(ホストの)ネットワークアダプタ」と設定してください。
またWin7のXP mode だとデフォルトのWindowsファイアーウォール設定では外から仮想マシンのIPアドレスが見えませんので、仮想マシンのファイアーウォールを落しておいたり、適切にポートを開けておくと良いです。

このような仮想環境はホストPC側で録画しきれない場合の録画割り振り先としても有効ですし、日頃は8並列の高速番組表取得を毎日おこなう役、という使い方もできます。(実際私はそういう使い方をしており、BS/CSの番組表も4~50分で取得できています。)

(4) マジックパケットによる、予約に合わせた起動

TVRockのような予約録画ソフトは大抵、録画時間に合せて自力でスリープ/休止状態から復帰したり、録画終了後にスリープ/休止に再び移行する機能を持っています。
しかし、スリープ/休止からの復帰はシステムやデバイスが動作不良を起こしやすいタイミングですし、うまく復帰できなくて録画が空振り、という事も起き易くなります。
もちろんそういう場合用に(2)のバックアップ録画の設定を最小限のPCに仕込んでおいて、そちらは常に立ち上げておくことで対応することも可能ですが、バックアップは本来あくまでイザという時のためなので、何かの時以外は本来の仕組みが安定して動くべきなのは言うまでもありません。

その点TVRockの連携機能を使えば、起きているPCが予約時間近くになったPCをマジックパケットで起こす、という運用が可能なので、より安定した「シャットダウンからの復帰」を使えるようになります。

マジックパケットを使うには、「時間が来たら起こしてほしい」PCで以下のように設定します。
尚、このマジックパケットはMACアドレス指定で到達可能な範囲内に「起こす側」「起こされる側」のPCがある場合に有効です。(つまり同一ハブとかハブのカスケード内)。ルータを跨いだりすると到達できませんので、ご注意ください。起こされる側が無線LAN接続でもWoWLAN対応なら使える場合があります。

予めBIOS等の設定で、WOL(Wake On LAN)を有効にしておきます。詳しくはこの辺の記事の、「起動させたいコンピュータ側の設定」などが参考になると思います。
 (ちなみにWindows8以降のWOL設定はこの辺この辺もご参考にしてください。)

次に、TVRock設定で「同期」タブを開けて、

Rocksyncmaster

ここの右側の欄に自身のMACアドレスを入れます。

MACアドレスは、コントロールパネル→ネットワークと共有センターで「アダプターの設定の変更」から使用中の「ローカルエリア接続」をダブルクリックし、詳細を開くと出てくる一覧で、「物理アドレス」の欄に書いてあります。

また、マジックパケットを送ってもらうタイミングは必要なものにチェックしておきますが、とりあえずは全部チェックしておいて、そのPCにとって不要な時にしょっちゅう起動するようなら調整すれば良いです。

以上でマジックパケットが起きているPCから送られるようになりますが、起きるタイミングはこれで調整するとして、いつPC終了(シャットダウン、スリープないしは休止)させるかの設定も重要になります。

録画終了のたびにPC終了させるには以下の欄を設定すれば良いですが、これは使わないのが推奨です。

Rocksyncsleepnotuse

というのは、この設定にしていると他のことで該当PCを使っている時に、裏で予約録画が立ち上がって終了すると、そのタイミングで問答無用でPC終了してしまうためです。

PCの終了をより適正なタイミングでおこなうには、設定→「インテリジェント」タブにある「スリープタイマー」の機能を使うのがお勧めです。

Rocksyncsleep

ここを設定しておけば、録画中や予約情報・番組情報更新などTVRockが働いている間はスリープ移行せず、それらが終わってからCPU使用率5分平均がある基準値以下になればスリープ移行するようになりますので、一般のスリープタイマソフトと比べても、より予約録画を考慮したスリープ移行が可能になります。

ここで「○秒で移行」がデフォルトだと0に設定されていますが、ここに1なりの数字を入れれば、スリープタイマー設定が有効になります。

スリープ移行を判断するトリガを規定するには、「CPU平均使用率が○%以下で移行」を適切な%に設定します。

これは下の「使用率5分間平均」をトリガーにしますので、しばらく眺めていてどのぐらいを判断基準にすれば良いか決めると良いです。
CPUによりますが、私の例では2%にすればうまく働きました。(1%にするとアイドル状態でもそれ以下にはならず、トリガーになりませんでした。)

入力が終わったら「OK」を押します。

このスリープタイマーを最終的に有効にする”スイッチ”が、以下のチェックです。

Rocksyncsleepset

TVRockアイコン右クリックから「インテリジェント」→スリープタイマー(XX)にチェックしてください。
ここで(シャットダウン)にチェックすれば上記スリープタイマーの条件でシャットダウンしますし、(スタンバイ)、(休止)にチェックすればそれぞれの状態に移行します。

このチェックは、録画以外の用途で普通にPCを使っている時は外しておいてください。モニタを見ながらちょっと考えている最中にスリープされるのも困りますから。
チェックを外している間はスリープタイマーは効きません。タスクトレイのTVRockアイコンも通常の色(グレー)になります。

PCを使い終わる時にここにチェックすれば、TVRockアイコンが赤くなります。その上でシャットダウンすれば、以後そのPCに予約された時間になれば起動・録画して、終了後スリープタイマーが働くことになります。
.

もちろん、録画PCを電源入れっぱなしで使う場合は、この辺のマジックパケットやスリープタイマーはあまり縁のない機能になりますが、録画に合わせたPCの起動・終了を常用している方にはかなり使える機能で、よく考えられていると思います。

なお、Windowsの通常起動でTVRockが起動するタイミングは、設定画面での「ログイン時に起動」の言葉の通り、ユーザーがログインするタイミングになります。
しかしユーザーがパスワード設定していると、標準ではシステム起動後ロック画面になってしまい、パスワードを入力しない限りログインせず、したがってTVRockは起動しません。
つまり、録画を予約した時間になってシャットダウンから起動しても、そのままでは録画は開始しないことになります。
この辺を意図した通りに動かすために自動ログインの設定をしておきます。
これにはリンクのようにレジストリを弄ればよいのですが、同じ操作を私はいじくるつくーるで設定しています。
(WindowsNT系→WindowsNT系ログオン の 「自動ログオンを利用する」で設定)

もちろん自動ログインではセキュリティ上の問題はありますが、気になる場合は自動ログインには管理者権限でないユーザーIDを使うとか、スクリーンセーバを有効にして「再開時ログイン画面に戻る」でデスクトップ画面のまま放置しないようにする、等の設定が有効かと思います。

またもし自動シャットダウンさせたいPCで、シャットダウン中に確認を求めるダイアログを出してシャットダウンを妨害してしまうプログラムがある場合は、taskkill /f で強制的に該当プログラムを終了させるコマンドをbatファイルで組み、TVRockのプロセス定義の"規定コマンド SS: (スリープ時に実行)"でそのbatを呼ぶように定義しておけば、ダイアログを出すことなく終了するようになります。この辺を使って設定を詰めていくと良いと思います。

(5) クライアントでTVTest視聴のランチャーとして使う

チューナーを全く積んでいないクライアントPCでも、Spinel経由で他のPCのチューナーを使ってテレビ(TVTest)を視聴することができます。
Spinelの使い方は別記事で概要説明していますのでご参考まで。クライアントPCでもSpinel仮想BonDriver(BonDriver_Spinel)を使ってTVRockを立ち上げておけば、視聴用ランチャー(説明はこちら)として使うことができ、便利度が高まります。

またTVRockは、録画だけでなく実は視聴オンリーでも予約できますので、予約した時間になったら(マジックパケットを送ってもらって)クライアントPCを立ち上げて、更にTVTestを指定のチャンネルで自動的に立ち上げるという、(少なくとも私が長年寝室にテレビを置いてる理由の1つなのですが)テレビの目覚ましとしての使い方が、普通のPCで実現できます。

Tvclient_2
但し、週に1時間くらいしか立ち上げない/あるいは家のLANに繋がないクライアントだと、番組表や予約データをマスターから更新するには時間が足りません。この使い方をするクライアントは、少なくとも週に2,3回数時間は、家庭内LAN上で稼動していることが前提になります。

.
TVRockの設定はこれで一旦完了です。このような環境を初めて構築されたかたは、まずはいろいろ触ってみて、操作の感覚を掴んでください。

その他、TVRockの使い方で参考になりそうなサイトをご紹介しておきます。
http://soranikakaruhashi.blog.fc2.com/blog-entry-125.html
http://adier.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/pt2-tvrock-0846.html
特に私はスリープ・休止運用をやっていませんのでその辺の情報をあまり書いていませんが、この辺とかご参考に。
http://freesoft.tvbok.com/tidegi/tvrock.html 
なお、スリープ運用する場合の物凄く基礎的なTipsですが、スリープ移行したのにマウスやキーボードをちょっと触れただけで復帰してしまう、という方はこの辺の記事を参考に、マウス・キーボードの電源管理設定を適切に修正してください。
スリープ運用のためのOSやシステムの設定方法はこの辺この辺の解説もご参考に。

また、別記事にTVRock関連を含めたFAQをまとめておきましたが、有志作成のTvRockスレ ウィキには一般的なFAQがあります。そちらもご参考にしてください。
http://www35.atwiki.jp/tvrock/pages/15.html

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3) EDCBを使った予約録画

TBD...

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デジタルTV、TS抜きチューナー」カテゴリの記事

コメント

パソコン書き換えで再設定が必要でした。
もう設定の流れを覚えていなかったのですが、こちらのおかげで短時間で再び視聴できることができました。
ありがとうございます

Vladi様

お陰さまで、Windows10でPX-W3PE V2.0の環境構築ができました。
TvTest、BonDriver関連の導入手順、解説については最高のサイトのひとつだと思います。
この分野に関してまったくのゼロベース知識経験でしたが、大まかな全体像を把握することができました。
「”コピープロテクト”へのオカルト的信仰」が蔓延する中、「オープン性を欠いた規格」から脱出でき自由度感を楽しんでます。
ありがとうございました。

【参考情報】
導入当初、内臓カードリーダーFakeWinSCard方式とEDCBの組み合わせで、録画はできてもTSファイルをスクランブル解除できませんでした。
試行錯誤&情報探索でなんとか以下のEDCB構成でクリアできました。

EDCB (EpgDataCap_Bon.exe) 人柱版10.66

B25Decoder.dll :
- EpgDataCap_Bon(人柱版10.66)の付属ファイル
CardReader_PX.dll :
CardReader_PX.ini :
- PX-W3PE V2.0用BonDriver人柱版10.66の付属ファイル
WinSCard.dll :
- up0800.zip版のFakeWinSCard.dll

PX-W3PE V2.0を購入し、Wikiページを見ながら導入を図っていたのですが
「チューナーが開けません」で大きくつまづいてしまい途方に暮れておりましたが
貴殿のプログにたどり着き、つい先程TVが映るようになりました。
本当に感謝しております。

ありがとうございました。

Vladi様
ああ、なるほど(; ̄ー ̄A 分かりました

kazuさん、ご返答遅くなり申し訳ありません。
スカパーやJSPORTS等はちゃんと契約されていますか?それがNOの場合これ以上はやり取り出来ませんので、下のほうのkazuさんとのやりとりをご参照ください。

おせわになります
去年?一昨年?あたりから jsportやディスカバリーチャンネル等がtvtest・tvreckで表示されなくなりました。
環境は一切変えてないのですが、番組タイトルは出るのですが、左上に契約されていないため
視聴出来ません とでます。(その去年?一昨年までは出ませんでした)
こちらの記事を書かれてから、放送局等の方で何か変更とかありましたか?
それと、こちらの記事から更新するべき内容の場所はありますか?
地デジは問題ありません。
Windows7 64bit
TVTest 0.7.23
TVRock 09u2

「直りました!!」
原因は、LNB給電の設定だったようです
何度も、off、onをやっていたのですが、その設定プログラムが新ver用のものを使っていたため、
反映されなかったようです
私のミスです。。。。
直ってみると、簡単なことでした。。。。。
本当にありがとうございました!!!
夜中まで、やって、ああ、眠い。。。。

お忙しい中、早速のコメントありがとうございます
本体では無いだろうという予想だけでも、大変嬉しいです
もう少し、頑張ってみます

junさん、W3PEの場合、地上波とBSの処理は同じモジュールでやっていますので、BSだけ見られなくなるのは、本体モジュールの故障よりもまずアンテナ端子に入ってくるまでの段階で問題が起きている疑いがあります。
他にBSの受信状態を確認する手段がないという事なので、ちょっと何がおかしいのか判りませんが。
LNB給電がWindowsアップデートの際うっかりOFFになっていないかどうか、何かの理由で受信状態が変わっていないか、何かの理湯でアッテネーターが必要な状態になっていないか、他の電波が混合で入ってくるようになって分波器で分ける必要が出て来ていないか、ぐらいの可能性があるとは思いますが。もちろん本体が壊れた可能性も否定できませんが、それ以上は判りません。

管理人様
こんにちは
困ってしまって、このページにたどり着きました
PX-W3PEを、DELLのVISTAで使っています
1年ほど問題なかったのですが、1週間くらい前から、急に、BSだけ映らなくなりました
地デジは正常です
TVTESTを使っていて、信号レベルのところが、0dB表示になっています
BSアンテナのケーブルについては、電気のテスターで、導通があることを確認しました
他のTV機器はありませんので、正確な切り分けにはなっていないかもしれません
わからないながら、WEBサイトを色々みて、ドライバーの再インストールとか、その他調べたのですが、
地デジが正常だとすると、PX-W3PE自体の故障のような気がしています?????
切り分け方法がありましたら、是非、ご教授いただきたいのですが
よろしくお願いします
別のPX-W3PEを買ってしまうのは、怖いので。。。。大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いします

ごんべさん、Win10の動作報告有難うございます。問題なさそうですね。

valdiさま

おかげさまでPX-Q3PE
win8.1、corei7 4790
オンボードグラフィック
環境で快適に使わせてもらっています。

win10にアップグレードしてみましたが、ドライバやtvtest、tvrockなどの設定はすべてそのままで
使用できました。
唯一、BSチューナーの4つ目の受信感度が悪くなったので
valdiさまが作ってくれた、感動調整のレジストリ書き込みを再度やったら
ちゃんと見れました。アップデートによって、感度調整のレジストリ設定のみが
リセットされたということのようです。

とりあえず簡単な報告です。

kazuさん、そういう話ではないと存じますが、不正視聴行為は五年以下の懲役等が科せられる犯罪で如何なる幇助もできませんので悪しからず。ちなみに今回不正視聴には不十分ながら対策がなされているようですが、経緯は新kwとかでググれば出て来ると思います。

おせわになります。
なんか2015/06/15から2038B-casが無効化される対策が施されたそうで情報はお持ちでしょうか?

どういう理由かは判りませんし、そこまで立ち入ることはできませんが、スクランブル解除が出来ていないんじゃないでしょうか?
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/avi/1393078087/501

はじめまして、こちらのブログを参考にPX-W3U3 V2の設置、TVTestの設定、TVRockの予約録画まで全て
行うことができました。とても解りやすい説明でスムーズに設定を行えました。
EDCBの設定を行いたくチャレンジしたのですがうまくいかずVladiのブログの読み返し
自動導入&メンテナンスツールを楽しみに待っている一人です

EDCBによる予約録画なのですが、録画自体は出来ていますが再生できません。
Multi2Decで調べるとCS・BSは「復号漏れ」と出て地デジではフォーマットエラーがでました

PX-W3U3 V2でのEDCBの設定の方法がネットになくPT3を参考に行いました
EpgDataCap_Bon(人柱版10.66)を使用し32ビット用の中にwinscard.dllを入れ
BonDriverフォルダに視聴録画可能なTVTest(0.7.23)で設定した
BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.ch2
BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.dll
BonDriver_PX_W3U3_V2_S0.ini
BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.ch2
BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.dll
BonDriver_PX_W3U3_V2_S1.ini
BonDriver_PX_W3U3_V2_T0.ch2
BonDriver_PX_W3U3_V2_T0.dll
BonDriver_PX_W3U3_V2_T1.ch2
BonDriver_PX_W3U3_V2_T1.dll
をいれチャンネルスキャンをし
EpgTimerにてEPGを取得し(取得可能)
あとはいろいろなサイトを参考に初期設定を行いました
EDCBではスクランブル解除処理にチェックが入ってます(EMM処理にチェックもだめです)
外部アプリケーションの設定でTVTest.exe指定し
/d BonDriver_UDP.dll /nd /p 1234
にしたり
/d BonDriver_UDP.dll /p 1234でもだめです
こころあたりございますでしょうか?
初めてのコメントで長文申し訳ございません。

Kircheisさん、実はEDCBの手順は他に十分判りやすい物もあるので、敢えて今さら載せるとすれば手掛けている自動導入&メンテナンスツールと併せて反映しようと思っているのですが、肝心のツールの開発が遅れに遅れており。。そうですね。Win10の頃までには何とかしたいですね。

追伸、、、

あとこの記事の一番最後に記載されている


3) EDCBを使った予約録画

TBD...


↑これ、少しだけ期待しておりますw
テレ東問題もEDCBなら問題ないようなので、いずれ?いつか?時間のある時にでもEDCB環境構築を更新して頂ければ助かります。
大分先ですが、もしかしたらWin10の導入タイミングで更新されるかも知れませんね。

お役に立てずなんてとんでもない。いつも助かっています。

VladiさんもWin8.1でテレ東録画できる環境お持ちなんですね。それで問題が起きないとはなぜでしょうか…。
2chスレにも私と同じような症状に悩まされている人がいるようなので、うちの環境特有の問題では無いと思っていました。
てっきり問題が起きない人はWin7の人と、テレ東の受信範囲外の人だけだと思っていましたが、他に環境依存的な問題もあるのでしょうか。。。

うちのPCはサイコムのBTOでCドライブは128BGのSSD×2でRAID0に、データ用のHDDは3TB×4でRAID10で構成しています。仰るように、以前、外付けHDDを利用していた時に、HDD本体の不具合で今回のテレ東問題と同じような症状が出たことがあります。ですので、今回の件が起きた際に一度、エラーチェックのつもりでクイックではない通常のフォーマットを2~3日かけて全てのHDDで行いました。(クイックのチェックを外して時間のかかるフォーマットをすると全セクタをチェックするのでHDDのエラーチェックになると聞いた覚えがありまして…)

さらに、3ヶ月ほど前に(今回のテレ東問題が起きる前ですが)別の不具合(音声が出ない、動画、YouTubeなども含め再生されない)で、一度サイコムへ修理に出していて、その時に各部チェックしてもらいましたが問題ないとのことでした。その時は原因不明で予防措置として、マザーボード交換とOSの再インストールをされました。戻ってきてからは修理に出した原因の不具合は直りました。むしろ、HDDが問題なのであれば、テレ東だけ問題が起きるのはおかしいのではないでしょうか。他のチャンネルのtsファイルも同じく不具合が起きそうです。

スレで問題になったPMTとは何なのか分かれば、有志の提供してくれた修正ツールの使い方もわかるのかも知れませんが、即興で作ったツールのようで、ある程度知識のある人で無いと、スレの情報だけでは私には扱えませんでした。
それにしても、なぜマイクロソフトはWin7とWin8.1でファイルの扱い方を変えたのでしょうね。とりあえずテレ東もエンコード後のファイルは問題ないので、Win7機で録画エンコまで済ませてからWin8.1機に戻すというめんどくさい状況ですが、当面これでごまかします。

Vladiさんの情報も原因のより分けや、問題回避の模索に大変役に立ち助かりました。ありがとうございます。
万が一、現状の解決策、もしくはテレ東がパケットの仕様変更、またはマイクロソフトの更新などでテレ東問題が解決したらまたご報告させて頂きます。

Kircheisさん、お役に立てず、すみません。
単なる山勘でしかないのですが、もしかしたらHDDの不良を併発してませんか?
当てずっぽですし、だから何ができる訳でもないのですが、TXの番組は私も結構録画していて、そこまでの状態には至らないので(Win8.1)

いつもご教授ありがとうございます。
お教え頂いた、ホワイトブラウザを導入してみましたが、設定完了後、ブラウザを再起動してtsファイルの入ったフォルダをドラッグ&ドロップしようとしたら、黒い駐車禁止のようなアイコンが表示されて、フォルダが追加できませんでした。恐らくセットアップをどこかで間違えたのでしょうか、私には敷居が高いようです。

なので、次策として教えて頂いたファイラーを導入しました。テレ東のtsファイルの表示はWin8.1標準のエクスプローラーより速くなり、テレ東tsのファイル名検索もできるようになりましたが、テレ東tsファイルをUltraExplorer上で選択すると、相変わらずメモリとHDDが使用率100%になりガリガリ…。やっぱりダメだと思い、UltraExplorer上でテレ東tsファイルを削除しようと試みても削除できず、幸い共有フォルダで作業していたのでWin7の方からなんとか削除しました。

何より、私はtsファイルのエンコードにベガシスのTVMW5を利用しているのですが、エンコードの際にTVMW5からtsファイルを開こうとする時には、どうしてもウインドウズ標準のエクスプローラーが開いてしまうため、そこでテレ東tsファイルを選択すると、またメモリとHDDが使用率が100%になってしまいます。

ですので、仮にホワイトブラウザが正常に導入できていたとしても、結局Win8.1ではテレ東tsファイルを扱う事は難しいのではないでしょうか。2chにupされた修正ツール?もDLしてみましたが使い方がわからず・・・、また根本的な解決法も、もはや期待のできないマイクロソフトに修正してもらうしか無いというようなところで落ち着いてるようですし、八方塞りです。
現状、私に出来る事はテレ東だけWin7で運用することだけのようです。

Win7機が古くなり、いつ壊れてもおかしくないので、新環境としてWin8.1に予約録画環境を移行したのですが、次にPCを買い換えるときまで、またWin7のご老体にムチを打たなくてはならずにとても残念です。

kazuさん、この辺の話ではないでしょうか?
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html#4Q6
CSに関しては特にここの表のように
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kazu_f/digital-sat/trapon-nsat110.html
同じトランスポンダに複数のサービスが乗っていますので、録画したいサービスを絞らないとそれらがまとめて録画されてしまい、再生環境によってはまるで意図しない番組が録画されてしまったかのように見えます。

お世話になります。
ちょっとどうなってるか分からない現象が発生してしまいまして、教えていただきたく来ました。

設定等は正常に出来ているはずなのに、CS110の設定はヒストリー・ディスカバリー・ナショジオ しかしてないのに、CNNが入っていたり、タイトルと全く違う韓国ドラマが入っていたり、これまた囲碁の試合が入っていたり、ちゃんとタイトル通りの番組が入っていたりとめちゃくちゃです。
どうしたら良いでしょうか?

Kircheisさん、スレ読んでみました。
なるほど、しかし問題はWin8.1でエクスプローラがtsの情報まで取得しようとする(余計なおせっかい)が原因という点には違いないので、ファイルやファイルシステム自体が壊れている訳ではなさそうですよ。(ts録画の仕組みからしても当然ですが。)
内容を解説する立場にはありませんが、スレの最近のレスを見れば判る通り、該当ファイルから原因を修正するツールが出ているようですので、わざわざこの目的でEDCBに乗り換える必要は無いと思います。
それに問題は該当フォルダをエクスプローラで開こうとすることにあるので、エクスプローラで開かないように心掛ければそもそもそういった修正も不要です。
エクスプローラはWindows標準のツールなので、ついOSの機能そのものと思いがちですが、ファイルを対話的に扱うための単なるファイラの1つですので、そのようなファイルを扱うのに敢えて使う必要もないと思います。
映像ファイルを扱うにはWhiteBrowserのようなツールのほうが役に立ちますし、
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#UO-2-6
ファイラで整理したい時はUltraExplorerのようなツールのほうが変なクセもなく高機能だと思います。
http://all-freesoft.net/file5/explorer/ultraexplorer/ultraexplorer.html

お忙しいところ、いつもご返信ありがとうございます。
ご指摘のフォルダプロパティのフォルダ種類は既にビデオから全般に変えております。
フォルダの種類がビデオの状態だと、仰るように、ファイル情報を毎回読みに行く様で
とくに日付時刻や長さの表示に時間がかかります。ただ、それでも通常は数秒から十
秒程度で表示されます。今回のテレ東tsファイルの問題は15分~20分くらいエクスプロ
ーラーがハング?したような状態になり、ずっとメモリとHDDの使用率が100%になります。

私もいろいろ試してみましたが、問題が起きるのはどうやらWin8.1機だけのようで、ほぼ
同じ環境を構築しているWin7機の方では問題が起きませんでした。
しかし、Win7機で録画したテレ東tsファイルをWin8.1機にコピーしてWin8.1機のPC内で
移動や削除しようとすると同じようにエクスプローラーがハングして問題が発生します。

それと2chの”TS初心者勉強会 27頁目”でもその後、有志達が、いろいろ検証したり調
べてくれてるようで、私もレスを追ってるのですが、内容がTS初心者とはいえないような
内容になりつつあり、私には理解できません。ですが、どうやらWin8.1でもEDCBを使用
すると同問題が起きていないらしく、運用環境をEDCBに切り替えた人もいるようです。

有志によると、EDCBでテレ東を録画する際に、設定でPMTを書き換えるに設定すると
問題が発生しないようで、PMTを書き換えない設定にすると問題が発生するようです。
TvRockやTvTestの設定項目を見ても、PMTという設定項目が見当たりませんでした。
板にはPMTの連続性がどうたらとか書いてありましたが、私にはPMT自体が何かもわ
からずにちんぷんかんぷんでした…。同じファイルでWin8.1で問題が起きて、Win7で
問題が起きないということは、Win8.1とWin7でファイルの扱い方が違うのでしょうか?

通常、私の予約録画環境はWin8.1機で運用していますが、TvRockしか使ったことがな
く、EDCBはまったくの未導入で利用した事がないため、現在は仕方なくテレビ東京だけ
Win7機で予約録画しています。同じテレ東系のBSジャパンでは問題は起きません。

OSの問題やJ:COMも疑いましたが、それならテレ東だけ問題が起きて、他のチャンネ
ルに問題が起きないのはおかしいと思いました。正確な時期は失念しましたが、ちょう
ど10月~11月頃から同現象が起きているので、その時期はちょうど番組改編などもあ
り、もしかしたらテレ東が番組改編にあわせて放送方法やパケット?の仕様を変えたの
かなとも思ってみたりしましたが、素人の短絡的な考えかもしれませんね…。

Kircheisさん、ご無沙汰しています。レス遅くなって申し訳ありません。
現象があまりピンと来なかったのでいろいろ考えてみたのですが、まず1つ言えることは、仮に特定の放送局のTSの中身に何かおかしな信号が入っていたとしても、通常のWindowsのファイルシステムをおかしくしたり、あるいはファイルとしておかしな状態になる、という事は考えにくいです。
(仮に録画中に何かのシステムの不具合が発生していたとしても、それがテレビ東京でだけ起きるというのはほぼあり得ないです。)
ただ1つ有力な可能性としては、ファイルシステムそのものではなくWindowsのエクスプローラーが、該当ファイルの中身に立ち入って情報を拾おうとし、それがうまく拾えないがためにおっしゃっているような「グリーンのバー」が延々と表示されるとか、Windowsの検索がそこで止まってしまう、という現象が起き得ます。(グリーンのバーが不必要に長く表示され続けるという状態は良く起きることで、Windows Searchがそういった情報を拾って無駄にインデックスを作ろうとしている状態です。)
対策としては以下のようなものがあると思います。
①まずエクスプローラーが無駄な情報を拾わないようにする。
そもそもエクスプローラーがそのファイルを「ビデオファイル」だと認識しているのが余計な動作を引き起こしているわけで、一般のファイルとして扱わせれば余計な情報は拾わなくなります。
これは該当ファイルのフォルダ、および出来れば更に上位のフォルダの上で、右クリックしてプロパティのタブを開き、「フォルダの種類」がビデオやミュージック、ピクチャになっていたら「一般項目」に換え、「全てのサブフォルダーに適用」もチェックして、OKを押してください。他に録画やビデオファイルを入れているフォルダがあれば、親フォルダを一括して片っ端からやっておいて良いと思います。
正直Windowsがこれらをビデオファイルとして扱ってくれても余計な情報やサムネイルを出そうとするだけで何のメリットもありませんので、私はいつもシステム構築したら最初のうちにやっています。
②Windows Searchは止める
Windows Searchも大して役に立たず余計なことをするだけで、MS自身もWindows8では殆ど使っていないのが現状ですので、OFFにすることをお勧めします。やり方はこの辺をご参考に。http://pc.rin9.net/pc/565.html
実際にファイル名検索をしたい時はこの辺のソフトの方が手軽で、逆にこれ以上のことは不要かと思います。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se327185.html

管理人様、お久しぶりです。
いつもお世話になっております。またしても困った自体が発生しております。。。

確か10月か11月頃からなのですが、テレビ東京の番組を録画したtsファイルが
おかしくてPCが不安定になります。テレビ東京では経済番組を主に録画しています。
ワールドビジネスサテライトやジパング、ガイア、カンブリアなど。

具体的にはテレビ東京の録画し終わったtsファイルを選択すると、付加情報?を
読み込もうとしているのかウインドウ上にあるエクスプローラーのアドレスバーという
のでしょうか?そこにグリーンの読み込みバーがゆっくりと表示されて、読み込みが
異常に遅くなり、その時にタスクマネージャーを確認すると、tsファイルが置いてある
HDDとメモリが使用率100%になっていました。その他のHDDには影響ありません。

その状態になると、tsファイルの移動や削除もできない状態になります。
さらにその状態で他のフォルダ(例えばマイコンピューターなど)を開くと真っ白で
中身が何も表示されなくなります。その状態で15分~20分くらい放置していると、
アドレスバーのグリーンの読み込みバーが消えて普通の状態に戻り、tsファイルも
削除できるようになります。怖いのですぐ削除してしまい移動は試していません。

そのテレビ東京のtsファイルをピンポイントに選択していなくても、ウインドウ右上の
検索バーでテレビ東京のtsファイルを検索しようとすると検索中で止まってしまって、
ファイルが表示されません。他のチャンネルのtsファイルは検索でき表示されます。

またウインドウの右側に詳細ウインドウを表示させているのですが、普通はtsファイル
を選択すると”長さ”サイズ”フレーム幅”フレーム高”などそのファイルの詳細が表示
されるのですが、テレビ東京のtsファイルは選択した直後は何も表示されず数十分
経って読み込みが終り?状態が落ち着いた後もサイズのみ表示され長さやフレーム
なと他の項目は何も表示されません。

ただ、その読み込み中のおかしな状態の時でもTvtPlayによる視聴や、TVMW5による
読み込みやエンコードは普通に利用できます。さらに、当然ながらエンコード後の
ファイルを選択してもまったく問題はおきません。

他のチャンネルのtsファイルは問題ありません。他チャンネルで録画したtsファイルを
選択してもHDDもメモリも使用率が上がらずに右の詳細もすぐ全部表示されます。

自分なりに試したり、検索したりしたのですが、なかなか同じような事例がなく、
自分の独自環境によるものかと諦めかけていましたが、最近2chでおそらく私と
同じ症状であろうという書き込みを見つけました。”TS初心者勉強会 27頁目”の
レス”410”の書き込みです。これを見つけたことで、どうやら私だけの不具合では
ないようですが、それでも他の書き込みをみると、テレビ東京の録画ファイルで
問題のおきてない人もいますし、その後もレスを追っておりますが、解決策はない
ようで始めに書き込んだ人も私と同じようにごまかしながら利用しているようです。

何かの拍子にファイルの付加情報が付与されなくなったのでしょうか。
その付加情報を探してHDDとメモリが使用率100%になってしまうのでしょうか。
なぜテレビ東京のファイルだけおかしくなるのでしょうか。全く謎です。

まったく利用できない録画できないというわけではないのですが、このまま
テレビ東京の番組を録画してファイルを選択利用しようとすると毎回PCが不安定に
なり、そのうちPC自体が壊れるんじゃないかと不安を感じながら過ごしています。

使用環境はOS:Windows8.1 Pro 64bit CPU:Core i7 4770K メモリ:16GB      

詳しくは覚えていませんが、確か9月ぐらいまではテレビ東京の録画tsファイルも
問題なかったはずです。6月頃にWin8からWin8.1に環境変更しましたが、その後も
9月~10月くらいまでのテレ東tsファイルは問題なかったはずです。
ヴァージョンアップ以外は特に環境変更もしていませんし、ソフトや機器も追加して
いません。去年の録画環境構築から今年の10月~11月?くらいまでの約1年くらい
テレビ東京の録画tsファイルも問題なく検索も詳細表示もされていました。

申し訳ありません。説明や纏めるのが下手で長文になってしまいました。
この現象はいったい何が原因と考えられますでしょうか?
できましたらまたお知恵をお貸し下さい。よろしくお願い致します。

デコーダ部ではなく純粋なチューナー部という事であれば、汎用チップを組み合わせて作られているようで、何を使ってるからどうと言えることはないと思いますが。
一応チューナー部にあるICの写真は手元にありましたので、アップしておきます。ただし論評抜きです。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/files/Q3PEChip.jpg

Q3PEのチューナICは何ですか。
基盤両面の高精細アップ写真はお持ちですか。

PXさん、その辺の話はこちらに書いてあるので
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/plex-px-w3u2-0d.html#W3U2_FakeWinS
改めて説明する必要はないかと思っていたのですが、考えてみればこの記事上でどこからもリンクがありませんね。そこでこの記事のFakeWinSCardの説明に追記いたしました。ご指摘ありがとうございます。

PX-W3PE から PX-Q3PE に乗り換えようと思い、事前の情報収集として、このサイトに辿り着きました
非常にわかりやすい説明で、この様な記事を掲載してくれたことに感謝します

さて、記事を読んでいて思っていたのですが、CardReader_PX.ini の設定内容が記載されていません
TunerFrendlyName は PX-W3PE では HDTV_PX_W3PE BDA Digital Tuner_0 となっているのですが、
PX-Q3PE では HDTV_PX_Q3PE BDA Digital Tuner_0 と書き換えるだけでよろしいのでしょうか?

Vladiさん
ありがとうございます。
Kircheisのおっしゃる通り本当に頭が下がります。

ここだけの話、PLEXのサポートに問い合わせをしたとき、こちらのHPを参考にして下さいと言われたんですよ。(笑)

kazuさん、Windows 7(64bit) で動かすのに64bit版のBonDriverは必要ありません。ここのページにある通りのTVTest(32bit)を使う限り、BonDriverは32bit版を必ず使ってください。
64bit版のBonDriverが必要になるのは64bit版のTVTest、EDCBを使いたい場合だけです。

いつもこちらにはお世話になってます。
先日Windows XP から 7(64bit) にアップグレードしたのですが(正確にはクリーンインストール)tvtestは動くみたいでが、Bondriver 64bitが探しても見つかりません。
こちらのブログのFAQで見ると、Spinelと言う物を使うことによって出来ると解釈できたのですが、今まで使ってなかったので、出来れば、Spinelを使わずに、Bondriverの変更?だけで出来ないでしょうか?
尚、なぜか地デジは映ります。

別に趣味でやってることですから、寄付等は不要ですよ。お気持ちだけで有難く存じます。
それにこの手のフリーウェアは個人の楽しみと善意の連鎖の上で成り立っていますので、私などが何か受け取ったりしたら数々の優れたS/Wをご提供されている有志の方々に申し訳ないです。
日本の家電やTV業界も今のように頑なに閉鎖的で上から目線の体質を改めて、TVTestやSpinelのようなものを生み出す草の根の活力に協力的であればまた別の展開もあったかもしれませんが、もう時間切れっぽいですね。

Vladiさん、いつもお世話になっております。

いつも毎回、ご丁寧に返信ありがとうございます。
このブログ自体だけでも大変有用なんですが、まるでサポートのように返信されてるコメント欄を拝見すると頭が下がります。
好きでやってらっしゃることなのでしょうが、仕事でもないのにこれだけのことをなさっていることに、本当に素晴らしいと思います。
ソフトウェアではないですが、これだけきちんと教えてくれるなら、シェアウェアなら躊躇無く寄付しているところです(笑
Vladiさんは寄付のようなものは受け付けていないのでしょうか? もしあれば是非させて頂きたいと思います。

Kircheisさん、
>休止状態でもTvrockの録画予約は復帰して録画してくれるのでしょうか?
仕組み上はスリープと同じくOK、の筈です。私も過去にTVRockで休止を使っていたこともありますし。ご利用の環境で100%大丈夫とは言い切れないので、テストしてご確認ください。

Win8.1は(Win8の2台のうち)1台だけアップグレードしました。8.0と比べるとUEFIやテストモードの出し方などが多少変わっていますが、カーネル的にはSP1に近いマイナーチェンジなので、8.0で動いていれば録画やTVTestの環境で問題は出ないと思います。

こんにちは。

Vladiさん、お返事及びご教授ありがとうございます。

素人がレジストリをいじるのは危険とのイメージが強く、今まで一度もいじったことがないので難しそうですね。。。
現状なんとか動いているので教えて頂いたバックアップを取って様子を見てみます。ありがとうございます。
あと録画環境は2台で運営しておりますが、連携ではなくミラーのように同じ環境を構築しております。OSがWin8とWin7だったり、CPU、グラボ、記憶容量、録画視聴以外のソフト導入状況など若干の違いはありますが、いつも運営している録画環境に不具合がおきたときの為にと思い、ミラー環境を用意しております。
しかし、まだ経験はありませんが、2台同時に壊れてしまえばそれまでなんでしょうけれど・・・

それと、去年こちらで質問させて頂いた時に、ご助言頂いたアッテネーターを導入してみました。仰る通り、地上波、BSともに電波が改善しました。3、4のチューナが特に弱いのは相変わらずですが、アッテネーターをつける前はチャンネルによって動画がかなり乱れてドロップも多発していましたが、それがほぼ無くなりました。購入時も、こちらにリンクが貼ってあったのでAmazonですぐに買えました。ありがとうございます。

あと超初歩的な質問なんですが、休止状態でもTvrockの録画予約は復帰して録画してくれるのでしょうか? 私はてっきりスリープ(Tvrockではスタンバイ)でないと復帰してくれないものと思い込んでおりました・・・。
休止状態でPCを待機しておけば、ディスプレイ問題が回避され、ちゃんと予約録画も実行されるのであればスリープはやめて、是非、休止状態で運営したいと思います。

それとWin8の環境だと、ちょくちょくWin8.1へのアップデートを促されてうざいのですが、VladiさんはもうWin8.1にアップデートされましたか?
アップデートして、録画環境がおかしくなったら怖いなと思い、アップデートが立ち上がっても、いつも「あとで」ボタンを押して未だに放置しています^-^;

Kircheisさん、現象からすれば、フリーズ・強制終了の際にTVRockのレジストリ項目(HKEY_CURRENT_USER\Software\TvRock の下にある)が飛んだ感じですね。
よほど運が悪くない限り起きない現象なので、当Blog内でも特にレジストリ項目のバックアップ等はガイドしていませんが、タイミングによって起き得る話で、まさにそれが起きたのだろうと思います。
だいぶ解決されてきたようですので改めて実施する必要は無いのですが、今後似た現象が起きた場合は、
1.先に\tvrockフォルダ内の 設定ファイルdtv.ini 予約情報 tvrock.sch、キーワード予約情報 tvrock.key、\plugフォルダ、終了後コマンド登録command.txt、チャンネル定義ファイルch-xx.txt、終了後バッチ xxx.bat、などをどこかにバックアップした上で
2.TVRockをUnInstall.bat でアンインストールし
3.加えて、レジストリエディタで HKEY_CURRENT_USER\Software\TvRock のTvRock の上で右クリック→削除 してTVRockレジストリキーを全削除

以上の後で、1のバックアップを\tvrockフォルダに戻し、TVRockの導入用プログラムを\tvrockフォルダに入れ直した上で、DTuneを再実行してみてください。地上波、BS/CSの種別を正しく指定する必要があり、TVRock設定内容もいくつか直さなければなりませんが、うまく再導入できると思います。その後は番組情報を再取得するだけです。
なお、それとは全く別の現象ですがTVRockが落ちやすくなった場合は、上記バックアップのうち予約情報 tvrock.sch を戻さないことで解決できる場合が多いです。(予約情報にゴミが溜まることで落ちやすくなるケースが多い)

また、複数のPCでTVRockを連携させていれば、こういう場合も速やかに復旧できるようになります。この辺の記事もご参照ください。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/px-q3pepx-w3pe-.html#multirock

>地上波はキーワード検索予約がすべて消えてしまいました。
>DTune.batの設定をし直そうと思いました。すると、なぜかチューナタイプの1~8までの全てが地上波になっていました。
 これはDTune実行時に偶数番をBSCSと設定し忘れたせだと思います。普通は前の設定が残っていれば改めて設定する必要はないと思いますが、レジストリの項目が消えればそういう現象も起き得ます。
>今度はtvrockが立ち上がるたびに「Tvrock - 注意」というダイアログが表示されて・・
 おっしゃる通りチューナーの設定が壊れた状態でキーワード検索で予約登録されてしまったせい、だと思います。

なお、
>稀にPCスリープ中に気がつくとPC本体の電源は入っているのに、ディスプレイがスリープのままでディスプレイの電源を入れなおしても、信号がきていませんとなります。
これは全く別の問題で、PCの何らかの構成がスリープからの正常な復帰を邪魔しているためで、うちでも何度かそういう経験があります。
どこが悪いとははっきり言えず、またこういう環境だと小手先の対策でもスリープは使えないことが多いです。対策としてはスリープではなく「休止」を使うか
(休止がメニューに出てこないときはこの辺を参照 http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=012465 )
それでもうまくいかない時は、TVRock間連携によるシャットダウン運用をお勧めします。(目覚まし役が1台必要ですが。)
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/px-q3pepx-w3pe-.html#multirock

こんばんは。
「Tvrock - 注意」の意味がわかり解決しましたのでご報告です。
BSチャンネルリストが復帰する前にキーワード検索予約を再実行してしまったためBSの番組まで地上波のチューナーで予約してしまったことが原因でした。
BSチャンネルリストを再設定後、チューナー師弟が間違っているBSの予約を全部削除後に、もう一度キーワード検索予約を再実行したところ、地上波、BSに適したチューナーに再設定されて「Tvrock - 注意」のダイアログが出なくなりました。ご心配おかけしました。

お久しぶりです。
以前こちらを参照してPX-Q3PEとtvtest、tvrockにて予約録画環境を構築したものです。
今日、tvrockにて番組情報取得を行おうとしたら突然PCがフリーズして動かなくなったので
仕方なく電源を長押で強制終了、その後すぐPCを立ち上げたらいつも通り立ち上がって、tvrockも立ち上がったのですが、なぜかBSのチャンネルリストが表示されなくなりました。

チューナ1、3、5、7が地上波、チューナ2、4、6、8がBSCSに割り当てられています。
CSは契約してないので割り当ててはいますが利用していません。
しかし、フリーズ復帰後はチューナ1、3、5、7は地上波のチャンネルリストは表示され
放送視聴も録画もできますが、以前からのキーワード検索予約がすべて消えてしまいました。

その後、キーワード検索予約を開いてキーワードは消えていなかったので、そのまま設定終了ボタンを押したら、またBSを含めた全部の予約リストが表示されました。
それでもBS/CSのチャンネルリストは表示されていませんでしたが、tvrockのチューナ2、4、6、8から起動したtvtestでBSの視聴は問題なく見れました。
しかし、tvrockから番組情報取得をしようとしても、地上波だけでBSは取得できませんでした。

BSCSのチャンネルリストは表示されないのでDTune.batの設定をし直そうと思いました。
すると、なぜかチューナタイプの1~8までの全てが地上波になっていました。
これを以前のようにチューナ1、3、5、7のチューナタイプを地上波に、チューナ2、4、6、8をチューナタイプをBS/CSにし直しました。これで何とかBSのチャンネルリストが表示され以前の状態に戻りました。
ただ今度はtvrockが立ち上がるたびに「Tvrock - 注意」というダイアログが表示されて

*チャンネル”BSジャパン”の設定がされていません。設定・チューナー欄でチャンネルを設定して下さい。
*チャンネル”D-Life”の設定がされていません。設定・チューナー欄でチャンネルを設定して下さい。
*チャンネル”BSジャパン”の設定がされていません。設定・チューナー欄でチャンネルを設定して下さい。
*チャンネル”BSジャパン”の設定がされていません。設定・チューナー欄でチャンネルを設定して下さい。
*チャンネル”BSジャパン”の設定がされていません。設定・チューナー欄でチャンネルを設定して下さい。
*チャンネル”BSジャパン”の設定がされていません。設定・チューナー欄でチャンネルを設定して下さい。

と表示されその下に 「次回から表示しない」 「OK」 の二つのボタンが表示されます。

エラー?というか注意は表示されていますが、今回はなんとかチャンネルリスト非表示の問題は解決しましたが、原因がわからず対策の立てようがありません。どのような原因が考えられるか思い当たることがあればお聞かせ頂きたいです。
また、この注意が表示されてもBSジャパンもD-Lifeはちゃんと表示されます。この注意は何の注意でしょうか?

それと、稀にPCスリープ中に気がつくとPC本体の電源は入っているのに、ディスプレイがスリープのままでディスプレイの電源を入れなおしても、信号がきていませんとなります。ディプレイのランプはオレンジです。
もしくはPCとディスプレイもスリープから復帰しているのに、ディスプレイが黒い画面のままで、キーボードやマウスを操作しても何も反応がない時があります。ディスプレイのランプはブルーです。画面は黒いですが画面がついてるのはわかります。
ディスプレイは強制終了して再起動するとまた通常通りに表示されますし、再起動後はディスプレイのスリープも問題なく移行復帰します。また問題がおきている時にディスプレイを別PCにつなぎ直してもちゃんと表示されます。

前述と後述のどちらの場合もキーボードもマウスも反応しないため、仕方なく電源ボタン長押で強制終了するしかないのですが、この状態のときに予約録画があると予約が開始されずに録画できません。
稀にしか起きない上に原因がまったくわからないので放置していますが、考えられる原因はありますでしょうか?
お忙しいところ失礼致しますが、よろしければご助言頂けると助かります。

kazuさん、レス大変遅くなり、申し訳ありません。
0MB病と言われるものはいろいろな現象がごっちゃになっているのですが、まず地上波はOKでBS/CSはNG、ということでしたら、いずれも当たらないと思います。
0MB病の話は忘れて、地上波は映るがBS/CSが映らない場合、単純な話としてはLNB給電が出来ていない可能性があります。「LNB給電の設定」をご参照してください。
またOSを入れ替えたのであればレジストリ関係も初期値に戻っていますので、Q3PEをお使いの場合は「BSCS感度調整ツール」も再設定してください。

以上のいずれも当たらない場合は、以下を確認してください。
①(TVRockは使わず)TVTest単体で起動して、衛星用BonDriverに切り換えてもやはり映らない場合は、BS/CSアンテナケーブルが途中で外れていないか、他に何かアンテナ線の接続不良はないかを確認
② ①はOKなのにTVRockから視聴・録画するときにはBSCSが全く映らず録画もされないのであれば、TVRockの何らかの設定ミスか、移行のタイミングでうまく前の設定が引き継がれていない。
→どこが悪いのか判らないので、TVRockを一旦uninstallで削除して再度DTunesで導入し直す。
③全く別の話として、BS/CSでも無料放送&NHKは映るのに有料放送が映らない場合は、スクランブル解除の方法としてM2_Dec方式を設定していないか?(覚えがない場合は気にする必要はないです。)
などなど。設定ミスが原因という可能性もいろいろあるのですが、具体的なところはこの欄でやりとりするにはちょっと範囲が広すぎるので、よく判らなくなったら②のアンインストール/インストールをやり直すほうが早いと思います。

いつもお世話になってます。
この度、Windows7に向けてまずマザーボードだけを交換して、OSだけをクリーンインストールするつもりなのですが、マザーを変えて、(P8h61-m lx plus から P8H67-m evo) メモリも2GBx2=4GBから2GBx4=8GBにしたのですが、TVRockが、地デジ以外映らなくなりました。
AMDだと0mbps病というのがあるみたいですが、わたしはintelですし、2x2GBにしてもだめでした。
何か情報はありますか?
0db/0mbps

kazuさん、検証いただき有難うございました。Blog各本編でも手順反映いたしました。いずれ加筆しなきゃいけないと思っていたので、背中を押していただいたような感じです。

Vladi様
お世話になります。
教えて頂いたパッチでsidebyside関係のエラーが出なくなりました。
さすがです!
ありがとうございました。<(_ _)>

kazuさん、レス遅くなって申し訳ありません。
エラーメッセージだけから見ると、VC++2005SP1ランタイムのバージョン(パッチレベル)が違う場合に起きるエラーの可能性があります。
VC++2005SP1の最新レベルに上げるには、実は上の1-1)前提ランタイムの導入 にあるものに加えて、Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム KB2538242
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=26347
を適用する必要がありますので、試しに当ててみていただけますでしょうか?結果、また教えてください。

このパッチが当たっていないことによってエラーが出るケースは結構あり、私のBlogの手順も修正しなきゃなぁと思っていたのですが、そうはいっても普通はBonCasLinkやBonCasClientの特定バージョンを使う時くらいの話なので、放ったままにしてあったのが実情でした。
ただ世の中に出回っているモジュールは色々なバージョンがあるので、上記レベルでビルドされたモジュールが混在していると確かにこのエラーが出ます。

こちらのHPには大変お世話になっております。
この度、
sidebyside
「属するアセンブリ Microsoft.VC80.CRT を検出できませんでした。エラー: 参照されたアセンブリはシステムにインストールされていません。」
というエラーメッセージが録画時間に必ず発生し、
「Generate Activation Context が C:\TVTest_0.7.23\Plugins\SleepTimer.tvtp に失敗しました。 参照エラー メッセージ : この操作を正しく終了しました。」
というエラーメッセージも同時に発生しています。
これは、MSC++ランタイムを入れてると発生するとネット上にあり、削除したことにより、エラーメッセージが出なくなったと出ています。
TVRock TVTest を使う上で、MSC++が前提になっていますが、これの回避方法等はありますか?

sosoさん、そもそもですが、TVTestでBS,CSは映っていますか?
映っていない→アンテナ線やLNB設定などを適切に調整して、まずはBS/CSが映る状態にしてください。
映っている→DTune.batをやり直して、BS/CSの設定、チューナー(BonDriver)の指定が正しくおこなわれていることを確認してください。
上記「Rockバー」を使ってチューナー指定でTVTestを起動してみて、BS/CSのチャンネルをダブルクリックして映らないようなら、その辺の設定が正しくないです。
以上、確認してみてください。

管理人さん
PX-Q3PEを使用しており、TVRockテレビ番組表で地上波は、番組内容も表示されますが、CS/BSは内容も表示されず空白のままです。そこで管理人さんのおまかせ番組情報取得をCS/BS 8時間で設定しましたが番組情報取得ができず番組内容が表示されないままです。どこをどのように設定したらよいか詳しくご教示お願いいたします。OSWin732bitを使用しています。

高城めがね さん、
地上波のチャンネル確認がされないのは、DTuneの最初のチューナー設定の画面で
http://vladi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/07/26/tvrock_dtune1_2.jpg
地上波のBonDriverの時に(この手順に沿っているのであればチューナー1、3など奇数番の時に)「チューナータイプ」で地上デジタルをチェックしていないからだと思います。

また、「地上波、BS/CSともに開始できません」となるのはどういう現象なのか良く判りませんが、同じ画面で「視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ」に、正しくTVTestのフォルダをフルパス(c:\a\b\TVTestなどドライブ名で始める完全なフォルダパス)で書いていない、実行アプリ名にtvtest.exeと書いていない、等の理由が単純に考えられます。
もう一度DTune.batから手順をやり直し、各パラメーターが間違っていないか、良く確認しながら進めてください。

はじめまして。
このサイトを参考にtvtestを導入することが出来ました。
ありがとうございます。

tvrockを入れている途中トラブルが発生したためコメントさせていただきます。
⑤ Dtune.batによる設定その2 チャンネル設定の時に記事では一番最初に地上波のチャンネル確認を行っていますが自分のほうではBSからで次にCSとなってしまいました。地上波のチャンネル確認がされませんでした。

更に続けたのですが⑦ EPG番組表の取得においてチャンネルが全く表示されていません。
現在地上波・BS/CSともに開始できませんと書いてあります。
これは何が原因でしょうか?よろしくお願いします。

Vladi様、
早速のご回答ありがとうございます!
アドバイスのとおり、色々やってみた結果、
やはり変換後の『画面サイズ』に問題があったようです。

パソコンで再生した時に『画面サイズ』が小さいものは、
『ファイルサイズ』がどれだけ大きくても(1G以上でも)転送できたのに、
パソコンで再生したときに『画面サイズ』が
明らかに大きいものが転送できないとの結論に至りました。

それをふまえたうえで、

-X 720

の部分を

-X 480

にかえてみたところ、
全ての変換ファイルが
IpodTouch32GBに転送できるようになりました。

やはり、IpodTouch32GBに転送するには -X 720 では
変換後の『画面サイズ』が大きかったようです。

親切丁寧なアドバイス、本当に助かりました。
ありがとうございました!

ふぇありさん、レポート有難うございます。
サイズというのがファイルサイズの事でしたら、-qの後の数字(24)を27とか30とか増やしていけば、画質とのトレードオフでサイズを小さくしていく事ができます。
また画面サイズの事なら、-Xの後の数字(720)を640とか512とか小さくしていけば、画面の横サイズとそれに応じた縦サイズが小さくなり、同時にファイルサイズも小さくなります。

ただ、iTunesが出す「このiPodで再生できないため、コピーされませんでした 」というメッセージは、単純にそれらのサイズの問題というより、コーデックの微妙な不一致で起きることが多いです。
恥ずかしながら自分でiPodという名前でサンプルを作っておきながら、自分では最近、変換したものをiPodやiPhoneで使っておらず、その辺のエラーを起こさない設定はあまり詰めていません。
この辺の情報によれば
http://qpbgm.sblo.jp/article/44940759.html
コーデックをx264からffmpegに変更すればうまく行くケースが多いとのことです。
その場合、-eの後のパラメーターをx264からffmpeg4に変えれば良いです。
私も時間ができたら検証してみますが、まずはいろいろ試してみてください。本来(よほど古い機種でない限り)iPodは大きめのファイルや画面サイズにも対応しているはずなので。
http://support.apple.com/kb/SP675?viewlocale=ja_JP

こんばんわ!
とてもわかりやすくて、
大変、参考にさせていただきました。

ほぼ、記事通り出来てですが、
1点だけどうしてもできないところが…。

"I:\Handbrake\HandBrakeCLI.exe" -i %1 -o %1.L.mp4 -f mp4 -e x264 -q 24 -X 720 --loose-anamorphic --modulus 4 -O --crop 0:0:0:0 --cfr -a 1 -E faac -6 stereo -R Auto -B 128 -x ref=3:bframes=6:mixed-refs=0:weightb=0:8x8dct=0:trellis=0:b-adapt=2 --verbose=1

というhandbreakeのバッチコードで自動変換自体はできているのですが、
大体、50%くらいの確立でファイルが『画像サイズが小さくなりきれていない』のか、
Ipodtouch32GBで『再生ができない為、転送できません。』となります。
変換したファイルをみると確かに画像サイズがバラバラで
パソコンで再生して検証してみたところ、
やはり小さいサイズで変換できているものはIpodtouch32GB転送でき視聴できるのですが、
画像サイズが大きくなってしまっているものは転送ができません。
上記コードのどれをいじると画像変換サイズをもっと小さくできるのでしょうか。
ご返信おまちしております。

Kircheisさん、
私の場合Win8.1環境での検証はやらなきゃなぁと思いながらPendingになっていますね。1つはきっかけになるようなシステムの作り替えがしばらくないのが理由ですが、もう1つは8.1は作りは8.0と大して変わらないだろうと予想していたので、あまり急いで検証してみる価値を感じていなかったのも理由でした。
ただここ数日で情報を集めてみると、いろいろ不思議な振る舞いもあるようで、やっぱりちょっとやってみなきゃなと思っているところです。期限は決めていませんので気長にお待ちください。

regeojiさん、
解決に繋がらなかったようで申し訳ありません。ただこれ以降はいろいろ自分でやってみてください。ガイドを穴をあくほど見直してみれば、何か気付いていないか、思い込みでついやってしまっているところがあるのだろうと思います。
まあTvtPlayはTvtAudioStretchFilterは使わなくても2倍速や0.5倍速再生のような機能が使えないだけで普通に使えますし、WhiteBrowserからシーン指定再生に使うだけでも便利です。というか私も倍速再生のような使い方はしていません。

Vladi様
こんにちは、丁寧にご教授下さいまして有り難う御座います。
tvtplay
ファイルをダウンロードし直したり試行錯誤試してみたのですが、コマンドプロンプトの入力でregsvr32のウィンドウが出てしまい入力が出来ませんでした。
何が原因で登録出来ないか判りませんが、導入出来るまで頑張ります。

HandBrake
こちらも自動エンコが出来ないで躓いたままです。

各々コマンドプロンプトが絡んでおり、何か原因があると思われますので解決を模索したいと思います。管理人様のお蔭でTVTest&TvRock+WhiteBrowserの環境になり、大変快適に録画を楽しむ事ができ感謝申し上げます。自己解決出来ましたらご報告をさせて頂きます。

この度は親身にご教授下さいまして有り難う御座いました。

こんばんわ!
なるほど、7zという拡張子が存在するのですね。
一応、Winの標準解凍だけではなく、Explzhという圧縮解凍ソフトも試したんですが、
解凍しようとすると「中身が空です」といわれて解凍できなかったので、
壊れたファイルなのかと勘違いしてしまいました。
私が無知なだけだったのですね、お恥ずかしい。

フォルダの件、記事見直しました。確かに書いてありますね!
私が気づいてないだけでした、申し訳ないです;;
マイドキュメントより、tvrock.exeファイルの直下に作業フォルダを作成した方が
都合が良いということですね。

そういえばご存知かも知れませんが、もうひとつご報告。
ウイルス対策にWin8はマイクロソフトのセキュリティをそのまま使っているのですが、
Win7ではフリーのAVASTを利用しています。
それが先日のアップデートでTVRockをフォルダごと削除されてしまいました><
調べたら同じような現象がいくつか報告されており、AVASTの新定義ファイルによる
誤検出らしいのです。
バックアップもしておらず、Win7はPX-W3PEが挿してあるので、
また一から構築しなおしです;;
フリーを使用していた上にバックアップも取っていなかった素人ですので文句は
言えませんが、たぶん私と同じような状況の人は多いと思いますので、
これが少しでも他の方の注意喚起になれば幸いです。

次は、現状のWin8でTVtest、TVRockが安定稼動している状態でWin8.1へ
移行できるかどうかですね。
8から8.1は7から8へほどハードル高くないように思えるのですがどうでしょうね。
Vladiさんはもう8.1への移行は試されましたか?
私はもうちょっと情報がでてきてから試すつもりですがl
(今度はちゃんとバックアップを取ってw)もし、時間があればVladiさんの8.1への
移行記事など書く機会がありましたら楽しみに読ませて頂きたいと思います。

それではありがとうございました!

regeojiさん、
regsvr32 D:\TvtAudioStretchFilter.ax
と打つだけで良いです。*以降は説明サイトの書き方がちょっと紛らわしいのかもしれませんが、単なるコメントだと思います。
それを含めてこちらのサイトの説明のほうが少し判りやすいかもしれません。
http://gamefish.blog5.fc2.com/blog-entry-1336.html

HandBrakeのそのバッチでは、元のtsと同じフォルダに圧縮後のmp4も保存するように作ってあります。上記解説にあるように
http://vladi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/10/21/postcommandsample.jpg
録画予約なり自動検索予約なりで、終了後コマンドでHD: なりをきちんと呼ぶようにしてください。
tvrockでは画面の表示は何も出ませんが、「ログ」を見れば終了後コマンドが呼ばれた、処理終わった、ぐらいは判ります。あまりに終わるのが早ければ、何か処理を失敗しています。

Vladi様 ご多忙の中迅速に回答下さいます配慮、誠に有り難う御座います。
早速、試行錯誤試してみたのですが、相変わらず躓いております。質問の仕方が上手くなく申し訳御座いません。恐れ入りますが再度ご質問をさせて頂きます。

TVTestフォルダのコピーをもう一つ作って、BonDriverはBonDriver_UDP.dllも含めて全て削除し、ショートカットも別に作りました。
解凍し終えたTvtPlay21r2からTvtPlay.tvtpのみをTVTestのPluginsフォルダにコピーしました。
TVTestフォルダの中にTVTest.exeがある事を確認し、BonDriver_Pipe.dllのみをコピーしました。
regeditからHKEY_CURRENT_USER ≫ Software ≫ Classes ≫ Applications ≫ TVTest.exe ≫ shell ≫ open ≫ commandを開きTVTest.exe /d BonDriver_Pipe.dll /tvtplay /nd /s "%1"と入力をしOKをクリックしました。ここまでは間違っておりませんでしょうか?

しかしコマンドプロンプトからregsvr32 D:\TvtAudioStretchFilter.ax *TvtAudioStretchFilter.axと入力をするもRegSvr32なるウィンドウが出まして、モジュール"D:\TvtAudioStretchFilter.ax *TvtAudioStretchFilter.ax"の読み込みに失敗しました。バイナリが指定されたパスに格納されている事を確認するか、バイナリまたは依存.DLLファイルに問題がないか調べてください。指定されたモジュールが見つかりません。

以上のメッセージの記されましたウィンドウが出て躓いております。何が誤りだったのかご指摘頂ければと存じます。

音声フィルタ を"TvtAudioStretchFilter"にする為、TVTestの設定/再生から音声フィルタの選択を試みましたがTvtAudioStretchFilterなる選択肢がありませんでした。ちなみに展開したTvtPlay21r2の中にTvtAudioStretchFilterに関する物が3個存在しますが、このファイルは何処かのフォルダにコピー等しなくて良いのでしょうか。TvtAudioStretchFilter関連のファイルはTvtPlay21r2展開後一切触れなくて良いのでしょうか。ご教授下さい。

HandBrake
自動エンコも何度か予約録画をして試したのですが出来ておりません。TVTestから手動で録画をしましても自動エンコされていないようです。ちなみに自動エンコされたmp4ファイルはどのフォルダに出力されるのですか?
管理人様の場合は説明画面からは、TVRockのムービーフォルダはD:\MOVIEとされておられましたが、この場合はDディスクのMOVIEフォルダに出力になるのでしょうか?私の場合は録画したtsファイルはEディスクのTVTest_0.7.23録画なるフォルダに出力しております。もし正常に自動エンコされたならば、tsファイルと同じフォルダに自動エンコされたmp4ファイルも出力されるのでしょうか?
TVRock設定のプロセスタブからの入力は以下の様に入力しました。誤りがありましたらご指摘頂きたく存じます。

#
#  録画後処理(指定フォルダに移動)
#
Move_M2:MOVE"%1" "D:\1\Movie2"
#
#  録画後処理(HandBrakeによる高画質MP4変換 元ファイル残す)
#
HD:"HandBrake-Hbat" "%1"
#
#  録画後処理(HandBrakeによるiPod向けMP4変換 元ファイル残す)
#
iPod:"HandBrake-Lbat" "%1"

HandBrake自動エンコの設定で、私の場合はEディスクのTVTest_0.7.23録画となるフォルダに自動エンコ後ファイルを残したいのですがTVRockの設定のプロセスタブからの入力はどのように入力をすればよいのでしょうか。理解力が乏しくご迷惑をかけてしまい申し訳御座いません。

管理人様のお蔭で、TVTest&TvRock+WhiteBrowserが導入出来ただけでも大きな収穫のある年始となり深く感謝をしております。有り難う御座います。

Kircheisさん、明けましておめでとうございます
>.7.23fixですがメインは消えており、ミラーで落とそうとするとTVTest_0.7.23fix.7z というへんてこりんな拡張子のファイルが保存されます
それはへんてこりんな拡張子ではなく7zというタイプの圧縮ファイルで、メインのサイトにあったものと全く同じものです。アップした本人が言ってますので間違いありません。
ただミラーの一箇所だけの表記だとサイト障害のときのバックアップにならないので、もう一箇所ぐらいのリンクは張っておこうかと思いますが。
>dB値が地デジで15dB~20dB、BSで12dB
受信が問題ないのなら敢えてこれ以上弄る必要はないと思います。ただBSは問題ないと思いますが地デジは低いですね。分波器は入れられてるとのことですので、J:COMならほぼ間違いなくアッテネーターを入れれば30dB近くまで改善すると思います。 (なぜなら私の家の地上波環境もJ:COMですので)
>マイドキュメントのtvrock設定フォルダかどちらが正解なのでしょう?
チャンネルプリセットがそちらが正解だったのなら、他もそちらが正解だと思います。デフォルトだとマイドキュメントの下に作られますので。
ただ特にそれで間違いは何もないのですが、個人的にはマイドキュメントの下にあると判りにくいのと他のPCへの移植性が悪いので、実はこの辺に
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/px-q3pepx-w3pe-.html#rockwork
場所をtvrock.exeと同じ場所にセットし直すようガイドしてあるのですが、直前に投稿いただいた方もマイドキュメントの下にあるとのことで、ガイドの中でもちょっと見逃しやすい部分かもしれませんね。
PDVD10の件は、私もPDVD10は使っていた時期があったはずですが、良く思い出せません。(恐らくPDVD10はあまり使わず、3D再生機能に惹かれてすぐにPDVD11にアップグレードした気がします。)
ただ該当記事の「自動登録バッチ」はPDVD10は検知しないので、もしバッチでやってうまくいかなかったのなら該当記事の「手動手順」でやるとうまくいくかもしれません。

明けましておめでとうございます!
去年は録画環境のWin7からWin8への移行で質問させて頂きお世話になりました。
おかげで新しいPCを購入して、この正月にやっと環境移行することができました。
こちらのサイトのおかげで、ほぼすんなりと移行できました、本当にありがとうございました。

ただ、なぜかdB値が地デジで15dB~20dB、BSで12dB前後と低いのが気になりますが、
まだ、導入1日ですが今のところ映像は乱れずに見れているので気にしない事にしていますw
ちなみにうちはマンションで地デジはJ-COM、BSはマンション屋上のアンテナで、両方が
部屋の壁から同軸で出力されています。それを分波器でわけてPX-Q3PEに差し込んでいます。

後、こちらのブログが大変丁寧に説明してあって、私のようなちょー素人でもわかりやすいのですが
私と同レベルか、もうちょっと経験のない方だと、つまづくであろう部分をご報告させて頂きます。

まず 0.7.23fixですがメインは消えており、ミラーで落とそうとすると
TVTest_0.7.23fix.7z というへんてこりんな拡張子のファイルが保存されます。
なんとかググって見つける事ができましたが、ウィルスとか怖いのでこちらのリンクが生きてると助かります。

それと、Microsoft DTVデコーダですが、Win8環境だとないんですね。
ブログの文章を、ちゃんと読めば書いてあるのですが、TVTestの設定項目には選択肢があって
選べるので、つい、使えるのかと思いそのまま設定を進めようとしたらエラーがでました;;

でも、無料バンドル版のPowerDVD10も入っているので、そのデコーダを使おうとしたら
それは選択肢も出ず、さらにPowerDVD10なので関係ないかと思いましたが、試しに
こちらに載ってたPowerDVD11以降の適用方法も試しましたができませんでした。
中級者向けということで躊躇してたんですが、仕方なくffdshow Video Decoderを導入しました。
これも使いこなそうとすれば難しいのでしょうが、導入自体はこちらで丁寧に説明されている
通りにやれば問題なくできました。

あと、地上波プリセットファイルの作成でch-ts.txtというファイルを作り、フォルダに移しますが
画像ではtvrock.exeのあるフォルダに移動となっています。
しかし、それで進めるとDTune.batをWクリックで進めた先の⑤で③の設定が反映されてるか
というところで反映されておらず、マイドキュメントのtvrockの設定フォルダ?に移したら反映されました。
これはtvrock.exeの入っているtvrockアプリケーションフォルダかマイドキュメントのtvrock設定フォルダか
どちらが正解なのでしょう?

同じようなところが番組情報取得の簡単コースにもあります。
私は利用しなかったのでここは基本飛ばしましたが、tvrock.schファイルを\TVRockフォルダに上書き
と書かれていますが、こちらもアプリケーションフォルダの\tvrockフォルダかマイドキュメントの\tvrockフォルダか
わかりませんでした。

と、普通の人であれば問題ないところでも、私のようなド素人にはつまづく部分もありましたが
概ね、親切丁寧に詳しく説明されていて、いうなれば私のようなド素人でも設定できる素晴らしいブログです。
ただ、こちらはググると上位に表示され、私のようなド素人や私よりももっと分からない人も見に来るかも
しれませんので、私がつまづいたところを知って頂くことで今後の参考になればと思い報告させて頂きました。

とりあえず、今は多少気になるところはありますが、安定稼動しているようです。
それもこれも、こちらのブログ様のおかげです。本当にありがとうございました。
これからも是非、無理のない程度に頑張って更新続けて下さい!でわでわ^^

regeojiさん
お役に立てていただいてありがとうございます。お正月休みでまとめて設定されていると思いますので、早めにご回答しますが、また判らないところがあったらお気軽に。
ただいろいろ悩む前にやってみれば判りますよ。間違っても大抵のことでは壊れませんし、時々フォルダごとバックアップを取って失敗したらやり直せばいいわけなので。
>①それぞれ32用と64用があり、OS環境が64の場合はどれを使うべきなのか
大抵の場合TvTestは32bitですので、それに合わせていずれも32bit用を使います。TvTestはここのガイドに沿って導入していれば32bit版のはずですので。
>②TVTest.exeの入っているTVTestフォルダにBonDriver_Pipe.dllを入れればよいのでしょうか。
はい。その通りです。
>④バックスラッシュが入力出来ず\になってしまいます
はい。日本語の環境ではバックスラッシュと\は同義です。ガイドや解説でときどき敢えてバックスラッシュになっているのは英語系フォントになっているかunicodeで表示しているためです。
>⑤音声フィルタ を"TvtAudioStretchFilter"にするとありますが、これもコマンドプロンプトで入力をするのでしょうか?
いえ。
http://vladi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/01/20/tvtestsoundsync.jpg
この画面で指定します。(画面では「なし」になっていますが。)
HandBrake
>①プロセス画面をキャプチャして下さっていますが、この画面通りにTvRock設定のコマンドプロンプト欄に入力をしなくてはいけないのでしょうか?
はい。(先頭が#の行はコメントで何の効力も無いので不要ですが。) 基本はこの通りに入力して、左上の「コマンドを実行する」にチェックしてください。
>②「\TVRock作業フォルダ」とはマイドキュメントにありますtvrockフォルダの事をおっしゃっられているのでしょうか?
そういう場合もあります。正確にはTvRock設定の図の画面の赤丸のところに指定されているフォルダになります。
http://vladi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/11/05/tvrock1.jpg

Vladi様 初めまして。PX-W3PEを今まではWMCで利用してきましたが、管理人様のお陰様でTVTest&TvRockを一年越しで利用する事が出来る事となりました。昨年末はwikiを見ながら導入を試みたものの、結局上手くゆかずに諦めた経緯がありWMCを1年間利用しておりました。管理人様の解説&まとめは大変判りやすく今回何とか導入する事が出来ました。有り難う御座います。TVTest&TvRock+WhiteBrowserの環境は大変使い易くついつい引き籠りがちです。しかしながらTvtPlayでの再生とHandBrakeを使った自動エンコに躓いております。自身で試行錯誤やってみたものの、完全にお手上げ状態となってしまいました。大変厚かましいのですがご教授願えないでしょうか。

まず当方の環境はWindows7の64Bit、CPU:Corei7-3770 3.4GHz、メモリ:16G、PX-W3PEの1枚での環境となります。余り文章が長くなってしまいますとご迷惑かと思いますので、質問内容を箇条書きで記させて頂きます。

①解凍致しましたTvtPlay21r2フォルダにはTvtPlay.tvtpとBonDriver_Pipe.dllそれぞれ32用と64用があり、OS環境が64の場合はどれを使うべきなのか判りません。

②リンク先の解説サイトの例では、TVTestのPluginsフォルダにTvtPlay.tvtpを入れるのは判りましたが、BonDriver_Pipe.dllはTVTest.exeがあるディレクトリに配置との事ですが、TVTest.exeの入っているTVTestフォルダにBonDriver_Pipe.dllを入れればよいのでしょうか。

③tsファイルのダブルクリックでTVTestを起動するように関連付けレジストリを編集の場合、どの環境でもTVTest.exe /d BonDriver_Pipe.dll /tvtplay /nd /s "%1"を入力すればよいのでしょうか?ちなみに私の環境では再生用のTVTestはDドライブにフォルダを置きました。

④倍速再生のコマンドプロンプト入力でregsvr32 D:\TvtAudioStretchFilter.axと入力するそうですが、私の環境ではバックスラッシュが入力出来ず\になってしまいます。問題ありますでしょうか?

⑤TVTest右クリック/設定/再生/音声フィルタ を"TvtAudioStretchFilter"にするとありますが、これもコマンドプロンプトで入力をするのでしょうか?

上記の設定が出来ていない為、TVTest左下部分にUDP/Compatと表示されません。

またHandBrakeを使った自動エンコですが、HandBrake自体は使えていますが自動エンコが出来ないでおります。

①TvRock設定のプロセス画面をキャプチャして下さっていますが、この画面通りにTvRock設定のコマンドプロンプト欄に入力をしなくてはいけないのでしょうか?ちなみに私の環境ではProgram Files内にHandBrakeのフォルダがあり、HandBrakeは64用をインストしており、TVTestの録画保存先はEドライブに置いております。

②管理人様がバッチの導入手順を解説して下さっている箇所で、 (4) (1)のフォルダ直下にある.bat ファイルを全て、「\TVRock作業フォルダ」下にコピーしてください。とありますが「\TVRock作業フォルダ」とはマイドキュメントにありますtvrockフォルダの事をおっしゃっられているのでしょうか?

大変長くなりましたが以上が質問内容となります。お時間のある時で結構ですのでご教授頂けましたら幸いです。宜しくお願いします。

coさん、TVRockの話でしたら、番組表の上から3行目のところに
番組内容表示 番組詳細表示
番組内容自動表示 番組詳細自動表示
番組内容非表示 番組詳細非表示
のいずれかの表示があると思います。それぞれクリックすると切り替わりますので、真ん中(~自動表示)の状態にすれば、全ての詳細情報が表示されるようになると思います。
ちょっと判りにくいのですが、表示されている内容はここをクリックすると次はそうなるよという意味で、今がそういう表示状態という意味ではありません。

初めまして、管理人さん
PX-Q3PEを購入して、管理人さんの設定を参考に設定して、受信はできるようになったのですが、EPG番組表取得の設定も終わり、番組表にアクセスしたのですが、放送局と放送時間のみ表示され、番組内容が表示されないのですが、どのように設定をすればよいのかご教示お願いします。
FireFoxを使用しておりOSはWin7 64bitになります。

先日、Windows Server 2012 への PX-Q3PE インストールで、チューナが開け無い相談をしたものです。

Windows8 (x64)に変えたところ、すんなり動きました。
Serverで動かなかったのは残念ですが、(ま、当然ですか、メーカー動作保障範囲外ですから)
今のところ、特に問題なく動いているので満足です。

設定に当たって、この記事はとても役に立ちました。
ありがとうございます。

Tomiさん、まず「BonDriverの初期化ができません。チューナを開けません。」というエラーはBonDriverが原因ではなく、大抵はデバイスがきちんと認識できていないことが原因です。
そこに問題判別を集中して良いと思います。私はWin8 64bitを使っていますし、もちろん64bit版のBonDriverなど必要ありません。
一応デバイスマネージャーではQ3PEがきちんと見えているようですが、その状態でも上記現象は起こり得ます。念のためもう一度ドライバのUninstall/Installはやってみたほうが良いですが。
Server2012の環境ということで、今までServer2008r2までの稼働報告はあったのですが、2012特有の注意点はあるのかもしれません。基本はドライバもアプリも互換なはずですが、何かが足りないか、サーバー特有の振る舞いが悪さしている事は疑われます。
その辺から先はいろいろ試してみる必要があります。一概には言えませんが、私だったらまず、別のマシンかデュアルブートの環境でWin7なりWin8なりを使って、正常動作するか確認してみますね。
Win7/8のライセンスを持っていなければ、8.1のPreview版をDLして試してみる方法もあります。
それで動けばハードに問題無い事が判りますし、正しく動くソフトの設定も裏付けが取れます。
それで2012Serverに戻って同じ設定にして、動くまでいろいろやっていけば良いと思います。
個人的にはDirectXがきちんと入っているかどうか(PX系のチューナーはドライバでもデバイスの判別にDirectXを使いますが、サーバー系OSでは導入されていない事があります。)、Administrator権限のIDで導入しているか(インストーラやドライバがレジストリを弄ったりするので、Administrator権限でないとうまく導入できない事例が、過去のWindowsServerでもあったと思います)、あたり気になりますが。。
他にServer2008r2の記事ですがこの辺もご参考に。ドライバを入れる前にDX9の他にBDA Hardware support というのも必要なようです。2008r2用なので2012で動くかは判りませんが。
http://d.hatena.ne.jp/arekku006/20110124/1295876980
http://win2008workstation.com/forum/viewtopic.php?f=22&t=1023&start=0
とりあえずそれで「BonDriverの初期化ができません。」のエラーが出なくなれば、あとは些細な注意点
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/windows8tips-px.html#comment-75339021 あたり
だけになります。

初めてメールします。・・・お知恵をお貸しください!

こちらをサイトを見て自信をつけ、PX-Q3PE のインストールに挑戦しています。
でも、どうしてもTVTest起動時に以下のエラーを超えられません。

エラー:
 BonDriverの初期化ができません。
 チューナを開けません。
 BonDriver にチューナを開くよう要求しましたがエラーが返されました。

初めてで厚かましいですが・・・お知恵を拝借できないでしょうか?

・設定はこの本の状態にTVTest(x32)を設定しております。
・AMD CPUなので”SSE2”です。
・ランタイムライブラリはほとんど入れています。
 Microsoft Visual C++ 2005、2008、2010・・・すべて、x32とx64です。
 x32だけにしたりと変えてみましたがダメでした。★
・ドライバも「正常に動作」 - HDTV PX-Q3PE PCIE DTV BDA driver。
 ボードにしっかり刺さっているのを確認。
・OSは Windows Server 2012(x64)、以下の機能は追加済み
 ・「ユーザーインターフェイスとインストラクチャー」(以下の機能全部)
 ・「高品質Windows オーディオ ビデオ エクスペリエンス」
・TVTestのログを見ると、カードも読込んでいて、BonDriverが原因なのは明らかなのですが
  2013/09/23 10:24:16>******** TVTest ver.0.7.23 (x86) 起動 ********
  2013/09/23 10:24:16>設定を読み込んでいます...
  2013/09/23 10:24:16>C:\PX-Q3PE\06_TVTest_0.7.23(x32)\BonDriver_PX_Q3PE_T0.dll を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>カードリーダ "PLEX TV Card Reader" をオープンしました
 ☆2013/09/23 10:24:18>(B-CASカードID 0000 3202 3370 0924 4502 / メーカ識別 M / バージョン 2)
  2013/09/23 10:24:18>プラグインを "C:\PX-Q3PE\06_TVTest_0.7.23(x32)\Plugins" から読み込みます...
  2013/09/23 10:24:18>DiskRelay.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>Equalizer.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>GamePad.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>HDUSRemocon.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>LogoList.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>SignalGraph.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>SleepTimer.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:18>TSInfo.tvtp を読み込みました。
  2013/09/23 10:24:19>チューナを開いています...
 ★2013/09/23 10:24:19>チューナを開けません。

もしかして、このサイトの手順書は、Windowsの32bitOSでされたものでしょうか?
BonDriver_PX_Q3PE で64bit版とかないんでしょうか?

・・・問題点の手がかりでもあれば助かります。
   お知恵をお貸しください。

suさん、
ch2ファイルがTVTestフォルダに出来てないという事は、この辺の設定
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/images/2013/06/17/q3pe_tvtest9a.jpg
の「BonDriver検索フォルダ」に何かフォルダを指定していませんか?ここがブランクなら、\TVTestフォルダを探しに行きますし、ch2ファイルもそこに出来ますが、何か指定されてるとそちらに作成されます。

管理人さん、はじめまして。

px-q3peをこのサイトを見て購入してみました。
そこでいろいろと設定をしていて、チャンネルスキャン結果がTVTestフォルダに作成されないのは、どうしてでしょうか。ご教示お願いいたします。
放送はBSもCSもUHFも受信できます。

PC環境は、OSはWin7 64bit になります。

parc104さん、全体的に初歩的なところで躓いているように見受けられます。今回は可能なお答えをしますが、以後はこのページやFAQのページ
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/plex-usbfaq-px-.html
とにらめっこしながら、自力で解決してください。
ご質問の件ですが、まず話をややこしくしないために、ICカードリーダをお持ちでしたらそれできちんと視聴できるのを目指してください。(1.の件はその後にしてください。)
有料チャンネルで「契約されていないため視聴できません」と出るのは、契約されていなければ当たり前のことです。(万一この手のチューナーが「タダ見」ができるものと思って買われたのであれば、勘違いですのでお間違えなきよう。「タダ見」は立派な犯罪です。)
但しもし契約済みのB-CASカードを使っていたり、開封したばかりのカードで一週間のお試し視聴が出来る筈なのに見られない場合は、スクランブル解除関連の設定がおかしい可能性はあります。またもしCATVやひかりTVの場合は、プロバイダ経由で有料放送を契約しないと、そもそも該当の電波を送ってくれない場合もあります。

なお、1.の内蔵リーダが使えない件は、本文中にあるFakeWinSCardの手順で使えるようになるはずです。
http://vladi.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/px-q3pepx-w3pe-.html#fake
既に環境が出来ているのであれば、上記手順のwinscard.dllを直接\TVTestフォルダに入れれば良いです。
なおWMCの環境でカードリーダが使えているのであればHWとしてはきちんと動作していると思われ、プレクスに問い合わせ中とのことですが回答は来ないと思います。

Vladiさん、素晴らしいサイト有難うございます。
詳細に解説していただき、本当に助かります。

以前から、TS抜きチューナの存在は知っていましたが
難しそうで手間がかかりそうで・・・
でも、気になる存在でした。

PX-Q3PEが発売され、Vladiさんのサイトを見つけてからは、
一気にやる気になり設定してみました。
ところが、上手くいかないので、ご指導いただければ幸いです。

TVTestソフトで
1.内臓カードリーダを使おうとしたのですが
  「B-CASカードの初期化に失敗しました。デバイスが・・・」が
  表示され、再検索してもダメでした。
  (ただし、MediaCenter(PBDAドライバ)では視聴可能)

  → これについては、ICカードリーダ(USB)を使い、とりあえず
    解決しました。 (この状況は、PLEXには連絡し対応待ち)

2.有料チャンネルを視聴しようとすると、
  「契約されていないため視聴できません」が表示され
  まったく見れません。(無料chはokです)

ご面倒とは思いますが、よろしくお願いいたします。

まとめありがとうございます!
おかげさまでQ3PEを導入することが出来ました!

千葉の PX-W3PE 愛用者さん、

はい。私の場合(多分多くのブロガーもそうだと思いますが)この手のメーカーの協力を得たり、あるいは究極を目指したり、という類ではなく、自分の映像環境を使い易くしようとして、それをご紹介しているだけだと思いますので、申し訳ないのですが ①,②とも該当しませんね。

Vladi さま

恐らく、PX-*3PE/PT3 等のチューナ・カードを利用するにおいて、Vladi さま他多くのブログ公開者と当方とにおいて、次の ① と ② のように、その利用目的が異なるのであろうと考えます。

Vladi さまが、後述の ② のニーズに関心がないのであれば、当方が、こちらを尋ね、コメントを残したことは、全くの当方の勘違いということになりますので、他を当たることに致します。

 ① 自らデジタル放送波受信チューナ・システムを企画・考案・改良し、PLEX/アースソフトなるハードウェア・メーカの協力を得ながら、世間一般者に、自らのブログを通じ、その公開・啓蒙・普及を進めることを目的とする方々。

 ② 家庭用録画機より購入後の記録容量増設などが柔軟な PC 用チューナ・システムを Buffalo/IO-DATA 等に求めたものの、その著作権保護暗号管理に制約されて、

     ・PC 間で、システム・ディスク上に保存された暗号キーと分離した状態での録画済み番組ファイル保存 HDD の移設不能。
     ・システム・ディスク・データ障害時、その暗号キー消失の場合、録画番組 TS ファイル無事でも、それら番組の再生不能。
     ・OS クリーン・インストール/OS 入換え時、上記暗号キー消失により、全録画済み番組が再生不能。
     ・自動 CM カット編集が全く役立たないタコな付属編集ツールで、1時間番組の、そのツール用ファイル変換に 20分、その後カット編集に 1時間、さらに BD 書出しに 1.5倍の 1時間半を要し、挙句の果てに、その編集ツールに潜むカット編集後の映像ドロップ箇所を乗り越えられないバグにより、なんらのメッセージも残さず、勝手に BD 書込み途中でお亡くなり。
     ・上記編集ツール・バグを訴えるも、「対応は未定です」 の一点張りで全く誠意の感じられないメーカ。

に業を煮やし、著作権保護暗号管理に縛られないデジタル放送波受信チューナ・システムを捜し求め、それに上記 Buffalo/IO-DATA 並のユーザ・インターフェースを期待するユーザ。

 ② の 「縛られない」 録画 TS ファイルが得られると、ペガシス社の TMPGEnc MPEG Smart Renderer を使い、1時間番組のコマ挿入・カット編集に手動で 15分、BDAV 用ファイル変換に 5分、BD 書込みに、光学ドライブと BD メディアとが共に 8倍速対応であれば、60/8 = 約 7.5分で、サクサクとライブラリ作成完了となります。

当方は、国内有名 PC 周辺機器メーカの著作権保護に関し、ホトホト使い勝手の悪さに飽き飽きして、PX-W3PE を選びました。

当方の関心は、PX-*3PE/PT3、TVTest/TVRock/ECDB の使い方がどうのこうのと言った遥か先の家庭用録画機並み利用のウンヌンにあります。

当方は昔、Turbo C でのプログラム開発経験はありますが、C++/C# 経験も、いわんや、国内地上波デジタル放送標準方式である ISDB-T 知識も皆無です。

それでも何故 VS 2010 Pro を用いて、公開ソフトを改変しようとするかと言えば、ひとえに 上記 ② を克服したいからです。

どこかに、こうした悩みを解決してくれそうな公開ブログはないでしょうか?

千葉の PX-W3PE 愛用者さん、
なるほど。これだけご要望があるというのは使いこなしておられる証拠ですね。
ただ、私にこのような改善要望を送られても困るのですが、仮にEDCBやTVTestの作者の方が直接のメールを受け付けていたとしても、このような形ではコミュニケーションにならないのではないでしょうか?

原則はあくまであるがままを受け入れて自分なりに使いこなすことです。バグや不具合のレポートであればある程度の優先度をつけて対応される可能性はありますし、また例えば「サーバー二重化の機能がほしい」のような大項目に絞っての議論であれば、2chなどである程度のディスカッションが成立するでしょうし、その中で作者本人や有志の方が機能を追加してくれる可能性もあります。
しかし、おっしゃっているようなメーカー製品のようなサポートポリシーのほうが良ければ(もっともアイ・オー・データ社などのサポートポリシーがまともに機能しているかは極めて疑問ですが)そちらを使われたほうが良いですねとしか言えませんね。

EDCBなどはあくまで製品ではなく、現状このようなエリアで市販されている製品に飽き足らない個人の、興味と善意の連携のみで成り立つフリーウェアですから。現状のいわゆる「認定チューナー」のあまりにユーザーを無視したユーザビリティに理不尽さを感じたユーザーが、それとのトレードオフとしてある程度容認しなければならない苦労だと思います。

ただ使う上でのいろいろな注意点や参考になる情報をいただいていると思いますので、今回はいただいた全文を公開いたしますが、これ以降の、私の関与できる以外のものに関するご要望のような形はご容赦願います。(仮にいただいても公開しない場合があります。)
なお、W3PEのカードリーダの話は全く別ですね。ただ市販のカードリーダやW3Uxなどに比べて抜けやすいのは私も思いました。本番利用するときはテープなどで補強したほうがよいと思います。
2ch検索の話は何を受けての論点なのか不明なのですが、2chに限らず必要な情報があれば、キーワードを工夫して根気良くググるのが鉄則です。

Vladi さま

早速の、ご返信と ECDB の 2ch 記事 URL を添付戴き、ありがとうございます。

実の処、当方、2ch 記事に関する検索が苦手なため、次の理由で、そこで情報を得る努力を、あまり致しておりません。

・ 全文がテキストであることから、文章を上から下まで、何スレッド分も追っかけていかないと目的内容にヒットしないこと。
・ 常日頃、該当の 2ch 記事をウォッチしてなければ、その前後の 「物語」 の流れ、すなわち、課題に対する起承転結が極めて判りずらいこと。
・ 絵や図に関するリンクを開けてみるものの、大抵は、期待はずれだったり、(ウィルスぶっ込み目的?の) フェイクもの、であったりする事が多いこと。
・ 単語検索を用いるものの IExplorer 上なので、and/or 等の複雑な検索機能を用いての絞込みができないこと。
・ バナー広告に女性ヌード写真が掲載されていることが多く、それを娘子に見つかると、父親としての信用がガタ落ちとなること。

というのが、これまでの当方の 2ch 掲示板を通しての苦い経験です。

とりあえず、当方が期待する ECDB への改善案として、次の項目を考えています。

1. 録画済み一覧情報での番組名などを録画後に編集する機能。

   EPG データからは未反映の、(特に週刊放送の) 番組毎の取上げテーマの追記などに利用。
   自己の情報収集と教養を深めるためと、他人へ BD 配布による啓発のため、長期的保存目的で類似番組と区別する必要あり。
   この編集機能は、Buffalo /IO-DATA 製品の場合、デフォルトで装備。
   現状は、録画済み一覧情報 RecInfo.txt を直接編集し、ECDB への反映のため、その編集毎に ECDB を再起動。

2. 地デジ放送のサブ・チャネル (例、092/122/123ch) の録画済み TS ファイルのスクランブル未解除の解決。

   当方の以下設定となる
      TVTest カード・リーダ → スマート・カード・リーダ
      凡ドライバ ini ファイル中の MPEG2 デコード有無、 TVTest → M2_Dec=0 (無)/ ECDB → M2_Dec=1 (有)
   において、上記サブ・チャネルのスクランブル解除視聴が、
      TVTest → ○、 EpgDataCap_Bon.exe の View クリック・メニュー → ○、  ECDB の NetworkTV → ○
   なのに対し、
      ECDB 録画済み TS ファイル再生のみ → ×
   となり、スクランブル未解除の状態。
   (TVTest の pipe 利用ファイル再生プラグイン (コマンドライン引数: /d BonDriver_Pipe.dll /tvtplay /nd /s "$FilePath$") 画面ステータス上で、スクランブル・エラー数値がどんどん増加することから推測)

   応急対策として、例えば、放送大学の 122ch を 22:15 ~ 23:00 まで録画したい場合、同じ放送大学のメイン・チャネル 121ch を、22:13 ~ 22:17 までの間、ちょいと 「かぶせ録画」 することで、不思議なことに目的の 122ch が終了時刻 23:00 までスクランブル解除されて録画終了。

   どうやら、サブ・チャネルのスクランブル解除開始に、一時的にメイン・チャネルのスクランブル情報?が必要な気配あり。

   上記録画予約方法の場合、面倒くささを脇に置けば課題はないが、一時的にチューナを 2ch 分占有するというのが難点で、この間に他の録画希望番組があると最悪。

3. B-CAS カード情報を TVTest または ECDB から読み取るボタン機能の追加。

   PLEX 社の PX-*3PE シリーズは、スマート・カード・リーダ の挿入奥行きが浅く、PC 内ハードウェア変更時に、そこへ挿入済み B-CAS カードに少しでも触れると、カードが不完全挿入状態となり、簡単に、その接触不良が発生。

   TVTest や ECDB のスクランブル解除設定を変更している最中に、この接触不良を起こされると、大抵は設定変更の妥当性を疑い、カード接触不良に気がつくまで、かなり時間浪費する場合あり。

4. (縦列:時刻/横列:放送局名の) 標準予告番組表の表示開始時刻のユーザ変更メニューの追加。

   ECDB では、標準予告番組表上で、予告ジャンプする方法として、7日先までの日付と、その日付内の 6時/12時/18時 の時刻ボタンを用意。
   しかし、地デジ放送の場合、当日最早の (ニュース) 情報番組/NHK Eテレ再放送番組は、朝5時台から始まったり、18時台の子供向け番組が録画不要なユーザは、20時~深夜できるだけ遅い時間帯まで一覧できるようにしたいという場合あり。
こうした番組表の表示開始時刻を決め打ちとせず、ユーザ変更可能とする必要あり。

等々 (細かいものを含めると、もっとある感じ) ですが、こうした内容を 2ch に投稿した処で、果たして、まともな返答があるかは、大変に疑問だと思っています。

千葉の PX-W3PE 愛用者さん、
EDCBは私も今勉強中ですので、なるほどそういった機能があるのか、と勉強になります。
さて、ご質問の開発者への質問ですが、とりあえず両方ともソースは公開されていますので、基本は自分でコメント文を見ながら弄ってください、ということだと思います。ただVS2010の話をされているということはそれもご了解の上でのご質問でしょうね。
いずれも無料版のVC++ ExpressではMFCが扱えないため、おっしゃる通り弄るにしても有料版が必要な話になりますが、そうではない方法も以前2chでご紹介したことがありますので、ご参考まで、
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/avi/1360080180/5
その上で、いずれもオフィシャルに開発者とやりとりする方法はないのですが、EDCBなら2chのEDCBスレでご質問なりディスカッションを進めれば、その中で答えが判るかもしれませんし、もしかしたら作者の返答も得られるかもしれません。一方TvTestのほうは、2chのTvTestスレがあまりそういった意味で機能していないのですが、とりあえず問題はEDCBの機能追加の話だと思いますので。

以前、TV 電波受信ダイナミック・レンジ評価について、問合わせさせて戴いたものです。

この度の問合せは、TVTest、ECDB (EpgDataCap_Bon) 開発者の方々との連絡方法、または、それをググッて検索するヒントをご存知であれば、お知らせ戴くことはできますでしょうか?、というものです。

目的は、それらを自己責任にて、ソフトウェア改変したい場合のヒントを、それら開発者の方々から得たいためです。

例えば、ECDB において、「録画済み一覧」 に掲載の番組名を編集したい場合、どのソース・ファイル・モジュールのどの辺を変更すれば良かろうか、ということの見当をつけたいためです。

ECDB は、 「録画済み一覧」 内容に対する編集機能を持ちません。

一方で、毎週放送の TV 番組には、週毎の取上げテーマ内容が EPG 情報に含まれ、その 「録画済み一覧」 の番組名に反映されるものと、ないものがあります。

例えば、「NHK スペシャル」/「フジテレビ ホンマでっか!?TV」 は、毎週扱うテーマが異なるにも関わらず、「自動予約登録」 中の 「プログラム予約」 機能だけでは、毎週の 「録画済み一覧」 の番組名に 「NHK スペシャル」/「ホンマでっか!?TV」 とだけ表示された録画済み情報のみが積み重なっていくだけになります。

これら番組を長期保存したい?と思った場合、それら番組名に、その週毎の取上げテーマを追記編集しておかないと、大量の同一番組名から必要な取上げテーマが現れるまで、いちいち再生頭出しをして検索する必要が生じます。

現状の ECDB では、「録画済み一覧」 情報が保存されている RecInfo.txt なるテキスト・ファイルの番組名欄を直接に編集後、それを ECDB の 「録画済み一覧」 に反映させるため、いちいち ECDB を再起動させる、という手間をかけないと、これが実現できません。

さらに困ったことに、録画中では、その録画直前に ECDB が 「録画済み一覧」 情報として保存した内容に、その録画終了時に、その録画番組情報を、単に新たに追加し、上記 RecInfo.txt に書き出すため、この録画中から始めた録画済み番組名の編集内容は、全て失われてしまいます。

すなわち、RecTnfo.txt の編集は、非録画時に行わなければならないという、面倒な制約があります。

ECDB 開発者の Readme.txt には、「プログラム的に登録する方法は?」 という項目に 「=>名前付きパイプ使ってコマンド送ればいろいろと行えます。」 とだけ書かれていて、外部・内部仕様書の全くないソース・ファイル群を期待通りに変更するには、これだけのヒントでは足らないためです。

どうやら、留守録画機能本体を受け持つ EpgTimerSrv.exe と、そのGUI (Graphical User Interface) 機能を受け持つ EpgTimer.exe とでのプロセス間通信に、新たに RecInfo.txt の手動読込みボタン機能を追加すれば、とりあえず、録画中でも番組名編集ができるようになるだろう、とは思っています。

ECDB の開発環境である Microsoft Visual Studio 2010 Professional は、10万円程もする高価なソフトウェアのようで、それを購入してまでやりたいと思う程の意欲はありません。

その最長無償評価期間である 90日の間に何とかできないものかと思っています。

ECDB には、既に 「EPG 再読込み」 なる EPG データ・ファイル内容を、手動で反映させるボタン機能があるので、その辺のプログラム構成を真似すれば何とかなるのではないか、と思っています。

当方の感じでは、上記の EpgTimer.exe と EpgTimerSrv.exe との間で、新たにプロセス間通信する仕組み (試験的に EpgTimerSrv.exe に True/False の仮状態を設定し、EpgTimer.exe からその読取りを指示し、結果をフィードバック表示させること) まで作れたような気がしています。

しかし、現状では、肝心の録画済み一覧情報である RecInfo.txt の読込みと、その各情報項目の構造体バイナリ・ファイル変換ができていないようで、どうしたものかと手詰まり状態にあります。

ありがとうございます!
これで安心して新しいPCの購入に踏み切れます^^
先ほど前記事も読ませていただきました。
気をつける点はドライバの署名問題ですね。
まだ現物がないのでちゃんとできるか分かりませんが
おかげで購入に踏み切れるだけの自信がつきました。
また購入後に拝見に伺います!
その時は気が向いたらご助力頂けると幸いです。

Kircheisさん、
上で使ってるのはWin8(64)なので、問題無いと思います。(一部Win7のSSを他からの使い回しで使っていますが。)
今回に限らないWin8でこの手のチューナを使う時の一般的な注意点はこの1つ前の記事に書きましたので、良かったらそちらも参照してみてください。

大西さん、
情報有難うございます。どの辺が悪さしたのか何とも言えませんが、うまく行かないときは0から作り直すのが鉄則ですね。私はW3U2+W3U3の設定をそのままQ3PEに移行して何も問題ありませんでしたが、Spinelを介して仮想化しているからかもしれません。そういう点でもSpinelは良いですよ。

始めまして。PX-Q3PEを導入しようかと色々サーチしていたらこちらにたどり着きました。
お忙しいところ申し訳ありません。お手数でなければ教えて下さい。

私の読み落としで7なければ今回の導入に際しての使用OSについて書かれていないようなのですが、こちらで導入されているOSはWin7でしょうか?それともWin8でしょうか?

現状、うちではWin7のBTOパソコンに古い方のPX-W3PEを挿してTvTestとTvRockで安定しています。しかし、PCのメーカーサポートが切れるので、これを気にWin8のPC買い換えようかと考えております。
そこで丁度新しいPX-Q3PEも出たので、チューナーも乗り換えようかと考えておりましたが
Win8でも現状の録画環境が構築できるか不安で踏み出せずにおります。

Win8でも今まで通りPX-W3PEもしくは新しいPX-Q3PEを利用してWin7の時のような
予約録画環境が築けますでしょうか?

以前PX-W3U3の使用環境を構築する時に

お世話になった者です。

今回、PX-W3PEの設定で又お世話になりました。

PX-W3U3を使用中、異常終了などの不具合が

割と多く発生する為にPX-W3U3が原因かどうか

分からないまま念の為に、PX-W3PEを購入して

通常のTVを見る為のチューナーを変更する事に

しました。

PX-W3U3は、非常時に古いパソコンで使用する

予定です。

今回の設定中に苦労した点を記します。

TVRockでの予約録画で、1番目の録画は

問題無く出来るのですが、1番目の録画中に

2番目の予約録画をする場合にチューナーを

開けないエラーが出て2日程トライしましたが

原因が分からず、TVTest・TVRock関係の

ファイルをパソコンから一旦全部削除して

から再度設定し直した処、正常に録画出来る

様になりました。

多分、PX-W3U3の設定で残っていた関係する

ファイルが悪影響を及ぼしていたのどろうと

推測しています。

尚、私は衛星TVを見られる様にはしていません

ので、地上波デジタルのみの利用としています。

ゴミ捨て場でお皿を拾い、ってのが良いですね。おっしゃる通りすみません、BSアンテナを立てるとNHKが見逃しませんね。まあそういう話でしたら、放送大学のためにもう1本UHFアンテナを立てても良いと思いますよ。
現在NHKの営業さんはGPSの付いた地図情報システムを片手に巡回して、契約者以外の世帯がアンテナを立てていると速やかに訪問してきます。良く出来たシステムだと思いますが、システムと全国津々浦々の巡回員の費用を考えると莫大だと思います。そんな事に金かけるぐらいなら税金方式にすれば良いと思うのですが。
私は個人的に公営放送が存在するのは悪いことだとは思いませんが(欧州でも普通ですし)ただNHKがやっている事は別で、国営でない事によって厳しい監査を逃れながら、無駄なことや特定の勢力に与することばかりやっていると思います。
さて放送大学の価値は私も同意で、以前地上波しか映らなかった頃は、良く放送大学を写しっぱなしにしていました。その方が落ち着きますし、民放にしろNHKにしろ突然不快な番組が流れますからね。ただ今はCSに加入してますので、その役目はナショジオやヒストリーチャンネルに移りました。
以上、無駄話でした。

早速に、ご返信戴き、ありがとうございます。

当方の千葉市在住地にて、放送大学/TVK、がほぼ受信不能に陥った対策として、ご指摘の放送大学を BS 視聴することも試みました。

近所のゴミ捨て場で、"お皿" (パラボラ部) が捨ててあったのを拾い、ヤフオクで中古LNBを購入し、ああでもないこうでもないと試していたら、驚いたことに、約 2週関後に早速、NHK がやってきて 「BS 視聴するなら、NHK BS 受信料を払ってくれ!」 とのたままわれ、押し問答の挙句、結局 BS アンテナを撤収してしまいました。

NHKは、総務省総務委員会での地デジ受信料引下げ決定に応じ、2012年10月より、その料金引下げに代わる収益源確保のため、現在は、"隠れ BS 視聴者" の掘出しに、やっきになっているものと思われます。

BS アンテナを当方の一戸建て住居外から目立たない場所に設置しようとすると、BS 衛星を見通せると思われる場所が確保できないので、現在は、放送大学の BS 視聴をあきらめている処です。

なお、放送大学の番組内容も、捨てたものではないと思っています。

一見、見栄えのしないオジサン/オバサン連中が、直立不動で、これまた、延々と、つまらないことを話している、なんと資源の無駄遣いをしているんだろう、と思われるかも知れません。

しかし、当方が知りたいと欲する特に科学系/工学系内容を、暇さえあれば PC の電気料金以外、「無償で体系的に教えてくれるサービス」 など、なかなか、他には、そうあるものではないと思っています。

要は、聴く側の取組み姿勢の如何で、その価値の有無が決まってくるものと思っています。

千葉の PX-W3PE 愛用者さん
おっしゃっている中でおそらく一番の原因だろうと思われるのですが、tvkは東京タワーでもスカイツリーでも放送しておらず、横浜鶴見が親局です。千葉からですと今までたまたま東京タワーと同じ方向だったのではないでしょうか?
また放送大学(地上波)は今でも東京タワーで、スカイツリー移転の予定は無いと思います。よって両局とも、アンテナをスカイツリーに向けてしまえば受信状況の悪化は当然予想されます。
両局を良好な状態で受信したい場合は、専用にアンテナを立てるか、tvkならCATVパススルーで、放送大学ならBSで見る、という対策しかないですね。そこまでして見る価値があれば、ですが。
なお、TVTestやEDCBで表示されるdB値はあくまでチューナーが勝手に意味づけしている値なので、チューナーによってどの範囲が良いかは異なります。おっしゃる通りW3PEは地上波30dB以上の数値にはなりませんが、これはQ3PEでも同じです。
ただ実質的な意味で同じ電界強度でどちらがどこまで耐えられる(Dropを出さない、なんとか受信できる)かは、誰かやってみる価値はありますね。アッテネーターを増やしたりわざとノイズ元を増やすなどちょっと面倒なので、今すぐは無理ですが、重い宿題として承っておきます。。

地上波デジタル入力のダイナミック・レンジに関する PX-Q3PE の評価結果があれば、ご公表願います。

当方、千葉市内にてヤフオク中古購入の PX-W3PE を 2台の PC に、それぞれ 1台ずつ搭載し、愛用している者です。

2013年5月28日の東京タワーからスカイツリーへの送信所移転に伴い、在京7キー放送局の受信状況は改善されたものの、それ以前に良好受信できていた、放送大学、TVK が受信困難となってしまいました。

PX-W3PE にて受信強度を評価しようとすると、CN≧30dB より大きい受信強度が表示されないので、別途、DXアンテナ製フロントエンド・チューナで測定してみると、

東京タワー送信時: 在京7キー局 CN≒29dB、MX東京 CN≒22dB、放送大学 CN≒26dB、TVK CN≒24dB、チバテレビ CN≒32dB

であったものが、

スカイツリー送信時: 在京7キー局 CN≒35dB、MX東京 CN≒30dB、放送大学 CN≒18dB、TVK CN≒17dB、チバテレビ≒30dB

となっています。

これは、LNA (チューナ部ロー・ノイズ・アンプ) の利得を、いかように調整しようとも、改善されません。

この原因として、上記地方局の選局時、在京7キー局の送信強度を排他・抑圧しきれず、相対的に背景ノイズが上昇したため、PX-W3PE の最低受信感度 CN=18dB を下回る 「信号対雑音比しか得られない地方局」 が、受信困難となったものと推察致します。

当方が、地上波デジタル波入力ダイナミック・レンジを知りたい意図は、PX-W3PE では、CN 値で 18~30dB と推測される値が、PX-Q3PE にて、それが 18~35dB 以上に改善されていれば、当方の悩みは解消されるのではないかと、期待しているためです。

splashさん、
>どうか、僕がシステム新調するまで、消さないで下さい
私が生きてる限りは消しませんから大丈夫ですよ。
アフィはまあ、Blogのアクセントとして入れてる感じですので、お気になさらず。でも有難うございます。

まとめありがとうございます。
2ちゃんとか難しいので助かります。
次にPCを新調する時、PT-3の2枚挿しか、PX-Q3PEか悩んでいますが、
是非参考にさせて頂きます。
どうか、僕がシステム新調するまで、消さないで下さい!
アフィクリックしときました~。

jjさん、有難うございます。
まあ巨大掲示板は雑談場でいろんな「釣り」が来ますから、わざと意地悪くして本気度を確かめるということもあるわけで。
お困りのことがありましたらお気軽に!

解説&まとめ、お疲れ様です。
私は導入予定は今のところありませんが、
初心者にも分かりやすい解説、素晴らしいと思います。
確かにwikiとか初心者の方には敷居が高いですよね。
2chで尋ねても意地悪な人から煽られることも多々ですし…(苦笑)

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