【2016年版】PHPフレームワーク人気比較
Webプログラミング言語PHPでの開発を簡易化してくれる「フレームワーク」
CakePHP、Laravel、CodeIgniterなど多くの種類があり、「一体どれを使えばいいんだ」と迷われる方が多いでしょう。今回は、PHPフレームワーク、laravel、CakePHP、zend framework、Symfony、codeigniterに絞って、最近の人気度を比較していきます。
各フレームワークのトレンド比較
Googleトレンドは、その単語をGoogle検索にかけた数を表示します。人気のフレームワークであれば、チュートリアルや機能を調べるためより検索されます。ここでは、2016年現在の各PHPフレームワークを、Googleトレンドを使って比較してみました。
主流はCakePHP、Laravelが上昇傾向
- 「CakePHP」ー2016年では、CakePHPが主流ですが、2009年7月ごろをピークに、徐々に検索数が減少しています。
- 「Laravel」ー2012年ごろに登場し、現在はCakePHPに次ぐ2番人気。少しずつ検索数が上昇。
- 「CodeIgniter」ーもともと人気はそれほど高くなく、低空飛行を続け、わずかに減りつつあります。
- 「Symfony」ー2008年ごろはCakePHPを追いかけるほどの勢いがありましたが、2016年の現在は完全に下火。
- 「zend framework」ーSymfonyとほぼ同時期に登場しましたが、あまり活躍する姿を見せないまま、現在ではほとんど検索されません。
Laravel以外のPHPフレームワークは減少傾向にあるようです。ここまでは日本国内だけを見てきました。次に海外の現状を見てみます。
世界ではすでに「Laravel」が主流
次に「世界」と「日本」のPHPフレームワークのGoogleトレンド比較をしてみましょう。 世界 のトレンドは次のようになっています。
日本と全く状況が違います。一番検索されている(使われている)のは青色の「Laravel」。Laravelだけが上昇し、その他が減少しているという点においては日本と同じ傾向ですが、現在Laravelが一番主流となっている点が日本と全く違います。日本も数年遅れて海外の流れに即していくでしょうから、このまま「CakePHP」が減少し、「Lavel」が主流になっていきそうです。
ベンチマークでは「Phalcon」が最速
ここまでは「人気」で比較してきましたが、次に「速度」で比較してみましょう。主なPHPフレームワーク9つをベンチマークテストした結果を他サイトから引用しました。
Phalconが最速で、SlimとCodeIgniterが続きます。FuelPHP、Silex、BEAR.Sundayが同じようなパフォーマンスです。Laravelは非常に重いですね。(引用:2015年最新PHPフレームワーク(9つ)のベンチマーク — A Day in Serenity (Reloaded) — PHP, FuelPHP, Linux or something )
「Phalcon」というPHPフレームワークが、このテストで抜きん出て最速でした。Laravelは一番遅いという結果に。でも今回の比較では「Phalcon」を対象に入れていませんでしたね。では「zend framework」と入れ替えて、トレンドをみてみましょう。
最速でもPhalconは普及していない
黄色が「Phalcon」です。2013年に登場し、少しずつ上昇していますね。処理速度が最速でありながら、その人気が急上昇しないのは、一体なぜでしょう?
「Phalcon」が流行らない理由には、「開発のしにくさ」があります。Phalconは他のフレームワークと比べると、PHPを拡張させたフレームワークなため処理が軽いです。その一方で、他のフレームワークより使用者がコードを書かなくてはいけない場合が多い。開発速度が遅くなってしまうため、処理速度が最速でも普及しないのだと考えられます。
一番遅い「Laravel」ですが、処理速度が遅いものの、開発者にとって開発しやすいフレームワーク。そのため、日本国内・海外でも普及の流れがあるようです。
時代の流れにあったPHPフレームワークを選ぼう
フレームワークはその言語に加えて、新しい「ルール」を覚えなくてはいけません。「流行している」ということで、その使いやすさも認められ、企業でも採用する傾向にあるので、新しいPHPフレームワークを学ぼうというときには、傾向を考慮して選んでみると良いでしょう。
