大阪の勉強会で二度ご一緒したことがある杉喬夫さんは、当地で18代医業に携わる名家のご出身です。しかしながら、杉さんは医者が嫌いで家業を継ぐことはしませんでした。サラリーマンをしていた杉さんをこの世界に引き戻したのは35歳という若さで逝ってしまった奥様です。ガンを患われた奥様の担当医の医学的対応に、杉さんは疑問を感じ不信感を拭えませんでした。現代医学の偏狭さを垣間見た杉さんは、予防医学が重要と考え現在の道に転身され24年になります。予防医学といっても当時は確立されたものがなく、そのため杉さんは様々な理論やメソッドを習得されました。
●人体の生理としての基礎を恩師である千島喜久男博士(生物学)の【千島学説】とする
●疾患の原因、進行のメカニズム、症状の現れ方を理解するための【病態生化学】を愛媛大学医学部 奥田拓道名誉教授に指導を受ける
●バーナード・ジェンセン博士が分析指導した【米国政府認定 LBA(生体血液細胞分析)法】
●ロバート・ブラッドフォード博士指導の【BPBA(凝固血液細胞分析)をベースとしたFBO-AMS分析法】(米国医師会・カナダ医師会正式採用)
●ハーバード大学大学医学部 生涯教育課程修了
これらを基にして杉さんは一滴の血液を特殊光学顕微鏡で拡大画像し、その形態を観察し血球の正常具合を分析します。イレギュラーが確認されれば、血球が正常に戻るよう改善策を相談者に指導されます。杉さんの「生きた血液分析」について四国 松山を訪ねました。
(杉喬夫さんは医学博士の資格をお持ちです。ただし、医師ではありません)
松山の路面電車 右は「坊っちゃん号」
◆生きた血液を分析◆
小澤
お久しぶりです。お元気そうでなによりです。
杉博士
わざわざ松山まで、ご足労様です。
小澤
ずっと精力的に東京、大阪、神戸など各地でも血液を見て回っておられますね。(笑)
杉博士
もうかれこれ、19,000人の血液を見たことになります。
小澤
いやぁ、そんな数になるんですか。今日は改めて、生体血液分析について教えていただこうと思いお訪ねしました。
杉博士
ほんとう? 温泉入りに来たんじゃないの?(笑)
小澤
あとでちょっと寄ろうとは思ってますが。(笑)
杉博士
私が研究しているのは、赤血球が正常な形をしているかどうか。つまり赤血球の形がイレギュラー(異常)になると正常な機能ができないので、どうしてイレギュラー起こすのか?【原因】と、どうしたら正常な形に戻せるのか?【改善方法】をずっと研究してきたのです。
小澤
なぜそれほどまでに赤血球にこだわるのですか?
杉博士
たった一滴の血液の中に、男性で500万個、女性で450万個の赤血球があります。人間の体は赤血球をベースにつくられています。赤血球が分化してそれぞれ各部位で必要な機能を持った細胞になっていくというのが千島学説です。
小澤
病院でなされる通常の血液検査は、血液中の検査項目を数値で評価します。
杉博士
あれは、「死んだ血液の分析」ですよ。
小澤
死んだ血液の分析?
杉博士
血液はフレッシュな状態でないと分析しても意味がないのです。あっという間に変化してしまいますから。15分も経ったら血液の持つ正確な情報が得られません。それに、たとえば血球の数だけ分析しても、その血球自体が正常でなければ本来の機能を果たせません。数は足りていても、イレギュラーなものばかりでは役に立ちません。量だけでなく質も見なければ。
小澤
赤血球の形を観察して、その質を分析するのが生体血液分析なのですね?
杉博士
現代医学は数値判断ですが、私は一貫して血液の質を追求してきました。
◆ガンの方の血液細胞の特徴はありますか?◆
小澤
どうして血球にイレギュラーが起こるのか? その原因はどんなことでしょうか?
杉博士
原因はいくつもあります。精神的なこと、食事、活性酸素など様々です。
小澤
主に日常の生活が血液の状態に反映され、イレギュラーが発生する?
杉博士
そうです。
小澤
ということは、生活習慣病は疾病が生じている部位だけの問題でなく、すでに全身的に障害があるということですね。ガンについても、ガンができた局所だけに目くじらたてるだけでは根本的な解決にはならない。
杉博士
千島学説ではガンは赤血球の慢性炎症と考えます。かれこれ24年も赤血球の姿を見ていると、その理論は実感としてよくわかります。
小澤
「ガンは血液の汚れ」という表現を用いる専門家もいますが、血液の汚れとは突き詰めると赤血球のイレギュラー=形態異常=ということですか。
杉博士
実際に19,000人の血液を観察すると、理論の裏付けが確認できます。これらはイレギュラーを起こした赤血球の模型です。正常な赤血球は一つ一つが独立し(くっついていない)まん丸ですが、イレギュラーなものはブツブツや尖った突起などが血球表面に現れます。
赤血球の模型。手前の4種はガンに多くみられるイレギュラーな形態。
小澤
こんなに変形してしまうのですか・・・。イレギュラーを改善する策はあるのですか?
杉博士
イレギュラーにはパターンがあります。それぞれのイレギュラーを改善する物質はほぼ把握できています。
小澤
しかし、イレギュラーが改善するにはある程度の時間がかかるのではないですか?
杉博士
そうですね、一般的には3ヶ月が目安です。
小澤
となると、ガン患者さんで時間に余裕のないケースにはどうなんでしょう?
杉博士
私は医師ではありませんから、診断もガンの治療もできません。あくまで血液状態の分析と改善のためのアドバイスをするだけです。しかし今までの経験からいうと、医師からの診断と血液の改善能力はイコールではありません。たとえば、余命1週間を告げられた方でしたが、3ヶ月後にはゴルフのラウンドができるほど回復したケースもあります。進行した病状だから血液状態が悪いとは限りません。また、画像検査で肝臓ガンと診断されすぐに治療を勧められた患者さんの血液状態を調べたところ、どうもガン特有の血球形態が見られない。そこで、組織の病理検査をしてもらったところ、ガンではなかったということもありました。ガンでもないのに危うく手術されるところでした。
小澤
ガンの場合、赤血球の特異なイレギュラーの他に傾向は見られますか。
杉博士
白血球もイレギュラーを起こしていることが多いですね。数はあっても、あまり役に立たない形態をしています。
◆血液の正常化は体内環境を変える◆
小澤
かねてから思うところがあるのですが、病院の検査というのは病気かどうかを測る物差しですよね。しかし、その検査が正常範囲であっても、必ずしも健康とは限らない。つまり、健康かどうかを測る物差しではありません。
杉博士
ガンについていえば、腫瘍マーカーや画像検査でガンがあるかないかで、一喜一憂することになってしまいます。どのくらい自分の治癒力が健全かどうかは、まったくわからない。ですから、再発や転移が見つかったら、また治療せざるを得ない。私はやはり予防医学的な見地からの取り組みをせずに、できてしまったガンを取り除く現代医学的手法だけでガンを克服するのは難しいと思います。
小澤
体内環境の基本となる血液の質が変わってなければ、自分が持っている治癒力・免疫力の稼働は十分ではないだろうし、再発や転移のリスクは軽減しないでしょうね。
杉博士
そのとおりです。どんな病気でも最終的に治すのはご本人です。ご本人の体内環境をいかに改善するかがポイントです。生体血液分析はその一つの指標として活用できます。要するに、自分の健康度を測る物差しとなります。
小澤
病院では健康を測る物差しがないので、生体血液分析で自分の血液状態が把握できると、自助療法などの成果の判定もできますね。
杉博士
ええ、目に見えるので、改善されていれば励みになります。血球のイレギュラーは精神的な要素にも多大に影響を受けます。ですから、摂取物質のアドバイスとともに、メンタルケアにも重きを置いています。
小澤
気持ちで遺伝子も変化すると聞きましたが、血球の形態も変化するのですね。
杉博士
とにかく人間は素晴らしい自然治癒力を持っているのですから、それが最大に発揮できるようにしてあげることが大切だと思います。
小澤
では僕も血液状態を良くするために、これから温泉に浸かってきます。(笑) 今日はお忙しいところ、どうもありがとうございました。
中央が杉喬夫医学博士。左は乳ガン再発が改善した長尾さん。
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