トップ > 中日スポーツ > グランパス

ここから本文

【グランパス】

スマホでグランパス情報「Grampus Watcher」
写真

サッカーバレーで汗を流す闘莉王=トヨタスポーツセンターで(宮崎厚志撮影)

写真

サッカーバレーで汗を流す闘莉王=トヨタスポーツセンターで(宮崎厚志撮影)

 残り2試合でのJ1残留をめざす名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王(35)が27日、アウェー神戸戦で引き分けでも良しとする手堅い試合運びをしたい考えを明かした。残留争いの決着が最終節にもつれ込むことが決定するなか、ボスコ・ジュロブスキー監督(54)が「2勝を狙うが、勝ち点4でもいいかもしれない」と発言。闘莉王もこれに賛同し、無理をして2勝を狙わず、自身の攻撃参加も控える方針を示した。 泣いても笑ってもあと2試合。残留を確実にするためには2勝が欲しい。選手たちが口々にそう意気込むなか、闘莉王の考えはやや違っていた。「固い試合にしていかないといけない。攻め急ぐのは良くないね」。最悪なのは勝つために無理に攻めに出てカウンターを浴び、負けること。ホームでの最終節の相手が降格の決まった湘南と考えれば、第2ステージ3位の神戸から勝ち点1を持ち帰ることは決して悪い結果ではない。同勝ち点の新潟はアウェーで同4位のG大阪と当たるため、引き分けで降格圏を脱出できる可能性もある。 そのためには、攻撃参加も自重する。磐田戦の終盤、闘莉王はボスコ監督に攻撃参加をするかを聞いたうえで自陣にとどまった。神戸は12年に4得点を挙げるなどカモにしているが、「いやもうそれから全然遠く離れたよ」と遠い過去のことだと強調。そのうえで「ボスコと相談しながらやっているし、(前線には)上がれない。大丈夫、みんなが取ってくれるよ」と攻撃陣を信じた。(10月28日)

 

PR情報


閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ