【ホンダ フリード 新型】インフィニティプールをイメージしたインテリア
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そう話すのは本田技術研究所四輪R&Dセンターデザイン室3スタジオの石田寛行さんだ。「エクステリアカラーは様々な色を用意してラインナップを作りたい。インテリアは笑顔あふれる空間を作りたいという考えだ」。また同時に、「自由に使える快適空間も作りたかった」と述べる。
そこで、インテリアとカラーともに、「リゾートのようにゆったりできる、行っただけで笑顔になれる、クルマに乗っただけで笑顔になれるをコンセプトにデザインをしていった」という。
インテリアのスタイリングでは、「インパネのアッパー(上部)部分がフラットになって見晴らしが良い。ウインドウも特徴的な形(ルームミラー位置を下げながらもそれ以外を上下方向に拡大)で抜けを良くした」と説明。このイメージは、「インフィニティプールだ」と石田さん。「プールの水面があり、その向こうに海があるというシームレスな広がりをイメージしている」と話す。
では、リゾート空間にはどういった要素がカラーに必要か。「シートでは心地よい見た目や快適感。また加飾ではぬくもりが感じられるナチュラルな質感だ」と石田さん。つまり、「インフィニティプールの向こうの海はクールで冷たく、さわやかなイメージではなく、温かみのある海だ。このイメージで全部一貫したナチュラルなリゾート空間をデザインした」と語った。