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50年前は4000kmあった北海道の鉄道、いまは2500kmに 「維持困難」でさらに半減か

乗りものニュース 10/28(金) 7:00配信

「単独では維持困難な線区」すべて廃線だと、残るのは…

 JR北海道の「単独では維持が困難な線区」、一部報道によると、それは10路線13線区で、長さにすると計1237.2km。もしそれら線区が廃止されたら、JR北海道の路線は、営業キロの長さが現在の半分近くになってしまう計算です。北見・網走方面を走る石北本線や釧網本線、根室本線の滝川~新得間と釧路~根室間、宗谷本線の名寄以北、日高本線などが含まれます。

 北海道では、この30年間で札幌圏を除くすべての地域で人口が減少。2015年4月現在、北海道内179の自治体のうち、80%を超える149市町村が「過疎地域市町村」として公示されています。北海道は九州のほぼ倍の面積がある一方、人口はそのおよそ半分。人口密度は全都道府県で最も低い、1平方キロメートルあたり68.65人です(2015年国勢調査による)。

 このような状況のなか、JR北海道と自治体などのあいだで、今後について協議が始まる見込みです。

乗りものニュース編集部

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最終更新:10/28(金) 7:53

乗りものニュース

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