(cache) 【60秒解説】東京国際映画祭のもう一つの顔
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【60秒解説】東京国際映画祭のもう一つの顔


(東京国際映画祭レッドカーペット)

10月25日から11月3日の日程で東京国際映画祭が開催されています。映画祭に併設されている国際見本市に、世界から多くのバイヤーが訪れ、活発な商談が行われていることをご存じでしょうか?

6,663件もの商談

昨年は、この見本市に347団体が出展し、世界各地から1,433人のバイヤーが来場しました。期間中の商談件数は6,663件にものぼり、世界最大規模です。日本には、世界に知られていない良質の映画が、まだまだ数多く埋もれています。これを発掘するとともに、アジアなどの海外の映画も、逆に日本への売り込みが多く寄せられています。

日本の市場は横ばい

日本のコンテンツ産業の市場規模は約12兆円です。これは世界で見ても大きな市場です。国内で需要と供給がバランスすることができる国は、アメリカ、日本、そしてインドくらいだ、とも言われています。しかし、今後は、日本も人口が減少していきます。国内市場だけを当てにできず、新興国などの旺盛な海外需要を獲得することが不可欠です。

コンテンツの海外展開を目指す

国際見本市では、映画やテレビ番組などの映像コンテンツの海外進出を目的として、上映会やビジネスマッチングの機会を提供しています。また、日本のアニメ産業についても、積極的に情報発信も行っています。

クールジャパン戦略

世界的なコンテンツ市場はアジアを中心に拡大しています。日本のコンテンツの売上は海外市場規模全体の2.5%にすぎません。経済産業省として、日本のコンテンツ産業の活性化に向けて「クールジャパン戦略」を推進し、日本のコンテンツが広く世界に羽ばたくことを応援しています。


(東京国際映画祭で挨拶する世耕経済産業大臣)

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最終更新日:2016年10月27日
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